旅ブログ~グアテマラ編②~
Hey guys!!
仕事辞めて海外を旅するって言うとなんかすごいことのように思うかもしれませんが、実際にやってみると意外と大したことねーなって思います。旅人はけっこうぐーたらな人が多くて、宿でYouTube見てたり、日本人同士でずっと喋ってたりするので、海外に出たいけど少し恐いと思ってる人は全然心配無どーも僕です。
さてさて、そんな僕もいよいよグアテマラを出て、南米コロンビアへと飛ぶわけですが、サンペドロではだいぶぐーたらしました。
グアテマラは場所によってはとても危険な国で、僕の滞在中にも隣の村でツアーバスの集団強盗が起こりましたが、サンペドロは基本とても平和な村で、宿の居心地の良さも手伝って、若干旅を再開するのが面倒になりました。
サンペドロに住む日本人夫婦と僕の家庭教師レオによる生ライヴ。
ビールでも飲みながらずーっと聞いていたい心地好いリズム。
湖を船で渡ったところにある観光地、パナハッチェルの屋台で食べたセビーチェ。
黒いトルティーヤ。伸ばす前の塊は泥にしか見えない。
たった1ヶ月滞在しただけで、グアテマラの文化や生活事情を語るのはどうかと思いますが、中途半端なりにグアテマラという国を紹介します。
僕が3週間いたサンペドロは、観光地としてそこそこ有名ですが、それでも現地の人の収入は1日1,000円以下。
もちろん所得が低い=不幸ではないですが、もともとお金がないところにお金を持った観光客が来ると、当然犯罪や悪い人も出てきます。
以前にも書いた通り、グアテマラは場所によって山賊が出るので、万が一強盗に会ったら、抵抗せずにお金を渡さないと殺されます。
あとメキシコでもそうですが、基本的に警察はお金で何とでもなる国なので信用できません。
時々、「○○の国は危ないと言われてるけど、実際は別に危なくなかったよ!」と自慢気に話す人がいますが、僕はいつも「無責任だなぁ」と思っています。それはただ単に運が良かっただけで、殺人事件までは行かずとも、強盗に会ってお金や荷物を盗られた話は沢山聞きます。
あと、これもよく聞くのが、「俺は○○をどこそこでこれだけ安く買った」という値切り自慢。
1日働いて1,000円も稼げない人達から、たかだか数十円とか数百円を値切って物を買って何が嬉しいのか僕には理解できません。
ただそれは売る側にも問題があるらしく、目先のお金が欲しいから値切られても売れないよりはマシ、と考えて、時には原価を割っていても売ってしまうらしいです。
また、観光客は値切る人が多いので、売る側もそれを想定して実際よりかなり高い値段を設定、観光客もそれを分かっていて値切る、という悪循環も生まれています。
サンペドロの近くにあるインディアンノーズという山。強引さが滲み出てる。
インディアンノーズからの景色。
例えば上の写真のインディアンノーズの山頂では、「入場料」と称して金を徴収するオヤジがいるのですが、当然その入場料というのは国が決めたわけでも、何かの管理費に使われるわけでもなく、ただそのオヤジの生活費に消えます。
なので最初に言われた値段は、適当な理由をつけてごねると下がったりします。
本当にその山のために必要なお金だったら下げんなよと思うのですが、値下げするということは本当に必要な金額ではないということです。
なんとなくグアテマラの悪いところだけ紹介してしまいましたが、もちろん良いところもたくさんあります(それだけに悪い人のせいで治安が悪くなっているのが非常にもったいないのだけれど。)
真面目なグアテマラ人も中にはいるし、普通に生活している人達は優しい人が多いです。
綺麗に手入れされたコーヒー農園。
標高2,000mに拡がるとうもろこし畑。
お世話になった宿で、3週間生活を共にした仲間と。
上の写真の小さな可愛い女の子は、宿の女中さんのセシー。
とっても真面目によく働いて、宿泊客にも気軽に話しかけてくれ、時にはスペイン語ミニレッスンになったりします。
ちなみに右の女性は僕と同期でスペイン語学校に通っていたしのぶ姉さん。
前日酒を飲み過ぎて目が腫れていますがボクサーではありません。
左の格好いい男性は、僕が大変お世話になったこの宿のオーナーのヒデキさん。
ヒデキさんは元々バイクで世界を旅していましたが、色々あって今はサンペドロで宿をやっています。
しかも初対面の先代のオーナーから、「宿やりませんか?」と聞かれ、15秒だけ考えてOKしたという超かっこいい人です。
少し話が逸れましたが、なんと言ってもグアテマラの良い所は、豊富な(でも残念ながら生かしきれてない!)観光資源!
次回以降のブログでも紹介しますが、たくさんの登れる火山や、手つかずの自然、伝統文化を守る民族衣装の村、色鮮やかな手作りの民芸品が安く買えるマーケット、古代遺跡、お洒落な街…。
僕はスペイン語を勉強していたこともあり、グアテマラ滞在期間1ヶ月ちょっとでしたが、できることならあと3ヶ月は観光したいと思うとても魅力的な国でした。
キューバと並び、いずれ必ず再訪したいです。
サンペドロから船とバスを乗り継いで行ったソロラの街。都会。
色鮮やかな花よりも色鮮やかな民族衣装を着たおっちゃん。
メルカドで売ってた黒いカボチャ。とても甘いらしい。
独立記念日の前日で、聖火ランナーみたいなのがいっぱい走ってた。
子供も走る。
チキンバスの中からギリ撮った滝。
サンペドロのクリスティアーノ・ロナウド。一緒にサッカーして遊んだ。
さて次回は、居心地の良すぎるサンペドロを出て、バスを乗り継ぎ山奥のド田舎村へ行った話。
それではまた!
See you soon!!
旅ブログ~グアテマラ編①~
Hey guys!!
