COTEN RADIOから学んだこと

Hey guys!!

 

いつもこのブログではどうでもいい前置きから始まって本題に入りますが今回は早く本題のことを書きたくてうずうずしてるので前置きもそこそこにコテンラジオあるある早く言いたどーも僕でっす。でっすてなんやねん。

 

最近いろんなところで布教活動をしてますが、「コテンラジオ」がべらぼうに面白く、べちゃくそに勉強になります。

コテンラジオとは?→ググってください。嘘です。これです。

cotenradio.fm

簡単にいうと歴史を面白く学べるラジオです。

YouTubeでも見れますし、PodcastSpotify、Voicy、などなど、ありとあらゆるメディアで聴くことができるので、つべこべ言わずにまずは上のリンクをクリックしやがってください。

ぶっちゃけ歴史をわかりやすく学ぶYouTubeチャンネルとかPodcastは今までもいっぱいありました。がしかーし、コテンラジオは超別格。超ベッカム

なにせコテンラジオでメインで喋っている深井さんという方は、「歴史をデータベース化する会社」を立ち上げた歴史マニア、歴史フリーク、歴史バカです。ちゃんと褒めてます。

 

最近の僕が音声コンテンツにどハマりしていることはすでにご存知のことと思いますが、その理由は「可処分時間を奪わない」から。要は新たに時間を割く必要がなく、今までやっていた、家事やランニングや移動の時間に「ながら」で聴くことができるのが音声コンテンツの魅力。コテンラジオはそことの相性もバッチリです。

ちなみに深井さんはnoteでも自分の考えをまとめてくれていて、これもどちゃくそに面白いです。

note.com

 

ところで皆さんは歴史が好きですか?

僕はどちらかというと嫌いでした。

終わったことに興味なんてなかったし、過去の自慢話する人とか今でも嫌いです。

が、コテンラジオで歴史を学んだことで初めて気づいたことがたくさんあります。

ブログ1本では書ききれませんが、今回はその中でも特に深い学びとなったことを抽出して書きます。

 

①歴史を学ぶことで、ある時代やある国の最初から最後までの流れが分かる

僕らが生きている今この世界がどうなっていくかは誰にもわかりません。

日々いろんな専門家やら学者さんやらが色々な予測をしてますが、実際それが100%的中することはありません。それは過去の歴史を見てもそうでした。

ですが歴史というのは当然過去の出来事。

資料が残っている限りですが、それを読み解くことで過去にどういうことが起こって人はどういう行動を起こして、それが成功したのか失敗したのか、またその原因はなんだったのか、それらが全てわかります。

そしてそういった歴史の流れを知ることで、現代社会はどういう背景から今の形になっていて、だから人々はこういう行動をとって、これからこういう課題を抱えることになる、というところまでわかります。というかそれを深井さんがコテンラジオの中で解説してくれています。

 

②僕たちが1000年前の人間より優れているわけではない

なんとなく僕たちは、時間の経過とともに生物として進化して文明が発達して技術革新を経て、過去の人たちよりもアップデートしているように思っている節がありますが、じゃあタイムマシンで過去に行って当時の状況の中で当時の人より”適切な”判断ができるかといえば、決してそんなことはないと思います。

深井さんもラジオの中で何度も言っていますが、その時代その時代でとんでもなく頭の良い人たち(孔子とかビスマルクとかエリザベス1世とか)が、ものすごく頭を使って行動して生まれた結果が、そのあと500年とか1000年とか経ってあれがよかったかどうかなんて誰にも判断できないわけです。

例えば文字や活版印刷がまだなかった遥か昔の時代に、生涯半径数百km程度の行動範囲で数百人にしか会っていないような人が口で伝えたことが、いまだに僕たちの教訓になっていたりするわけですが、じゃあスティーブ・ジョブズ孫正義の言ったことが500年先も語り継がれているかというと多分そんなことはないと思います。

そう考えると僕たちが過去の人より賢いなんて思うことは傲りでしかなくて、ちゃんと歴史から学んで今の時代に転用しながら次の世代に繋げていくことぐらいしかできないわけです。

 

③社会がどうなるかは誰にもわからないし、人の一生ごときで結果が出るものではない

②と似たような話になりますが、現代ではいわゆる優秀な人たちが社会を変えようと高いビジョンを掲げたり、あるいはSNSなどで誰もが世の中に文句をぶつけたりしているわけですが、今のこの社会が良いのか悪いのか、それは本質的には僕たちが生きている間に判断できるものではないと思います。

そして僕たちの行動によってもし社会が大きく変わることがあったとして、それが良かったのか悪かったのかすぐにはわかりません。というかいつまでもそんな答えは出ないのかもしれません。

実際イエス・キリスト孔子も、生きている間に何か大きな偉業を成し遂げたかというとそうでもない(こんなこと書くと怒る人がたくさんいそうですが)、でも彼らが及ぼした影響がどれぐらい大きいかというのは説明するまでもありません。

つまり、別にニートだろうがホームレスだろうが、会社の社長だろうが政治家だろうが、誰もそれを良し悪しで判断することなんてできなくて、社会に対して誰がどんな影響を及ぼすかどうかは、僕たちが生きている間にはわからないんだと思います。

だとしたら、政治や社会に対して意見や文句を言うことに時間を割くよりも、ひたすら今自分がやりたいことをやったり、夢中になれる何かを探したり、自分の周りの人と楽しい時間を共有したりすることに時間を割く方が、圧倒的に人生楽になるし幸せだろうなぁと言うのが今の僕の考えです。

 

今までの価値観が変わるほどの衝撃

だいぶ色々と書きましたが、最後にまとめとして。

これは僕だけかもしれませんが、今までは「社会がよくなることで自分の幸福度も増し、自分の幸福度が高くなるような社会が全体としても良い社会」という漠然とした考えがありました。

しかし歴史や歴史上の人物について学んでいくうちに、それは間違いかもしれないということに気づきます。

つまり、「一人ひとりが幸せ」=「良い社会」とは限らないということです。

例えば、20世紀初頭のアメリカでは「女性が参政権を持つこと」は、政治という”乱暴な雑事”に女性を巻き込んでしまうから女性を守るために参政権を持たせてはいけないというのが”正しい考え”だったし、女性側も、”女性たるもの男性を称えるのが自分たちの使命”という考えから、多くの女性が自分たちが参政権を持つことに反対していたという事実があります。びっくりでしょ?でもこれが歴史です。

女性が参政権を持たない社会を今の尺度で見てしまうと”悪い社会”だということになってしまいますが、どっこい当時のアメリカ人女性は、女性が参政権を持たないことが女としての幸せだと思っていたということです。

すでに書いたように社会が良いか悪いかの判断はその時にはできません。

それならば、あるのかどうかもわからない”周りの目”を気にしたり、理想の自分と現実とのギャップに落ち込んだりするよりも、ただただ自分がやりたいことをやる方が、もっとみんな生きやすいのになぁと思う今日この頃です。

 

 

ちなみに僕は最近コテンラジオの月額サポーターになりました。

こんなに価値あるコンテンツを無料で提供してくれているコテンラジオを応援したいし、これからも面白いラジオを作って欲しいので。

よかったら皆さんも聴いてみて、面白いと思ったら月額サポーターになってね!

 

それではまた!

See you soon!!