旅ブログ〜チリ編①〜
Hey guys!!
パイネトレッキングを終えてからというもの、毎日のように肉を買ってきてステーキを喰らっております。チリ、そしてアルゼンチンと言えば牛肉とワインだろ!ということでベジタリアン経験がある人間とは思えないほど動物を喰どーも僕です。
最高に楽しかったけどトレッキング中はずっと肉を食べたいと思っていた。
さて今回からはチリ編ですが、チリ編にはイースター島もパタゴニアも含まれる為、なかなかのボリュームになりそうです。パタゴニアだけでもブログ記事4回分ぐらいかかりそうだからね。
まずは最初の街カラマと、星空&月の谷で有名な街サンペドロ・デ・アタカマ(以下サンペドロ)から。
ウユニからバスでチリに入国した僕とMさる君。
ボリビアからチリへの入国審査は噂通りの厳しいもので、ザックの中の物を半分以上出され、果物や植物の種を持っていないか、厳重なチェックを受けました。
でも実は申告対象になっているハチミツはバレなかったんですけど。
砂漠のど真ん中に国境。他の国と違い、出国と入国の手続きの場所がだいぶ離れていた。
カラマという街は大きいながらもアタカマ砂漠の中にあることを感じさせる色合いや雰囲気で、風が吹くと砂埃が舞います。
とりあえず僕らはメルカドの食堂で、チリ最初のご飯を食べることに。
Mさる君はチキンで僕は魚のフリッターみたいのを頼んだのですが、これがかなり美味しくチリの魚料理に期待が持てるスタートとなりました。
Mさる君はサンペドロには行かず、カラマからヒッチハイクで南下するとのことで、ここでお別れ。
僕はそのまま夕方発のバスでアタカマに向かいました。
ちなみに車内温度40℃でエアコンなし。
他の乗客が何度も運転手に文句を言いに行ってましたが最後までエアコンがつくことはなく。
よく問題になってねぇなあのバス会社。
サンペドロは不思議な街で、とても小さくて埃っぽく、建物もほぼ土でできているのですが、土壁の店の中は高級ジュエリーショップだったり、ブランド物のアパレルショップだったりと、とても人工的なお洒落感が漂っています。
(そんなわけで今回記事の写真は全体的に茶色く仕上がっています。)
その中でも僕が2泊したキャンプ場は、リャマや羊を買っていたりとうもろこし畑のすぐ横にテント場があったりと、とても居心地の良い場所でした。
オーナー?のおばちゃんもめっちゃ良い人だったし。
ちゃんと屋根もあって快適なキャンプ場兼ホステル。
畑の横で朝陽を浴びながらカラマのメルカドで買っていったチェリー、オレンジ、桃をいただく。贅沢な時間。
サンペドロには月の谷と死の谷という場所があり、通常はツアーで行くのが一般的らしいのですが、僕は自転車をレンタルして炎天下に合計40kmぐらい漕いでその2つをまわりました。
自転車の方が安いし、車だと飛ばしちゃう隠れビューポイントも見れますからね。
そしてトレーニングにもなるし。
最初に行った月の谷を上から見下ろすポイント。白い部分はもちろん雪、ではなく全て塩。
死の谷。
月の谷内部。ビューポイントがたくさんある。
ウユニは塩湖でここは塩山?
まぁ正直暑いし道はガタガタだしチェーンはしょっちゅう外れるしでなかなかハードでしたが、その分他の人が行かないような場所に行くことができました。
確実に誰も行ってないようなちょっと危ないポイントまで行って、絶景を独り占めしたときは若干テンションが上がった自分を写真に収めておきました。
着地点のすぐ向こうがそこそこの崖になっているのでビビり気味でジャンプが低い。
よく見ると岩ではなく塩の結晶でできている。
時々「バキッ」とどこかでひび割れる音がする。
さて肝心の「世界一の星空」ですが、もうまったく気分が乗らず、夜中にテントからちょっと空を見たぐらいで、特にビューポイントまで行くようなことはしませんでした。
だって「ここで星空が綺麗に見えますよ」って場所が決まってるから、絶対人いっぱいいるし。
それよりは一人でキャンプ場でビールを飲んでる方が、この時の僕にとっては幸せだったのだからしょうがない。
サンペドロは日差しが強いせいか、子供が遊ぶ遊具や、街外れの歩道にちゃんと屋根が付いています。
日本もなんでもかんでも電気に頼るんじゃなくて、日陰で暑さを凌ぐ仕組みをもう少し増やしてもいいのになぁと思います。
あっという間でしたがなかなか充実した2日間を過ごしたサンペドロデアタカマを後にし、そのままチリの首都サンティアゴまで22時間のバス移動。
そしてさらにそのままバスでアンデス山脈を越え、アルゼンチンのメンドーサという街まで約8時間のバス移動。
というわけで、チリ編が始まったばかりですが、次回は時系列的に一度アルゼンチン編に突入します。
それではまた!
See you soon!!