久しぶりにまた移動の連続が始まって、前回のブログ更新から1週間以上も経ってしまいました。現在は4ヶ国目のグアテマラで一番オシャンティな街、アンティグアにて、ぐずついた天気と同様堕落した生活を送っどーも僕です。
どれくらい堕落しているかと言うと、
ベンチで寛ぐドナルドぐらい堕落してます。
ちなみにアンティグアのマックは世界一豪華なマックとして有名です。
てかもうグアテマラに入って1ヶ月も経つのにやっとグアテマラ編スタートって、全然リアルタイムじゃないですね。
さて、メキシコのサンクリストバルデラックス、じゃなくてサンクリストバルデラサカスから、シャトルバス(と言っても10人乗りぐらいのミニバス)でグアテマラの国境へ。
そこから車を乗り換え、パナハッチェルという街へ向かいました。
さらにそこからランチャというボートに乗ってアティトラン湖を渡り、スペイン語を勉強するサンペドロ・ラ・ラグーナ(以下サンペドロ)へ。
と、簡単に書いてますが、トータルで12時間以上の移動で、最後のボートなんて真っ暗の湖を渡ったのでなかなか面白かったです。
グアテマラに入った途端に山岳地帯でテンション上がる。
荷物はもちろん屋根へ。
サンペドロは「世界一美しい湖」と勝手に謳っているアティトラン湖の畔にある、小さな小さな村です。
なぜそんな小さな村にスペイン語学校がいくつもあるのかは知りませんが、グアテマラで安くスペイン語を学びたい旅行者の一部は、平和でのどかなサンペドロを滞在の地に選びます。
村一番の繁華街。写真には写っていないけど、民族衣装姿のおばちゃん達が、頭に荷物を乗せて器用にバランスを取りながら歩いている。
かくいう僕も例に漏れず、これから南米に行くのにまったくスペイン語が話せないのはやばい!ということで急遽スペイン語を勉強することに。
「言葉の壁なんか関係ない」という意見の人もいるし、それはそれで分かる部分ももちろんあるのだけれど、言葉が通じ合った方が絶対に旅は楽しいものになる。人間だもの。
それに僕の場合、普通のバックパッカーが行かないような山中心の旅をするもんで、現地で色々情報を仕入れないといけないんですよねー。
次に行くコロンビアの山の情報とかどっこにも載ってないし。
ちなみにもちろん日本語を話す先生などいないので、授業は英語。
英語が通じなくて困ってたけど、やっぱ英語は大切ですね。
湖ギリギリにある学校、と、屋外教室。
毎朝9時から12時までの3時間はここでお勉強。
とはいえ、あまり長々と勉強していても、滞在費も授業料も嵩む上、南米での山のシーズンを逃してしまうので、午前は学校+夕方は家庭教師のダブル授業で、短期集中で勉強することに。
未だに会話らしい会話はできませんが、まぁ後は旅の中でも勉強を続けて、徐々に慣れていくしかないでしょう。
ところでグアテマラでは、コーヒーはもちろん織物も各地で盛んに作られており、作る過程や農園などを見学することができます。
というわけでサンペドロの隣にあるサンフアン村で、実際に見学してきました。
綿に様々な植物から煮出したエキス?で色を付ける。
手織り。
田舎ほど民族衣装率は高い。サンペドロでは多分85%ぐらいの女性が民族衣装。
コーヒーの木の説明をしてくれるゴンザレス(仮名)
コーヒーの精製行程を説明してくれるゴンザレス(仮名)
またアティトラン湖周辺にはいくつかの火山があり、サンペドロの村のすぐ裏手にも標高約3,000mのサンペドロ火山があります。
村のすぐ裏に火山、というか火山の麓に村。
そんなに近くに3,000mの山があって僕が行かないはずもなく、サンペドロに着いた2日後の早朝にソッコーで登ってきました。
まだ暗いうちからヘッドライト装着状態で登山開始。野犬に追いかけられ思いっきり転んだ。
途中とうもろこし畑やコーヒー畑を通る。
寝坊したため、山頂から日の出は見られず。でもこれはこれで綺麗だった。
日の出は逃したけど山頂は独り占め。下っているときに、登ってくる登山客10人ぐらいとすれ違った。
登山以外にも湖でのアクティビティと言えばやはりカヌー。
基本は山派の僕も、カヤックは大好きなのでやはりやらずにはいられず。
まぁ色々とグアテマラクオリティですけどね。
割りと頻繁に、ランチャが猛スピードて近くを通過するので引き波に襲われる。
僕はその波に乗ってサーフカヤックを楽しんだけど。
近くの浜に上陸すると、ちょうど流しのアイスクリーム屋が通りかかったので、グアテマラで初アイスに挑戦。
味は…、うーん、不味くはないけど、って感じでした。
キューバのアイスが安くて美味しかっただけに、ここでのアイスは僕の舌を満足させることができませんでした。何様だよ。
あ、でもサンペドロで完璧にどハマりしたスイーツがあります。
エクレア。といっても細長いドーナツに練乳っぽいクリームを挟んだ感じ。甘さが絶妙。
毎日このエクレアが買えるわけではなかったので、他のエクレアファンには悪いと思いつつ、パン屋さんに入荷するとほぼ買い占めてました。
でもおかげでそのパン屋の姉ちゃんに完全に顔を覚えられました。
写真だっつってんのに手を振り続けてぶれちゃうレスリー。
一度、エクレアが入った袋を地面の置いておいたら、小さい蟻が山ほどたかっていたことがありましたが、少しだけ払って後は気にせず蟻ごと食べました。
僕もこの旅で少しずつタフになってきているようです。
でもよい子のみんなはマネしないように。
さてさて、次回はサンペドロ生活の続きと、少しだけグアテマラの文化、サードワールド事情について。
それではまた!
See you soon!!
旅ブログ~メキシコ編⑤~
Hey guys!!
現在グアテマラは、超絶怒濤のお祭り期間。
街が盛り上がっていると同時に犯罪も増えております。
僕が今滞在しているサンペドロ周辺でも、「山賊」という種類の生き物が生息しているので、走るときには細心の注意をしなくてはいけまどーも僕です。
色鮮やかな花たちが霞むほど色鮮やかな民俗衣装のおっちゃん。
なかなかリアルライフとブログのタイムラグが埋まりませんが、メキシコ編もいよいよ最終回。
間にキューバが挟まってしまいましたが、カンクンでの旅をまとめて一気にどーん。
世界有数のビーチリゾート、カンクン。
その名に違わぬ美しい海、でしたが、それでもやっぱり沖縄の新城島周辺の海の方が綺麗だと思いました。
とりあえず定番の場所でデカい態度。
泳がず。見ーてーるーだーけー。
あ、ちなみにカンクンはかなり都会なので、買えない物はないですが、物価は高いです。
特にホテルエリアと呼ばれる、高級ホテルが立ち並ぶ場所は、僕のような山猿髭坊主には手が届かないようなお店しかないのですが、そういう店で1杯1,500円以上するラーメンとか食べちゃう人はあっち行ってください。
さて、カンクンから船で30分ぐらいの所に、イスラ・ムヘーレスという小さな島があり、日帰りで帰ってこれるということだったので、行ってみることに。
小さな島なので、レンタルゴルフカートがあり、それで島をまわる人が多いのですが、僕は自転車でまわりました。
途中ランチで立ち寄ったキューバ人オーナーが営むメキシコ料理カフェが面白くて、最初料理を待っていると、近くの席に座った真っ黒な肌の片足のないごついおっさんがこちらを見ていて少し恐かったのですが、実はその人はこの店のオーナーで、僕がキューバに行くことを知るとニカッと笑って握手してきました。
店のマスターはインド人で、スペイン語が得意ではなく、英語が多少通じる僕と話せることが嬉しかったらしく、聞いてもいないのに色々話してくれました。
彼はインドから出稼ぎに来たものの、メキシコでは給料が安いので、3ヶ月後にカナダに引っ越すとのこと。
ちなみに奥さんはメキシコ人。
なんともインターナショナルなランチとなりました。
イスラムヘーレスはそんな感じでさらっと見終わり、翌日はグランセノーテへ。
入場料高いし、思ったより狭いし、日本人ツアー客も後からどんどん来て、個人的にはあんまりだったかな。
その後、海のすぐそばにあるトゥルム遺跡へ。
まぁここも悪くはなかったけど、僕的にはわざわざ行くほどの価値はないかなって感じです。
カンクンでは色々あって(説明するとほんとに長いので省略)メキシコ人のお宅へお邪魔させてもらい、晩御飯をごちそうになったりもしました。
あとカンクンに来たら外せないアクティビティの一つが、チチェン・イッツァ遺跡。
正直テオティワカンで少しがっかりしてしまったので、ほとんど期待ゼロで行ったのですが、これがなかなか良かったです。
名前忘れたけどメインのピラミッド。
このピラミッド、四方の階段はそれぞれ91段あり、一番上の段を合わせて365段(一年の日数)になっているそうです。
そして一番驚いたのが、このピラミッド、中が空洞になっていて、中に一回り小さい同じ形のピラミッドが入っているらしい!
