旅ブログ〜アルゼンチン編①〜
Hey guys!!
今あたくしがいるのはチリ、チリと言えばチリワイン、ワインと言えばチーズ、チーズと言えばブルーチーズと蜂蜜が止まらない、ロマンティックが止まらなどーも僕です。
ブルーチーズと蜂蜜に赤ワイン、マジで限界まで挑戦してみたき候。
さてさて、今回はチリから一度アルゼンチンに入ったお話ですね。
サンペドロデアタカマからバスで23時間かけてチリの首都サンティアゴへ、そしてそのままバスで7時間かけて、アルゼンチンのメンドーサという街へ。もう日本に帰ったらどこまでバスで行っても余裕です。
サンティアゴからメンドーサへのバスは、国境だけでなくアンデス山脈を越えて行くのですが、これが最高ったらありゃしない。
山好きにはよだれもん、鼻血もんのランドスケープで、7時間の道中一切眠気に襲われることなく興奮しっぱなしでした。
しかも隣に座ってたアルゼンチン人のおばあちゃんと仲良くなったし飴もらったし。
途中外の山を撮ろうとケータイを構えてたら、「¡Ahora!(今よ!)」とタイミングを指示してきてウケました。
ボリビアからチリに入るときには厳重な荷物チェックがあったのですが、チリからアルゼンチンに入るときには、マジかよっていうぐらい何もチェックなしの検問でした。
一応検査エリアみたいなとこに荷物を持って並ばされるのですが、荷物に指一本触れることなく終了。バスから荷物持ってきた意味…( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
さてメンドーサには2つ有名なものがあります。
1つはアコンカグアという南米一高い山。南米一と言いつつ、ヒマラヤ以外では世界で一番高い山になります。てかヒマラヤに高い山が集まり過ぎ。
本格的な登山以外にも、麓の軽いトレッキングや、冬にはスキーリゾートとしても賑わうらしいです。
アコンカグアチラッ。
2つ目はワイン。
アルゼンチンワインが有名なのは言わずもがなですが、実は日本に輸出されているアルゼンチン産ワインの9割以上はここメンドーサで生産されたものらしいです。
それぐらいワインの産地として有名なメンドーサ。
そりゃあもちろん呑みまくりました。
ぶっちゃけメンドーサ滞在中、毎日一人でボトル一本空けてました。
そしてアルゼンチンでもう一つ有名なのが、牛肉。
有名なのが牛肉に赤ワイン、とくれば当然ディナーは…
あざーっす!
メルカドで肉買ってきて毎晩ステーキ三昧ざます。ざました。
この写真は赤ワインではなくリンゴとマスカットのスパークリングワイン的なやつで、200円ぐらいで超うまい。
ステーキ、うめぇ。肉、ウメェ。
オレ、ニク、タベル、シアワセ。
I.Q16の口調になるのも無理はありません。
広大なワイン用ブドウ畑。日本の葡萄畑とだいぶ違う。
実は日本を出る前にはアコンカグアに登ってやる気満々だったのですが、登山料の高さと約2週間分の食料を持って登らなければならないという情報を旅の途中で聞き、アメリカのJMTでの悪夢を思い出したヘタレな僕はアコンカグア登頂を早々に諦めていたのですた。
そしてメンドーサに行くまでは、「3日間のパーミットを取って、サクッと麓のトレッキングを2泊3日で…」と目論んでいたのですが、現地のオフィスに行くと3日間トレッキングするためのパーミットがなんとUS180ドル!
当時のレートで約2万円!!!!!
しかもメンドーサの街から登山口まではバスで2時間かかるので、2万円プラス往復のバス代が最低でもかかる!
バッカじゃねぇのアルゼンチン!!
と軽くキレ気味でソッコー辞めました。
その後パタゴニアでもアルゼンチンに再入国することになるのですが、この国はほんっとに物価が高い上に観光客から金を巻き上げるのなんの!
バスに乗り降りする時に、荷物を預けたり降ろしたりするだけでチップ(と言っても任意ではなく必ず払わされる)を要求してくる始末。
いままで経済的にもっと貧しい国ですらそんなことでチップを要求したりしなかったのに。アルゼンチン、正直あんまり好きになれません。
物価も雰囲気もここはヨーロッパか?行ったことないけど。
というわけで、アコンカグアトレッキングを辞めた僕は、メンドーサでやることが一切なくなってしまいました。
まぁバスに乗って日帰りでどこかに行ったり、他の旅人がやっているようなワイナリー巡りをしたりという選択肢もあるにはあったのですが、いかんせん値段が高い。
他の物価の低い国で値切ってる旅人が、こんな物価の高い国でワイナリーツアーとか氷河トレッキングとか行ってたのかよと思うと、正直「なんだかなぁ」と思ってしまいます。
そんな金あんのにたかだか数百円数十円を値切るのか…。
そんなわけで、毎日宿の近くにあった一周10kmぐらいある馬鹿でかい運動公園(中にスタジアムやキャンプ場、動物園まである)を走ったり、街をぶらぶらしたり、日本に帰ったら食べたいものを妄想したりしてのんびり過ごしていました。
公園内にある山からの眺め。空の青さやばし。
山頂にあるFFに出てきそうな像。
カリスマイントラ?による屋外ラテン系エクササイズ。
さてさて今回のブログは薄ーい内容となっておりますが、ご了承ぐたさい。
ちなみに再度チリに入国するときも、ボリビアから入る時よりかなりあっさり済みました。
通る場所によってこんなにも対応が違うんですね。
エルカラファテからプエルトナタレスに入るときはさらにあっさりで、空港みたいに手荷物をX線ベルトに流して、その間に預け荷物は麻薬犬がクンクンして終わり。
ボリビアの信頼度が低いのか?
次回は再びチリへ、そして、モアイ像で有名な「悲劇の島」イースター島へ。
乞う、ご期待。
それではまた!
See you soon!!