理由なんてなんでもいい
Hey guys!!
最近とうとうAudibleに手を出しまして、「三体」という中国の長編SF小説を聴いてるんですが、全三巻でしかもⅡとⅢは上下巻に分かれてるんですね。とにかく長いしスケールははちゃめちゃに壮大だし長いし登場人物の名前は覚えられないし長いしAudibleじゃなく読書だったら絶対挫折してただろうなってぐらい長どーも僕です。
長いけどすっごい面白いよ!
さて今日は宮城県の女川(おながわ)町というところに行ってきましたというだけの短いお話。
女川といえば皆さんご存知のマスコットキャラ、シーパルちゃんと、中村雅俊の出身地としても有名なわけですが、今回の目的は前回のブログでも書いた、【BOOK CAFE ONAGAWA】誕生 – シーパルピア女川 に行くという一点のみ。
あとは野となれ山となれってね。
まぁひたすら女川のうまいもん食べて本読んで寝てうまいもん食べての繰り返しで野にも山にもならなかったんですけどね。
てかむしろ吹雪だったんですけどね。
シーパルピア女川
なんでわざわざ車で7時間半かけてまでBOOK CAFEに行きたかったかということを言語化しようと思えば色々あるんです。
例えば現地に行かないと聴けない音声コンテンツがあったりとか、BOOK CAFE開設にあたって有識者の方々が選書した本を手に取ることができたりとか。
あとは僕も近い将来BOOK CAFEを山梨で実現したいと思っているのでそのための勉強とかね。
一旦話は逸れます。
僕は2011年の秋に一度、気仙沼や南三陸、あとは陸前高田の辺りに行きました。
あの時見た光景を一生忘れることはないでしょうし、自分の無力さに胸が締め付けられる思いでした。写真なんて1枚も撮る気になりませんでした。
東日本大震災についてここで多くは語りませんが、当時学んだことは、ただただ観光で東北に行って、現地の美味しいものを食べて、東北の魅力を知ってそれを他の人にも伝える。
何も特別なことができなくてもそれぐらいはできるし、それだけでも復興支援になる。現地の人も喜んでくれる。
だから、東北に行く理由なんてなんだっていいんだよ。
「行くぜ、東北。」(by JR東日本)
「行こうぜ、女川。」(by 林)
ちなみにSNSでは庶民の皆さんに視覚だけでも楽しんでもらおうと飯テロ画像を連投してましたが、ちゃんとBOOK CAFEの素敵空間に没してきたのでその写真もふわっと載せときますね。薄目で見てください。
BOOK CAFEへの行き方やコンセプトなどは"やぐちゃん"ことやぐちようだいさんのnoteに丁寧に記されているので、BOOK CAFEに行かれる方やより詳しく現地の情報を知りたい方はこちらをご覧ください。
女川でも美味しいお店にたくさん行きましたが、車で移動する人にはぜひお勧めしたい穴場食堂がこちらの「斎太郎食堂」
石巻魚市場の近くにある綺麗な建物の中にあるので観光客の人はまず気づかない。
中の雰囲気も小綺麗な社員食堂みたいな感じ。
朝から昼2時までやってて、すごい種類のメニュー。ボリュームもあって安い。なんなら毎日ここでもいい。
(Googleマップでは「7時〜」になってたけど写真見る限り8時からなのかな?)
あと、当時は撮れなかったけど、今は遺構として残されているものも少し。
震災以前、ここは住宅地だった。全てが流され、跡地にこの復興祈念公園が整備された。右手に見える円形の建物は「みやぎ東日本大震災津波伝承館」
復興祈念公園の内陸側にある門脇小学校
津波とそれに伴う火災で被災したが、当時在校していた生徒たちは全員無事だった
今回2泊3日の滞在で、宿は石巻のゲストハウスに泊まったのですが、チェックインの際に「もし地震が起きた場合、津波から逃げる経路と避難場所」を丁寧に説明されました。
世界トップクラスに治安の良い我が国は、世界トップクラスに自然災害の多い国です。
世界で起きている地震のなんと1割は日本で起きているらしいです。ガッデム。
今、あなたの住んでいる地域で震度7の地震が起きたらどうしますか?
地震がおさまってから何分で家を出れますか?
逃げる場所はわかってますか?
探し物はなんですか?
見つけにくい物ですか?
夢の中へ行ってる場合でも踊ってる場合でもないよ!
最後まで読んでくれてありがとうございます。
お互い元気に必ずお会いしましょう。
その時は海鮮丼奢ってあげます。多分。
それではまた!
See you soon!!