これはちょっとびっくりです。
そしてこの遺跡でピラミッドの次にみんな見るところがここ。
これはかつて行われていたスポーツの競技場。
両側の壁の外側に観客席。
真ん中のスペースが選手ゾーン。
そしてこれがゴール。
この小さな穴にボールを入れるらしいのですが、細かいルールは聞いたけど忘れました。
印象に残っているのが、「勝った方のチームのキャプテンが生け贄として神に捧げられる」というルール。
…
…
勝ちたくねーー!!!
勝ったら殺されるってどんなルールだよ!って感じですよね。
当時は生け贄になることが幸せだったんでしょうか?
僕はこの時代のこの地域に生まれなくて良かったです。
選手達が競技を行う様が壁に彫られている。
発見当時、ここはかなりジャングルの中に埋没していたらしいので、最初にこの遺跡を発見した人は本当に驚いたでしょうね。
もしかしたらテンション上がりすぎて発狂しちゃったかもしれません。
ちなみに僕はパタゴニアに行ったらテンション上がりすぎて発狂する自信があります。
チチェン・イッツァの次に向かったのは、割と近くにあるセノーテイキル。
絶景本などの写真ではここが使われていることが多いと思います。
僕が行ったときの写真がこちら。
うーん。
天気が悪かったこともありますが、微妙ですね。
これを見たとき僕の頭の中には、「はっはぁ!見ろ!人がゴミのようだ!!」というムスカ大佐の台詞が思い浮かびました。
カンクンの後、元々はパレンケというところから、グアテマラのフローレスという街に入る予定だったのですが、なんか気が変わって、いきなりサンペドロラグーナという田舎の街でスペイン語を勉強することにしました。
その為、一度訪れたメキシコのサンクリストバル・デ・ラスカサスという最高な街に戻り、そこからバスでグアテマラ入りすることになりました。
まさかまた戻ってくるとは思ってなかったサンクリストバル。
同じ宿の外国人に誘われて行った怪しげなBBQパーティーで、ドイツ人、メキシコ人と、人生についてとか、国際化についてなど、なぜかメチャクチャ深い話をしました。
他にも、宿で会ったニュージーランド人の女性が、少し前まで日本のサントリーで働いていたらしく、僕が学生時代住んでいた川崎市のローカルトークで盛り上がったりしました。
彼女は日本食が恋しいと言っていて、日本人としては少し嬉しかったですね。
さてさて、カンクン編は大分色々ぶっこんでしまいましたが、ようやくメキシコ編が終わり、次回からは4ヶ国目のグアテマラ編!
サードワールド事情、スペイン語の勉強など、興味深い話が書けそうなので、乞うご期待!
それではまた!
See you soon!!
旅ブログ~キューバ編③~
Hey guys!!
1ヶ月前にキューバから日本に送った荷物がいまだ届いていませんが、2ヶ月ぐらいは普通にかかるという情報を聞きつけたので、もう少し待っどーも僕です。
ちなみに今滞在しているグアテマラは、昨年から郵便システムが停止していて、荷物やハガキは一切送れません。
すごいですよね。今21世紀ですよ?
さぁいよいよキューバ編最終回となりました。
今回は内容盛り沢山でいきます。
まずは前回ブログで紹介した、キューバ第2の都市サンティアゴ・デ・クーバから、バラコアという都市へ。
バラコアは位置的には西のハバナからかなり離れた東の果ての方にあるので、あまり観光客は多くないのですが、実はここでやりたいことが2つほどありました。
1つはフンボルト国立公園に行くこと。
もう1つはユンケ山というテーブルマウンテンに行くこと。
フンボルト国立公園は珍しい動植物が数多く生息しているエリアで、ドイツやオーストラリアからそっち系の研究者達も訪れるそうです。
ここはツアーに参加しないと、個人では行けないことになっているので、アジア代表としてヨーロッパ人達に混ざって参加。
こんなのがいます。
ブタのケーツー。
暑い。途中ガッツリ川を渡るところも。
帰りにツアーの車がビーチに寄って、1時間フリータイムと言われたのですが、ご存じの通り僕は海水浴にあまり興味がないので、ビーチの近くをぶらぶらしていました。
すると近くの小屋の裏で豚の丸焼きを作っているオヤジと仲良くなり、ラム酒を飲まされました。
奥でまるごとの豚を焼いてる。
正直思っていたより変わった虫や植物を見ることはできませんでしたが、なかなか良いトレイルを歩けて楽しかったです。
ほんとは走りたかったけど。
翌日はユンケ山へ。
ここはバラコアから走って行けそうだったので、灼熱のカリブロードを激走。
あいつがユンケ山だ!
