セブの山でまさかのロスト。久々に焦った件。
先日、夢の中で笑っていたらしく、朝目を覚ました瞬間も笑っていたのでパッと横を見るとルームメイトの若い男の子に白い目で見られていました。どーも僕です。
本当は今週末、1泊2日でプチトリップをする予定だったんですが、さすがに体調崩してから1週間も経ってないので、予定を変更して今日は山へ。
ちなみに予約していた宿には、英語のメールで事情を説明したらキャンセル料免除してくれました。英語って大事ですね。
さて、タイトル通り山でロストしたお話。
実は前々からGPSマップで目星をつけていたトレイルらしき場所があり、距離も全長17kmと手頃だったので行ってみることに。
(結果的に距離は28km以上になりました笑)
山と行ってもセブは山の中にも普通に人が生活しているため、日本のような綺麗なシングルトラックはほとんどお目にかかれず。
このように結構な山の中でもコンクリが敷かれてたりする。
文化の違いですね。
日本のように「山を楽しむ」という文化は、ワイルドに聞こえますがやはり裕福な国の発想です。
途中川で汗を流す。絶対に飲んではいけない。
野生のパイナップルを発見したり。
こまめにオフラインGPSマップをチェックしながら行ったはずが、どうにも正しいルートが見つからない。来た道を戻るにしてももう10km以上来てしまっている。仕方ないので遠回りだが別のルートへ。今思えばこれが間違いだった・・・。
だんだんと険しくなるトレイル。
この道で合ってんのか?と半信半疑になりつつも、GPSは正しい位置を示している。
左やや下に写っているのは野生のあいつです。ドドリア。じゃなかった、ドリアン。
半端ねぇ急斜面を手を使いながらよじ登っていくも、途中から完全に道がなくなる。
え、これどうすんの・・・。戻るにもすげー斜面だし。てか遠いし。
とりあえず強引に藪漕ぎしながらGPSを頼りに進む。
途中ほぼ廃道のトレイルを発見。
しばらく行くとプチ牧場?みたいなとこを通る。
牛がいるが人はいない。
写真だと気持ち良さそうに見えるけど、実際はめちゃくちゃ暑いし牛の糞だらけ。
しかもノースリーブに短パンで藪漕ぎしたので腕脚がチクチクヒリヒリ・・・。
のどかな景色。が、この時すでにロストしていた。
ふとGPSを見ると、だいぶルートから外れている。。
「え、マジかよ。これ戻んの?」
しばらく戻るとGPSに載っているルートを発見。
が、ここもしばらくすると藪漕ぎ。しかも急斜面の下り。マジかよ。
途中トゲのある草にやられ、血が出たりHOUDINIのトレイルショーツに穴が開いたり(これが一番ショック)してテンションガタ落ち。
しばらく行くとようやく林道が出てきてなんとか帰りの目処がつく。
よかった・・・。
でもところどころ犬が吠えながら追っかけて来て怖かった。
こっちの犬はほぼ狂犬病持ちなんでね。
あ、ちなみに狂犬病は死亡率100%らしいので、もし海外で犬に噛まれたらすぐに病院に行きましょう。
集落に入ると子供が川へダイブ大会。
決して綺麗じゃなく、しかも結構浅い川に飛び込んでる。
相当暑かったので、僕も混ざろうかと本気で悩んだが、こないだの入院の件もあり止めておいた。
2人がビビってなかなか飛べないでいると、どこからともなく女の子が来て、
「あんたたち度胸ないわね!こうやって飛ぶのよ!」(多分そう言っている)
的な感じでダイブしてて微笑ましかった。
あと写真には写ってないけど、しばらく僕が横で見てると、
「次俺行くから、しっかり見といてよ!」的な感じで僕に合図してから飛び出す。
その後もみんな僕の方をちらちら見ながら、「次、俺行くから!」的な感じで次々に飛び込んでいく。
こっちの子供は人懐っこくてみんな可愛い。
僕は結構辺鄙な集落とかもガンガン入っていくので、裸の子供たちも珍しそうにこっちを見てたり、時には何か話しかけてくる時もある。
もちろん英語じゃないので全く理解できないけど、向こうが笑顔なのでこっちも笑顔で手を振ったりするだけでなんか楽しい。
セブもいよいよあと2週間。
セブでの週末はあと1回だけ。
来週は最後に何をしよう。やっぱり山かな。
メキシコでの移動やルートのこともそろそろ決めないと。
このブログが、読んでくれている人の目にどう写っているのかわからないけど、
とりあえず僕が言いたいことは「僕は元気です」ってことです。
それではまた!
See you soon!!