旅ブログ〜コロンビア編③〜

Hey guys!!

 

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元々は日本のものではないけど、今や日本食と言ってもいいほど定着しているもの、と言えば、ラーメンとカレーを思い浮かべる人は多いんじゃないでしょうか。

ラーメン屋は海外でも人気があるのに、カレー屋は多分一度も見たことがありません。

肉も野菜も海外でも手に入るものばかりだし、箸よりスプーンの方が使いやすいんだからカレー屋があってもいいんじゃなどーも僕です。

誰か南米でカレー屋やってみませんか?

もしかしたら大当たりして億万長者になれるかもしれませんよ?

僕は日本が大好きなのでやりませんけどね。

 

さて、コロンビア編最終回は首都ボゴタ

強盗に襲われたボゴタ

コロンビアの天使と出会ったボゴタ

 ボゴタボゴタゴボタゴ。

ある意味この旅で最も忘れられない街です。

とは言うものの、実はボゴタでは大して観光してないんですよね、強盗に襲われた後いろいろとやらなきゃいけないことがあったもんだから。 

 

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唯一観光らしい観光をしたのは、ボテロ美術館。

コロンビア出身のボテロという有名なアーティストの作品が数多く展示されているのですが、正直コロンビアに行くまでは、ボテロなんてまったく存じ上げませんでした。

ボテロという人はボテッとした作品で有名です。

いやこれ、シャレでもなんでもなく本当なんです。

それでは、すべて撮影OKの太っ腹な館内で撮ったボテロの作品をいくつかご覧ください。

 

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太ったモナリザ

 

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作品自体かなりデカい。

 

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どうですか?本当にボテッとしてたでしょう?

ボゴタのボテロ美術館は入館料も無料と超太っ腹なので、ぜひ行ってほしいスポットです。

ちなみに館内の通路が隣の建物に繋がっていて、いつの間にか「貨幣博物館」にいざなわれていたのですが、そこもなかなか面白かったです。

しかしそれよりも何よりも、その貨幣博物館で自分があたかも人気芸能人だと錯覚するような出来事がありました。

この時の写真はなぜか1枚しかバックアップがとれていなかったのですが、たまたま居合わせた大学生グループや高校生グループの子たちから、撮影希望の嵐。

 

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同じ宿に泊まっていたM君と地元の大学生3人。

 

代わる代わるに「次は私も!」と順番に撮影していき、コロンビアに来て初めて親日っぷりを実感しました。

ちなみにこのとき着ていた黒い上着(patagonia capline 4)と帽子、靴は、この日の午後強盗に奪われました。

その後、博物館を後にする前にも同じ大学生グループと遭遇し、そこから10分以上質問攻め。

終いには警備員に、「ここで大勢で固まらないでくれ」的な注意を受けて一同解散となりました。

いやーこんなにチヤホヤされたのは多分生まれて初めてだったんじゃないかな。

コロンビア最高。

もう一度言いますがこの数時間後に強盗被害に遭いました。

 

また、最近旅先で本屋を見て回ることが楽しみの一つになっているのですが、ボゴタの本屋にはめちゃくちゃコアな日本文化の本がたくさん置いてありました。

 

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羅生門井原西鶴

 

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吉川英治の「宮本武蔵」と「太閤記

 

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紫式部の「源氏物語

 

他にも、日本人ですら読んだことないような本がたくさん並んでいました。

どんな人が買うんだろう…。

 

最後に、僕がボゴタで泊まっていた「Tadaima hostel」の管理人、ステファニーには本当に助けてもらいました。

日本のことが大好きな彼女は、日本に留学したこともあり、日本語をとても上手に話します。

その上まだ20代なのに、hostelの管理もしつつ、今新たに日本食レストランもオープンに向けて、自分で店を作っています。

忙しいにも関わらず、僕の滞在中にはサルサバーに連れて行ってくれてサルサを教えてくれたり、みんなで朝まで日本のアニメソングを聴きながらお喋りしたり、カフェでコーヒーを飲んだりしました。

 

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左がコロンビアの天使、ステファニー。右は友達のディエゴ。

 

多くのものを失ったコロンビアですが、貴重な経験や教訓を得ることもできたコロンビア。

個人的にはグアテマラより圧倒的にコーヒーが美味しいと思うコロンビア。

正直行けてない場所や、できなかったこともたくさんあるので、いつか必ずまたコロンビアに舞い戻りたいと思います。

 

《おまけ》

「コロンビアは美女が多い」という噂に対する僕の持論。

旅人は皆口を揃えて「コロンビアは噂通り、美女が多かった!」と言います。

でも実際僕の感覚では、どこの国にも美女はいるし、コロンビアだけが特別多いという印象は受けませんでした。

じゃあこれはどういうことか、僕なりに考えてみました。

そもそもなんでそんな噂が立ったのかは知りませんが、「美女が多い」という情報が頭に入っている時点で、人は必ず美女を探そうとします。

そうなると、人は見たいものしか見ないので、美女以外の人はほとんど記憶に残らなくなります。

それに加えて、何をもって「美女」と定義するのかも難しいところです。

「どこの店のコーヒーが一番美味しいか」

これは人それぞれ好みが違うので、答えのない質問です。

美女とはどんな人か、これも同じだと思います。

つまり何が言いたいのかと言うと、あまり事前に色んな情報を仕入れ過ぎると、物事の真実が見えなくなるよって話。

少し真面目なお話でした。

 

それでは今回はこのへんで!

See you soon!!