ベネズエラにあるギアナ高地の100万分の1ぐらいの大きさのテーブルマウンテンを目指します。
途中浅くて広い川を渡るところで、地元の人達が老若男女問わず水浴びしていたので、僕も便乗して泳いだのですが、近くでおばさま方が牛だか豚の腸とか内臓を洗っていました。
カカオ。
巨大ヤスデ。
山頂からの眺め。
三角点的なのもありました。
バラコアでは山にも行けたし2モネダアイスの店やってる兄ちゃんと仲良くなって買う度にハイタッチしてたし、充実した3日間になりました。
そしてバラコアからハバナまでバスで戻るのが遠すぎて、悪名高いクバーナ航空でハバナまで飛ぶことに。
メキシコみたいに適なバスだったら30時間でも乗ってられるんですけどね。
クバーナの小型機。出発時間30分過ぎてても急ぐ素振り無し。
飛行機が離陸したときと、無事に着陸したときに乗客が拍手するのは逆に恐いのでやめて欲しいですね。
キューバ人よ、無事に離着陸して当たり前だから。
ハバナからはバスで西の観光地、ビニャーレスへ。
ちなみにハバナ空港からバスターミナルまでは距離があるのですが、もう慣れたもんで1モネダ(5円ぐらい!)のバスに乗り、問題なくサラリと移動してやりましたよ。
ビニャーレスの谷。
ビニャーレスは、風の谷のナウシカっぽい感じが、全然しないんですけど、なんか風の谷って感じがして良い風景でした。暑かったけど。
有名な壁画。
アップだとこんな感じ。
ちなみにこの壁画の前にゲートがあって、壁画の真下まで行くのには300円ぐらいとられるので、僕は行きませんでした。
別に離れたところからでも全然見えるし。
キューバの家は必ずと言って良いほど、玄関先かテラスにロッキンチェアがあり、よくおばあちゃんとかがロッキンチェアに揺られながらお喋りしているのを目かけました。
僕も、ビニャーレスで泊まったカサでロッキンチェアに揺られていると、
乗ってきました。
ビニャーレスはハバナから近いこともあり、観光客に人気のスポットとなっています。
他の旅人のブログやSNSで、ビニャーレスは他の街にあるような、安いピザ屋とかないですなどと書いてあったが、ちゃんと探せばいくつもあります。
でもほんとに分かりずらいので、ほんとにちゃんと探さなきゃ見つからないです。
これ、ピザ屋です。オープン中。
注文してから焼いてくれるので、カリカリで美味い。
トレイルも忘れずにね。
牛と太陽光パネルと木の枝で作った台。バランスおかしい。
ビニャーレスでは乗馬体験も安くできるのですが、やっぱりここでも走った方が速いのと、遠くまで行けるので、乗馬はやらずに走ってら周りました。
キューバは合計16日間滞在しましたが、もう1週間ぐらい長く滞在しても良かったかなと思うぐらい、盛り沢山な旅になりました。
アメリカとの国交断絶解除によりどんどん変わりつつあるキューバ。
この先どう変わって行くのか、数年後にまた訪れてみたいですね。
ちなみにキューバでは、中国製の電動スクーター利用率が高く、街を歩いていると音もなくバイクが後ろから追い抜いていくので最初少しびっくりします。
クラシックカーと馬と電動スクーターが混在する不思議な国キューバ。
キューバの後は再びメキシコのカンクンに戻って、やり残したチチェンイッツァ遺跡を訪問。
次回はメキシコ編の最終回記事をアップします!
それではまた!
See you soon!!
旅ブログ~キューバ編②~
Hey guys!!
「世界一美しい湖」なんて誰が言ったのか、ただの湖アティトランで、久々にカヤックをしました。カヤックレンタル2時間で25ケツァーレス(375円)
スペイン語学校に通いはじめてから最初のお休みですが、宿題にブログの更新にパタゴニアのキャンプサイトの予約と、やること満載野村萬斎どーも僕です。
野村萬斎を知らない人にはまったく通じないオヤジギャグもきまったところで、キューバ編パート2です。
アティトラン湖には「亀」がいます。
マルさんのおかげで充実したハバナライフを送った後は、トリニダーという街へ。
街全体が世界遺産になっているらしいですが、なんか世界遺産とかもう行きすぎてどうでもよくなってきました。
トリニダーではこれといって目的もなく、宿で仲良くなった他のゲストや宿主のレオと釣りに行ったり、普通はホーストレッキングで行くコースに一人で走りに行ったりしてました。
キューバのお金のデザインにもなっているトリニダーの街。
トリニダーでは30秒に1回は馬車とすれ違う。
みんなでタクシーに乗り込んで…
釣り。といっても竿はなく、糸を手で手繰り寄せる方式。貝もゲット。
めちゃくちゃ綺麗なので潜って銛で突いた方が早いんじゃないかと思う。
釣りの後はみんなで泳いだのですが、そういえばこの旅始まって海で泳いだのは初めて。
次に海に入るのはガラパゴスかな?
別の日。山に行く途中牧場らしき所を突っ切る。のどかだけど、暑い。
途中、ホーストレッキングの連中を100人ぐらい抜く。
やっぱり僕は海よりこれ!
トリニダー、良い街だったな。
至るところで馬の糞の臭いがすることを除けば。
そして、トリニダーの次に訪れたのは、サンティアゴ・デ・クーバという、かつてキューバの首都だった都市。
が、バスの到着が遅れて、サンティアゴに着いたのが夜の10時過ぎ(ちなみにトリニダーを出たのは朝の8時)
この時点で特に泊まるカサを決めていなかったので、泊まる場所を探して閑散とした夜の街を30分ほど徘徊しました。
キューバの中では2番目に大きな都市、と言っても夜はこんな感じ。
夜遅くに飛び込みで泊めさせてもらったのに、次の日の朝食をしっかり用意してくれるのはキューバのカサのすごいところ。
まぁそんなに安くはないんですけどね。
フルーツ盛りだくさん!
サンティアゴでは、入れ物を持っていけば6モネダ(25円ぐらい)でビールを355ml入れてくれるローカルの店があって、20モネダ(80円ぐらい)のチキングリルと、10モネダのピザとビールを買って、この旅で最安ぐらいの食事にありつけました。
10モネダ(40円)ピザ。シンプルだけどちゃんとオーダーしてから焼いてくれるのでかなり美味い。
また、サンティアゴの街の近くには、コブレという小さな小さな村があり、そこの教会がちょっとした観光スポットになっています。
文豪ヘミングウェイの小説「老人と海」の中で、「この魚が釣れたらコブレの聖母寺に捧げる」とかなんとか書いてあるらしく、ヘミングウェイの授賞したノーベル賞のメダルがこの教会に保管されているとのこと。
というわけで、サンティアゴの街からタクシーに乗って行ったのですが…
まさかの短パン禁止で中に入れなかったー!
しかもタクシーはもう行ってしまって、他のタクシーも見つからず。
ヒッチハイクも捕まらず、結局滞在10分で来た道を走って帰りました。
灼熱のカリブで炎天下15kmはきついっす。
ほんとはこの後、またタクシーに乗って海の方にある要塞に行く予定でしたが、もう要塞とかどうでもよくなって帰ってビール飲んで寝ました。
旅をしていると「みんなはお薦めしてるけど俺は興味ないな」とか、「他の人は興味ないみたいだけど、ここに来てここ見ないの!?」とか、自分の価値観を改めて発見できる機会が多いので面白いですね。
さーて、次回のサザエさんは~?
