旅ブログ~グアテマラ編②~

Hey guys!!

 
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仕事辞めて海外を旅するって言うとなんかすごいことのように思うかもしれませんが、実際にやってみると意外と大したことねーなって思います。旅人はけっこうぐーたらな人が多くて、宿でYouTube見てたり、日本人同士でずっと喋ってたりするので、海外に出たいけど少し恐いと思ってる人は全然心配無どーも僕です。

 

さてさて、そんな僕もいよいよグアテマラを出て、南米コロンビアへと飛ぶわけですが、サンペドロではだいぶぐーたらしました。

グアテマラは場所によってはとても危険な国で、僕の滞在中にも隣の村でツアーバスの集団強盗が起こりましたが、サンペドロは基本とても平和な村で、宿の居心地の良さも手伝って、若干旅を再開するのが面倒になりました。

 

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サンペドロに住む日本人夫婦と僕の家庭教師レオによる生ライヴ。

ビールでも飲みながらずーっと聞いていたい心地好いリズム。

 

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湖を船で渡ったところにある観光地、パナハッチェルの屋台で食べたセビーチェ。


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黒いトルティーヤ。伸ばす前の塊は泥にしか見えない。

 

たった1ヶ月滞在しただけで、グアテマラの文化や生活事情を語るのはどうかと思いますが、中途半端なりにグアテマラという国を紹介します。

僕が3週間いたサンペドロは、観光地としてそこそこ有名ですが、それでも現地の人の収入は1日1,000円以下。

もちろん所得が低い=不幸ではないですが、もともとお金がないところにお金を持った観光客が来ると、当然犯罪や悪い人も出てきます。

以前にも書いた通り、グアテマラは場所によって山賊が出るので、万が一強盗に会ったら、抵抗せずにお金を渡さないと殺されます。

あとメキシコでもそうですが、基本的に警察はお金で何とでもなる国なので信用できません。

時々、「○○の国は危ないと言われてるけど、実際は別に危なくなかったよ!」と自慢気に話す人がいますが、僕はいつも「無責任だなぁ」と思っています。それはただ単に運が良かっただけで、殺人事件までは行かずとも、強盗に会ってお金や荷物を盗られた話は沢山聞きます。

 

あと、これもよく聞くのが、「俺は○○をどこそこでこれだけ安く買った」という値切り自慢。

1日働いて1,000円も稼げない人達から、たかだか数十円とか数百円を値切って物を買って何が嬉しいのか僕には理解できません。

ただそれは売る側にも問題があるらしく、目先のお金が欲しいから値切られても売れないよりはマシ、と考えて、時には原価を割っていても売ってしまうらしいです。

また、観光客は値切る人が多いので、売る側もそれを想定して実際よりかなり高い値段を設定、観光客もそれを分かっていて値切る、という悪循環も生まれています。


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サンペドロの近くにあるインディアンノーズという山。強引さが滲み出てる。


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インディアンノーズからの景色。

 

例えば上の写真のインディアンノーズの山頂では、「入場料」と称して金を徴収するオヤジがいるのですが、当然その入場料というのは国が決めたわけでも、何かの管理費に使われるわけでもなく、ただそのオヤジの生活費に消えます。

なので最初に言われた値段は、適当な理由をつけてごねると下がったりします。

本当にその山のために必要なお金だったら下げんなよと思うのですが、値下げするということは本当に必要な金額ではないということです。

 

なんとなくグアテマラの悪いところだけ紹介してしまいましたが、もちろん良いところもたくさんあります(それだけに悪い人のせいで治安が悪くなっているのが非常にもったいないのだけれど。)

 

真面目なグアテマラ人も中にはいるし、普通に生活している人達は優しい人が多いです。


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綺麗に手入れされたコーヒー農園。


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標高2,000mに拡がるとうもろこし畑。


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お世話になった宿で、3週間生活を共にした仲間と。

 

上の写真の小さな可愛い女の子は、宿の女中さんのセシー。

とっても真面目によく働いて、宿泊客にも気軽に話しかけてくれ、時にはスペイン語ミニレッスンになったりします。

ちなみに右の女性は僕と同期でスペイン語学校に通っていたしのぶ姉さん。

前日酒を飲み過ぎて目が腫れていますがボクサーではありません。

左の格好いい男性は、僕が大変お世話になったこの宿のオーナーのヒデキさん。

ヒデキさんは元々バイクで世界を旅していましたが、色々あって今はサンペドロで宿をやっています。

しかも初対面の先代のオーナーから、「宿やりませんか?」と聞かれ、15秒だけ考えてOKしたという超かっこいい人です。

 

少し話が逸れましたが、なんと言ってもグアテマラの良い所は、豊富な(でも残念ながら生かしきれてない!)観光資源!

次回以降のブログでも紹介しますが、たくさんの登れる火山や、手つかずの自然、伝統文化を守る民族衣装の村、色鮮やかな手作りの民芸品が安く買えるマーケット、古代遺跡、お洒落な街…。

僕はスペイン語を勉強していたこともあり、グアテマラ滞在期間1ヶ月ちょっとでしたが、できることならあと3ヶ月は観光したいと思うとても魅力的な国でした。

キューバと並び、いずれ必ず再訪したいです。


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サンペドロから船とバスを乗り継いで行ったソロラの街。都会。


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色鮮やかな花よりも色鮮やかな民族衣装を着たおっちゃん。


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メルカドで売ってた黒いカボチャ。とても甘いらしい。

 

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独立記念日の前日で、聖火ランナーみたいなのがいっぱい走ってた。


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子供も走る。


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チキンバスの中からギリ撮った滝。


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サンペドロのクリスティアーノ・ロナウド。一緒にサッカーして遊んだ。

 

さて次回は、居心地の良すぎるサンペドロを出て、バスを乗り継ぎ山奥のド田舎村へ行った話。

 

それではまた!

See you soon!!


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