阿蘇のおもひでぽろぽろ

Hey guys!!

 

 

ばちクソに久し振りのブログ更新となってしまいましたが、書きたいネタはたくさんたまっておりまして、新年早々怒涛の更新ラッシュをぶっ込みたどーも僕です。

 

まずは2019年5月に参加した「ASO ROUND TRAIL」のこと。

 

ASO ROUND TRAILは熊本で開催されるトレイルランニングレースで、今回僕は120kmのカテゴリーに参加しました。

このレースは下の写真のような絶景を走れる大会として有名で、噴煙をモクモクあげている阿蘇山を囲む外輪山を走るウルトラトレイル。

東京に住む友人と3人で参加したのですが、普段一人でレースに参加することがほとんどの僕にとっては、男3人の阿蘇旅はかなり新鮮でダイヤモンドユカイなTrail Tripとなりました。

 

見てくださいこの絶景。人がゴミのようですね。 

 

レース自体も楽しめたのですが、何より阿蘇という土地がめちゃくちゃ良いところで、何年か後にまた必ず再訪すると思い阿蘇

おっと、あまりの良さに語尾が阿蘇になっちゃいました蘇。

 

レース前にくまモンダンス。MCをしていた熊本のお天気お姉さん(栗めぐさん、写真左)もロング完走!

 

さてレースですが、実は大会の10日前にギックリ腰で入社したての会社を3日休むという非常事態に。

それまで調子が上向きだったこともあり、これは精神的にも東京ドーム6個分のダメージでした。

レース本番では調整不足が見事に表れ、後半はエイドの度に長時間ストップせざるをえないようなひどいコンディショナー、いや違う、コンディションでしたが、なんとか29時間かけてゴールテープを切ることができました。

途中、走っている最中にソフトフラスクの飲み口の部分に牛のウン◯が付いているという奇跡的なハプニン◯がありましたが、なんとかギ◯ギリでウン◯は飲まずに済みま◯◯。

 

エイドでザックを下ろしてフラスクに補給しようとしたらこれ。

 

コースとしては前半は美しい牧草地を楽しみながら、意外と走れるところが多く、ここで足を使いすぎると後半でTHE ENDします。

後半は夜になり、景色の見えない山と森の中を、急なアップダウンを繰り返しながら進むので、肉体的・精神的にもかなりきついです。

ウルトラトレイルが初めての人にとってはこのコースは厳しいものになるでしょう。

 

走ってないのにTHE ENDしてるアクタさん。

 

あ、ちなみにこのレース、景色は良いのですが色々ツッコミどころがあります。

例えばコースマーキング。

山の中でコースマーキングが少ない大会は他にもありますし、日本の大会は少々過保護なぐらいマーキングがしっかり付いているな〜と思う部分もありますが、この大会は山力を試すとかそんなレベルではなく、普通にロードの分岐でマーキングがなかったりします。

なのでロストする選手や、後続の選手を待って道を確認する選手もちらほら。

聞けば以前からこの大会はそのスタイルらしいのですが、これは今後も改善されないのか気になるところです。

 

さらにエイド。

これもOSJシリーズに比べればマシな方ではあるんですが、やはり他のウルトラトレイルレースと比較してしまうと、エイドの飲食物に気合が足りないことは参加された方ならわかるでしょう。

 

あとは大会に付随したイベント。

他のビッグレースでは前夜祭もしくは後夜祭があったり、前日にちょっとしたパーティーやマルシェがあったりするのですが、阿蘇では前日受付時にちょっとしたスポンサーの出店と、スタート前のくまモンダンスが見れたぐらいで、他のランナーとの交流だったり地域のおもてなし的なものは⁂$‰▱⌘でした。

被災地の復興という意味合いも含んだ大会だからこそ、もっとサポートや応援で来ている人たちにも楽しんでもらえるような工夫をしたらいいのになぁと思★♂ゞ§℃。

 

改善の余地はありますが、トータルではとても良い大会だったのでまた何年後かに生きていれば参加したいと思います。

 

さて冒頭でも書いた通り、この時は友人3人との観光旅行も兼ねていたので、レース前後は未だ復興中の阿蘇に金をばらまいて来ました。をレンタカーで徘徊して来ました。

 

友人の応援に来ていたご両親にご馳走になった赤牛丼、と写ってないけど焼肉。

 

肉とアイス。 

 

肉と温泉とアイスというレースの後のゴールデントリオも堪能し、「また帰ってくるよ。」と漫画のようなセリフを言ったり言わなかったりして阿蘇の旅を締めくくりました。

 

 

あ、最後にどうでもいいことを一つ。

レンタカーで初日の晩御飯をどこで食べようかとウロウロしていた時の出来事。

 

横断歩道を渡りたそうな女子中学生2人組がいたので、当然ストップ。

ペコっと頭を下げて道路を渡る中学生。

そして僕らの車が発進しようとした時、道路を渡り終えた中学生が振り返って再び僕らに深々と一礼。

なんかその姿に感動してしまってその感動を友人2人に伝えると「そう?」と淡白な返事が返ってきて「えっ」となった僕。

それでも「結婚するなら九州の子だな」とその時だけ心に決めました。

でもなんか、世界中のみんながそんなちょっとのことを当たり前に出来るようになったら世界は平和になるのになと思うのは僕だけですかね?

 

さて次回は初体験の連続となった分水嶺トレイルの話。

それではまた!

See you soon!!