ではなく、次回のブログではキューバ編最終回をお届けします。
それではまた!
See you soon!!
旅ブログ~キューバ編①~
Hey guys!!
約2週間ぶりに3ヶ国目のキューバからメキシコに戻って参りました。
キューバではよく食べ、よく走り、よく「子」を見ました。子馬、子牛、子豚、子山羊、子犬、子猫、子鶏…。…子鶏?
他の動物の子供は動物名の前に子がつくのに、鶏の子供はなぜ「ひよこ」なんどーも僕です。
3匹の子牛にガンとばされ中。
どうでもいい情報ですが、キューバの首都ハバナから、日本に段ボール1箱分(約7kg)の荷物を約770円で送りました。
キューバの国際郵便の安さは世界一じゃないでしょーか?
ちなみにメキシコから同じ荷物を送ったら多分10倍以上の料金とられます。
あとはちゃんと届くことを祈るのみ。
さてさて!久しぶりに50年前から現代にバックトゥザフューチャーした気分です。
キューバと言えばクラシックカーが街中を走る風景が有名ですが、建物はクラシックを通り越してほぼ廃墟。
日本人的な考え方をすると、大地震がきたらほぼ壊滅するんじゃないかと心配になるほどです。
ハバナ旧市街。
そんなキューバでは、まず最初に首都のハバナに訪れたのですが、泊まったカサ(キューバはカサと呼ばれる民泊が一般的)で知り合ったマルさんというお兄さんが凄まじく面白い人で、独特なキャラと、キューバのことにめちゃくちゃ詳しいマルさんに、僕は3日間お世話になりっぱなしでした。
キューバでは買い物のシステムも他の国とはだいぶ違っている上に、売っている物もかなり限られているので、何の情報も無しに行ってしまうとけっこう大変な旅になります。
僕は運良くハバナでマルさんに出会えたことと、次のトリニダーでも日本人の旅行者と情報交換できたので、楽しいキューバ旅となりました。
ハバナ滞在中ほとんど行動を共にしていたマルさん(真ん中)とTさん(左)
ゲバラは国中の至るところで壁画やお土産用のTシャツとして登場します。
ちなみに今「T」と入力したら予測変換で「T.M.Revolution」が出てきた僕のケータイです。
ゲバラとSUZUKIの「SAMURAI」のコラボレーション
ヘミングウェイが通ったバーなんかもあり、そういうところは外国人観光客の集まるスポットになっています。
そしてキューバを旅する際に一番気を付けなくてはならないのが、キューバは二重通貨制であるということ。
観光客が主に使うCUCと、地元民が主に使うCUP(通称「モネダ」)の二種類の通貨が存在しており、店も多くは観光客用と地元用で区別されています。
当然観光客用は高く、地元民用は安いのですが、お金を持っている観光客が地元民用の安い店で物を買うのは、モラル的に少し控えた方が良いそうです。
とはいえ、観光客用の店ではかなり値段を「ぼっている」ところも多く、日本よりも高い値段設定になっている店や物も見受けられました。
こちらはマルさんに連れていってもらった地元民に人気の立ち食い飯屋。
看板も何もないので普通の観光客が外から見ても絶対にわかりません。マルさんに恐るべし。
そして写真のご飯は30CUP(120円ぐらい)で、僕がお腹いっぱいになるぐらいのボリューム!そして衝撃的な美味さ!
キューバ料理はご飯が主食らしく、日本人としては下手に観光客向けの洋食屋とか行くより、地元の飯屋に行った方が安い、美味い、多い飯が食べられます。
キューバでは基本的に1食の量が多く、毎食お腹いっぱいになるまで食べてました。
そして極めつけはアイス。
こちらは2CUP(9円ぐらい)
普通に美味しいアイスが灼熱のキューバでは10円~20円で食べられるので、アイス好きじゃなくてもハマってしまうこと間違いなし。
そしてもう一つ、僕がキューバでハマったものがこちら。
キューバに来たら本場のモヒートを飲もうと意気込んでいたのですが、モヒートよりもダイキリの方が全然美味しかったです。
ちなみに僕の中でのベストオブモヒートは、フィリピンのセブ島で飲んだときのもの。
本場だから美味いっていうわけでもないんですね~。
ただキューバではHAVANA CLUBという本物のラム酒の美味しさに感動しました。
どこに行ってもラム酒だけは簡単に手に入る。
馬車とクラシックカー。
馬車は観光客向けだけでなく、普通に現地の人のタクシーとしても使われています。
なので、街の至るところに馬のウ○コが落ちていて若干臭います。
さすがにハバナではほとんど見ませんでしたが、他の田舎町はけっこうウ○コだらけでした。
さてさて、次回はハバナを離れ、トリニダーという街に移動してからの楽しかったことについて。
リアルタイムでは私、明日(8月26日)から4ヶ国目のグアテマラへ移動予定。
それではまた!
See you soon!!
旅ブログ~メキシコ編④~
Hey guys!!
さてさて現在(2017年8月3日)は、メキシコ東部の世界屈指のビーチリゾート、カンクンに来ております。これまで標高2,000mぐらいの街に滞在してきたので、一気に海まで降りてきて酸素濃度がどーも僕です。
いやそんなに酸素濃度変わらないですけどね。2,000mぐらいじゃ。それより暑いです。
というわけで最高の街、サンクリストバル・デ・ラスカサスのこと、と、ちょっとだけ今後の予定について。
前回の投稿でも書いた通り、最高の街に最悪の体調で訪れてしまったわけですが、宿からソカロ(街の中心)まで徒歩で10分という近さと、ちょうど街がフェスティバルで盛り上がっている時期に来たということもあって、2日目からはあまり動き回らずにのんびりと過ごしました。
教会に向かって延びる階段。
ほんとは近くの滝や渓谷に行くアクティビティツアーの会社なんかもいっぱいあって、1日ぐらいはそれに参加したかったのですが、まぁ自然系はアメリカで存分に楽しんだし、南米でも嫌というほど楽しむし、何より体調もアレなので特に後ろ髪引かれることもなく。
こんなにのんびりダラダラ過ごすのは、この旅初めてのことでした。
メキシコって暑いイメージだけど、けっこう冬物も多く売られている。
街のあちこちで人だかり。
なんて平和で素敵な街だったのだろう。
もちろんここでも、ほぼ地元民だけが集まるメルカドへ。
胃の調子が悪くても果物は食べたくなる。
なんかすごい感じのやつが売られてた。
日本じゃ見ない売られ方ですね。
ただ、グアナファトやオアハカに比べると、ヨーロッパ系のお金持ってそうな観光客が多く、つまりそういう街では貧富の差が生まれやすく、物乞い的な人も多く目にしました。
レストランなども、これまでの街よりお洒落で高そうな店が多く、もしかするとどんどん貧富の差が開き、治安が悪化するのかもしれません。
そういう意味では日本の安全さは驚異的ですね。
セントロから少し離れたところ。野良犬多すぎ。
悟空…?てかエイリアンの着ぐるみが、「ごっつ」思い出す。
この移動販売のストロベリージェラートが美味すぎて感動。
そんなこんなで僕にとって静養の地となったサンクリでの3日間はあっという間に過ぎ、世界中のお金持ちが集まるカンクンから、明後日にはついこの前まで社会主義国家だったキューバに移動します。
この海の先にキューバが。
キューバでは無料のWi-Fiというものがなく、安くないお金を払ってWi-Fiカードを買い、ごくごく限られた場所でしかWi-Fiが使えないため、実質的にはほぼネットが使えない状況になります。
キューバにはこちらの時間で5日から20日まで滞在予定なので、次のブログ更新は恐らく21日以降となります。
というわけで、今まではなんとかほぼリアルタイムでブログをお届けしてきましたが、ここからしばらくは、実際の旅とブログにタイムラグが生じますことをご了承ください。
キューバの後はグアテマラにしばらく滞在してスペイン語を習う予定なので、その時にでもまたリアルタイムに追い付くようにブログを進めて行きますね。
それではまた!
See you again!!
旅ブログ~メキシコ編③~
Hey guys!!
現在、メキシコの南部、サンクリストバル・デ・ラスカサスどーも僕です。
というわけでサンクリの前の街、オアハカでの天国と地獄の記事を、盛り沢山でアップ致します。へへっ。
メキシコシティからバスで約6時間。
もはや6時間のバス移動など短いと感じるようになってきました。
ちなみに今いるサンクリストバルから次の目的地カンクンまでは22時間らしいです。
さてメキシコシティからやってきた僕を快く迎え入れてくれたオアハカは、なんと1年で最大の祭典「ゲラゲッツァ」の真っ最中。
ソカロ(街の中心のこと)や大通りには様々な露店が立ち並び、歩いているだけでテンションが上がります。
メルカド。
これ全部違う種類の唐辛子。
イナゴ?の佃煮。普通に美味しくてご飯欲しくなった(笑)
メキシコ人て果物にまでチリソースかけて食べちゃうんですよね。
オアハカチーズ。ロープ状のチーズを丸くまとめて売ってる。
チーズと並び、オアハカではチョコが有名。
最後の写真の通り、オアハカでは様々な種類のチョコやカカオそのままを計り売りしているのですが、チョコと言っても食べるのではなく、チョコラテと言って溶かしてドリンクとして飲むのが一般的。
ちなみに多くのカフェでチョコラテが売っているのですが、店によって日本人の口に合うものと合わないものがあります。
いくつか飲んで僕が美味しかったのは、多分オアハカで一番有名なお店、MAYORDOMOのCHOCO MIO。
冷たくてゴクゴク飲んじゃう。
お値段20ペソ(約120円)と、メキシコの物価としては安くはないドリンクですが、オアハカに行ったら飲む価値あります。美味いです。
そしてオアハカでのドリンクと言えばもうひとつがこちら。
テハテという謎のドリンク(笑)
露店で大きな鉢に入れられて売っているのですが、ご覧の通り、溶けきらない粉のようなものが浮いていて、若干飲むのに勇気がいります。
ちなみに味はココナッツに似ていて意外といけました。
ただ売ってるおばちゃんの説明がスペイン語なので原材料などは一切不明です。
こちらはよくわからないまま40ペソの入場料を払って潜入したイベント。
音楽祭的なものかと思っていたのですが…
メスカルというお酒のイベントでした(笑)
メスカルはウィスキーみたいな感じでそのまま飲むとかなり強いのですが、ストレートのまま試飲をたくさん勧められて少し酔いました。
美味しいんですけどね。
オアハカは露店以外にもお洒落なお店が立ち並び、お祭り抜きにしても素敵な街でした。
お洒落カフェ。
お洒落な本屋さん。
素晴らしかったサントドミンゴ教会。5分で出たけど。
わーお。
そしてオアハカに来てから知った、世界遺産モンテアルバンの遺跡。
これがなかなか良かったです。
「空中都市」というと誰もがペルーのマチュピチュ遺跡を連想すると思いますが、行った感想としてはここもなかなかの空中都市っぷりで、テオティワカンと違って全く期待を抱いていなかった分、けっこう「おー!」っとなりました。
まぁこの近くの小さな遺跡と合わせて合計30kmも走ったからというのもあるんですけどね。
そしてこの日、すごいものを見ました。
モンテアルバンに向かって山を走っている途中、一瞬辺りが暗くなったので、太陽が雲で隠れたのかな?と思って空を見上げると…
なんと太陽の回りにぐるっと一周虹が!!
カメラがスマホなので一周全て入りきらないのが残念ですが、こんなの初めて見ました。
ちなみに一瞬辺りが暗くなったのは、飛行機が太陽の真下を通ったからでしたが、それがなければほぼ間違いなく空を見上げてなかったでしょうし、走っていなければまず気づかなかった出来事です。
ちなみにちなみに普通街からモンテアルバンへは、バスツアーかタクシーで行くので、この日この虹を見た人はかなり少ないと思われます。
モンテアルバンに着いたときはもう虹は消えてたし。
①車やバスでは見れないものが見れる②安上がり③トレーニングになる、の、一石三鳥になる旅ランというスタイルは僕にとても合っているようです。
そんな天国のような日々を過ごしたオアハカの最終日、一気に地獄を見ることに。
前の日に丘の上から見た街の景色が素晴らしく、肉眼で確認できるだけでもかなりの数のトレイルが確認できました。
何本ものトレイルが雲に隠れたあの山の頂へ伸びている。
こんなトレイルを見てウズウズが止まらないのは他のトレイルランナーも同じ、はず。
ということでオアハカ最終日、あの山へ行こうと思ったのですが、朝食後から何かお腹の様子がおかしい…
食べてから3時間以上経ってもお腹が張ってまったく消化している感じが、ない。
山の中腹まで行ったとき、体調がベストだったらあと2時間もかからず山頂まで行ける距離でしたが、気持ち悪さで引き返すことに。
行きたかった山頂がこの日ははっきり見えていた。
急に現れたロバ?の親子。
街の公園のベンチで休んでいましたが、気持ち悪さは酷くなるばかり。
「吐いたら楽になるかなー」なんて思っていると本当に吐き気が襲ってきてついに…
やはり朝食べたものをまったく消化していなかったようで、大量にリバース(食前食後の方、すみません。)
宿に戻り、ガスター10を飲むも再度…
しかもこの日は夜行バスで次の街サンクリストバルに向かう予定になっており、バス移動11時間大丈夫か?とかなり不安になる。
バスではなんとか耐えたものの、結局翌日サンクリストバルでも街の路地でリバース×2回(綺麗な街に申し訳ない…)
まったく原因が不明ですが、とりあえず今はほぼ復活したので大丈夫です。
でもこういうとき日本だったら、お粥とかうどんとか、胃に優しいものがあるのになぁと、日本が恋しくなりました。
と言いつつまだまだ旅を楽しんでますけどね。
そしてなんとこの記事を書いている今、オアハカの宿で同部屋だった外国人が、サンクリで僕の泊まっている宿にチェックインしてきてびっくり!
さてそんなこんなで色々あったオアハカですが、次回はその最高のオアハカを凌ぐほどの素敵な街、サンクリストバル・デ・ラスカサスの魅力をお伝えします!
それではまた!
See you soon!!
旅ブログ~メキシコ編②~
Hey guys!!
突然ですが、これは何の施設でしょーかっ?
そうです!図書館です!簡単ですね!
ではこれは?
はいそうです!一目瞭然ですね!郵便局です!
ではこれはなんでしょう?
誰が見ても分かりますね!
メキシコのスーパーの野菜コーナーに売っているサボテンどーも僕です。
とりあえず今いるオアハカという街が最高すぎるのですが、その前にグアナファト以降のことを。
元々は予定になかったのですが、友人のお薦めでメキシコシティに向かう途中、サンミゲル・デ・アジェンデという街に寄りました。
有名な教会がとても美しく、夜のライトアップが特に素晴らしいらしいのですが、残念ながら時間の関係で今回は昼間だけ。
それでもこの通り、とても綺麗な教会を見ることができました。
市内バスも可愛い。
メキシコは標高が高い街が多く、日陰に入るだけでだいぶ涼しい。
サンミゲルでは可愛いお土産屋さんもたくさん並んでいました。
メキシコと言えばこれ。
めっちゃ可愛いランプがいっぱい売ってた。あとなぜか鳥かごも。
たまたま立ち寄った無料の美術館。
約4時間ほどのわずかな滞在でしたが、来て良かったですサンミゲル。
これから行く人はぜひ1泊することをお薦めします。
ちなみにサンミゲル散策中に、陽気なおじさんに「お前ハポネス(日本人)か!?俺と一緒に写真撮ってくれ!」と言われ、なぜかおじさんのスマホで2ショット写真を撮りました。ハポネス人気なのかな?
そしてサンミゲルからバスで約4時間。
メキシコ最大の都市、メキシコシティへ。
まずメキシコシティに着いたときの印象は、めちゃくちゃ都会。
特に僕の場合、グアナファトやサンミゲルと言った、割と小さな街に行った後だったので、東京より都会なんじゃないかってぐらい都会に感じました。
ただ、高層ビルが立ち並んでいたり、高級そうなレストランがあったりする一方で、かなり歴史を感じる建物が混在しているところが良い味出してます。
メキシコシティと言えば、主な観光スポットに、国立人類学博物館、テオティワカン遺跡(こちらは市内からバスで1時間)があります。というわけでもちろん行ってきました。
かの有名なアレ。
テオティワカンではメキシコ人?の学生風な子達に「日本人?写真撮って!」と、サンミゲルのおっさんに続き、ここでもハポネス人気。
ま、この2回だけですけど、今のところ。
太陽(SOL)のピラミッドから見た月(LUNA)のピラミッドと、死者の大通り。
こちらはLUNAから見たSOL。ピラミッドとしてはSOLの方が大きいのに、配置的には大通りの終着点にLUNA、大通りの途中で横にSOLがあるのが興味深い。
世界遺産であり、世界3大ピラミッドの1つでもあるテオティワカンに行けたことはとても良かったのですが、正直な感想を言ってしまうとカンボジアのアンコールワットの方が全然良かったです。
まぁ年代的にテオティワカンの方がアンコールワットより1400年も前なので、仕方がないと言えば仕方がないのですが…
あと、実はテオティワカンで、驚くべき偶然(と言っても旅では偶然の連続なのだが)が起こっていました。
テオティワカン前日、メキシコ入国からグアナファトまでの43時間のバスで一緒だった、日本人の若者「まーしー」とメキシコシティのバーで呑んだのですが、その翌日、2人は特に合わせた訳でもなく、それぞれテオティワカン行きのバスに乗り、2人とも降りるべき場所を寝過ごし、テオティワカンに戻るために逆方向のバスに乗り直し、そのバスで再会、というなんとも月9のドラマチックな展開で結局この日も一緒にテオティワカンを見学し、そのまま夜もまた呑みました(笑)
まーしー。このプルケって酒が美味すぎて呑みまくった。
旅ではこんな偶然はよく起こるものですが、それにしてもどんな確率だよっていうね。
メキシコシティでは規模が桁違いの、というかむしろ業者向けのメルカド(市場)にも行きました。
もはやカオス過ぎて意味不明でした。
正体不明のもの、何に使うのか見当もつかないもの、今まで嗅いだことのない匂いを放つものなど、メルカドの概念を覆す異次元のメルカドでした。
唯一買ったのは、メキシコなら割とどこでも売ってるカップマンゴー。
軽く1個分以上入って12ペソ(約75円)
前回のブログでも書いた通り、メキシコの物価は思っていたよりは安くないのですが、マンゴーの物価だけは異常に安く、多分全ての果物の中でもトップクラスに安いです。
市場で1kg買っても100円切ります。
あともう1ヶ所、個人的に行ってみたかった場所が実はメキシコシティにありまして、それは冒頭の写真の図書館なんですが、この図書館、「世界の美しい図書館5選」にも選ばれている図書館なんですね。
その図書館でもやはりジャパニーズマンガ&アニメの人気は高いようで、
大人気忍者マンガ「NARUTO」のDVDは全て貸し出し済み。
なぜか「リベロの武田」だけは日本語版が貸し出されていて少し笑ってしまいました。
そしてメキシコ人向け日本語のテキストももちろんあったのですが、その内容が酷いもので…
いや、こんな日本語日本人でも使わねーし。
ちょ、マジなんなんwww
図書館で一人ニヤニヤしてしまいました。
さて次回は4泊したメキシコシティを離れ、今いるオアハカという最高の街の記事を更新したいと思います。
ちなみに、各街間の移動についての詳細(バス会社やバスターミナルの場所、料金や移動時間など)は来年日本に帰ってからまとめる予定ですが、もしこれからメキシコ行きを検討されている方で、「来年まで待てない!」という方がいらっしゃいましたら、コメント欄やFacebookにて質問いただければお答えします。
(メキシコの記事は2017年7月現在のものです。)
それではまた!
See you soon!!
旅ブログ~メキシコ編①~
Hey guys!!
日本を出る前に、父親に「貧乏旅行だからさらに痩せて帰ってくるんだろうね」と言われましたが、メキシコのごはんが美味しすぎて、今のところむしろ多分太っどーも僕です。
えーこの記事を書いているときは、世界遺産の街グアナファトにいます。
前回の記事を書き上げたあと、LAからサンディエゴまでバスで向かい、その後サンディエゴから電車で国境の街サン・イシドロへ。
サン・イシドロからは徒歩でメキシコ国境を越えました。
国境を越えて最初の街、ティファナからバスでグアダラハラという街を経由してグアナファトへバスで向かったのですが、まーー色々と大変でした。
まず他の人のブログではまったく触れられていなかったのですが、国境近くから長距離バスターミナルまでの行き方がまったくわからない。
そして少し遠い。
地元の優しいおじさんに教えられ、市内バスでなんとか長距離バスターミナルまでたどり着くも、なんとグアナファトまでの移動時間が、約43時間。
43時間。
もう一度言います。43時間ですよ。
今までのバスor電車移動の最高記録でも多分10時間以上はなかったはずだから、一気に35時間の更新です。
今後もバスでの長距離移動はちょくちょく登場しますが、ここまで長いのは多分この旅最初で最後でしょう。
てかむしろ人生最後と願いたいです。
しかもなぜか途中、深夜に突然の乗客全員荷物チェック。
やるのはいいけどなぜこのタイミングなのか意味わからん。
乗る前にも空港並みに厳重な荷物チェックがあったので、やはり時々バス強盗的なものがあるんでしょうね。
途中休憩で食べたタコス。めっちゃ美味い。
Wi-Fiも繋がらず、食事や飲み物も一切出ない長い長いバス移動でしたが、実はアメリカからサンディエゴに向かうバスターミナルで、日本人の若者と出会っていました。
彼は日本の大学を休学してカナダの大学へ8ヶ月間留学、その後友人と束の間のアメリカ旅行を楽しんだあと、サンフランシスコからLAまでヒッチハイクで来たそうです。
若さだなー。
そんな彼とグアナファトに着くまで一緒だったため、お喋りしたり爆睡したりで意外とあっという間の43時間でした。
入国審査を受ける若者、まーしー。
彼とは後日メキシコシティでも会う予定です。
さぁそんなこんなでやっとメキシコ観光の最初の街、グアナファトへやって来たわけですが、もう街全体が可愛すぎて、僕の中の乙女心(と言ってもそっち系の人ではないです)を完全にもっていかれました。
なんすかこの可愛さは。
どうなってんすかここの人たちのセンスは。
しかも路上で売ってるタコスやらアイスやらがいちいち激旨。
地元民で賑わってる露店や店はもれなく美味い、の法則はここでも健在。
お洒落なレストランとかカフェもたくさんあるけど、値段もそれなりに高いし、さらにチップまで上乗せなので僕のように貧乏旅行をしている旅人は露店で十分。
標高2,000mだけどアイス屋さんもたくさんあってしかも安くて旨い。
とりあえず新しい街に来たら僕がまずやることは、街で一番大きな市場に行くこと。
ご飯も食べられるし土産物屋もあるし食材も安く手に入るしと、その街の人の生活の中心になっているのが市場。
市場に行けば、その街の大体の物価や物の相場が分かります。
今やマルちゃんのカップ麺は世界ブランド。
どんなに小さな商店でもマルちゃんは置いてあるのをよく見かける。
果物王子の私としては買わずにはいられない。
ここで特大マンゴー2個、ぶどう1房、ミニプラム8個を53ペソ(350円ぐらい)て購入したのですが、これが驚くほど美味しかった!
特にマンゴーとプラムは、今まで食べてきたものをはるかに凌ぐ甘さでした。
※ちなみに僕は沖縄にもフィリピンにも住んでいたことがありますが、メキシコのマンゴーには敵いません。
グアナファトは街が宝石箱のように綺麗なことで有名。
夜景はこんな感じ。夜景って正直あんまり興味なかったけど、ここは本当に綺麗だと思った。
他の旅人のブログなどを見ると「グアナファトは小さな街なので、1日あればほとんど見て回れる」なーんて書いてありますが、なんのなんの、トレイルランナーの端くれである僕から言わせれば、「君たちグアナファトの魅力を半分しか見てないぜ!」と言いたい。
と言うのも、グアナファトを取り囲む外輪山は知られざるトレイルパラダイス。
まぁ普通のバックパッカーがそれを知ったところで行けないと思うけど…。
そんなわけで滞在2日目、3日目は久々にトレイルランニング!
変化に富んだトレイルと絶景!
ふっふっふ、普通の旅人はこんな上から街を見下ろしたことはあるまい。この翌日はあっちに見えてる山へ。
途中いっぱいいた野牛。角の尖り具合が若干こわい。
前日はあっちの山。この日はこっちの山。
この時僕の背後では雷と稲妻が…
どこまでも走って行けそうな雄大なトレイル。
帰ってきて宿のバルコニーからの眺め。ラザニア&サラダと、メキシコと言えばコロナビール!贅沢の極み。
メキシコ一発目の街ですでに最高に楽しいですが、明日は友人から薦められた、サンミゲル・デ・アジェンデという、これまた世界遺産の街に立ち寄ってからメキシコシティへ。
メキシコに遊びに行かれる予定の方はぜひグアナファト、お薦めです。
ランナーじゃなくても、ハイキングが好き、山が好き、自然が好きな方なら、街だけでなくぜひすぐ近くの山まで足を伸ばすことをお薦めします。
ちなみに気になるメキシコの治安ですが、グアナファトはカンクンと並び、メキシコの中ではかなり治安が良い方だと言われています。
ただし、宿の施錠は厳重だし、家々の塀のてっぺんには侵入防止で瓶の破片が埋め込んであったりと、防犯意識はかなり高いです。
また、街ではショットガンを持った警官も頻繁に目にします。
僕が安全だったからと言って、他の人にも安全と言えるわけではないので、他の旅人が安全だと言っても気を抜かずに防犯対策をすることをお薦めします。
メキシコシティでは4泊し、有名なテオティワカンのピラミッドにも行くので、また数日後にはブログを更新するかと思います!
てか書くことや載せたい写真が多すぎて頻繁に更新するかもです!
それではまた!
See you soon!!