初めてのOFF!!

Hey guys!!

この土日は初めてのOFF日ということで、買い物やらランついでの観光に行ってきました。

なかなか長くなりそうなので、街編とフィリピンの食べ物事情編に分けて、食べ物事情編は明後日ぐらいに更新します。

ということで今回は街編。

 

土曜は午前中、入って1週目のルーキー限定強制自習となっており、TOEIC BRIDGEのテスト受けたり自習したりしてました。

そして午後から、おそらくセブで1番デカいアヤラモールへ。

セブどころかフィリピン1、いや、東南アジア1なんじゃないのってぐらい馬鹿でかいモールで、イオンモールなんて比較になりません。

ちなみにアヤラモールの外観の写真は撮ってないので、次に行った時に撮って来ます。

まぁデカすぎて写真じゃ伝わらないと思うけど。

店というか売ってるものは普通に日本のモールと対して変わらず、H&MとかKrispy Kreme Doughnutsとかスタバとか入ってました。

アウトドアショップにはTHE NORTH FACEやMountain Hard Wear、さらには我が国が誇るmomb-bellまで置いてあってテンション上がりまくりでした。

次にセブの地図をGETしに本屋へ。日本でいう紀伊国屋みたいなこれまたデカい本屋で、文房具も洋書も地図もなんでもござれ。

村上春樹コーナーには、「走ることについて語るときに僕の語ること」までありました。
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ここではマックよりもJollibeeがメジャー。

 

意外だったのが、一部の文房具が日本より全然高かったこと。

Post-itが250ペソ(500円ぐらい!)とか意味わかんなかったです。

フィリピンは大体のものが日本の物価の4分の1〜5分の1ぐらいなんだけど、たまーにこういうことがあります。

あと牛乳も高いです。1リットルで90〜100ペソぐらいだから、200円〜230円ぐらい。

あとこっちみたいにもともとの物価が安い国だと、H&MとかGAPみたいな日本では安い店は比較的高く感じます。

ちなみにH&MでTシャツとタオル買ったら、レジのお姉さんに「あなたキュートね」的なことを言われ、隣のレジのお姉さんも一緒に笑ってました。

こちとら34歳ですけどね。

その他のアヤラモールのことは次回に譲るとして、終日OFFの今日は朝から「TOPS」という展望スポットまで走ってきました。

ちなみにスマホとお金入れたらウエストバッグがパンパンで、デジカメ持って行けなかったので写真は全てbyスマホです。
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前半はローカルな裏道。街に住めないクラスの人たちは自然と共に暮らしている。

 

いやーこれがきついのなんのって。

片道10kmでほぼ全行程、傾斜10%以上の登り。しかも炎天下32°C、時々異臭。

まじやばかったっす。

犬たちも車の下の日陰とかでへたばってました。
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ド派手なジプニー。日本でいう運送業のあんちゃん的な?

 

TOPSはセブシティを全て見渡せるので、夜景を見に来るカップルが多いらしい。

僕が行ったのは朝の9時頃だったので、ほとんど無人(笑)
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円形の広場みたいになっている。夜はテーブルとか出るのかな?


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休憩スペースみたいなとこ。ちょっとアート。

正直僕は夜景とか街の景色にあんまり興味ないので、展望デッキとは反対側の、山が見える景色がかなりツボでした。
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絶対こっちでしょ!

 

そういえば、セブはサイクリストがかなり多く、僕がTOPSに行くまでの約80分の間に、軽く100人以上のサイクリストをみました。
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グループが多かったからチームなのかな?

 

ランニングをしている人はほとんど見なかったのですが、TOPSからの帰り道、前方にどこからどう見てもトレイルランナーのおじさんが!
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上下ロングで暑くないのかな?と思ってたらやっぱ暑いらしく、水を頭から何度もかけてましたw

遅かったので追い抜くと、ムキになって(?)抜き返してきたので、しばらく後ろについて走っていると、普通に良いおっちゃんでそのまま30分ぐらい会話しながら一緒に走りました。

おっちゃんもほとんど英語できないので正直行ってることの2割も理解できなかったけど、毎週日曜ここを走っていること、月に2回は走ったあとに奥さんと山へ行き6時間トレッキングすること、おっちゃんの会社のボスは日本人であることなどが分かり、貴重な会話となりました。

「次もしまたあったら山について行っていい?」と聞きましたが、「いやー遠いから・・・」的な感じでやんわり断られました。

最後は握手してお別れ。

走ることに限らず、スポーツは言葉の壁を超えるなぁと少し感動したのでありました。

 

ちなみに今週はホーリーウィークと言って、日本でいうゴールデンウィークみたいなフィリピンの連休があります。

フィリピンは歴史的な背景から敬虔なクリスチャンが多く、街の至るところに大なり小なり教会があります。それこそスラムの中にも。

家の玄関先に聖母マリアイエス・キリストの画が飾ってある家も少なくないです。

そんなわけで国民の祝日キリスト教関連の日が多く、今年は4月13日〜16日までの4日間がお休みに。

そのためか、街では今まさにお祭りやお祈り用の色々なアイテムが売られています。
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とても綺麗な花飾り。もちろん本物の花。チラッと見えてるお姉さんの手作り。

 

13日は僕は学校の授業があるのですが、14日〜16日はお休みなので、土日はバイクレンタルして、島の南部・Oslobというエリアに1泊2日で行ってこようと思ってます。

それでは。

 

See you soon!!

初RUN!

やっと走りに行けました。

トレイルは街からかなり遠いらしいので、ちゃんとした道路を丘の上に向かって走って行きました。

セブの街は他の東南アジアの街と同じで、人と車とバイクと汚い空気でごった返しています。

あと犬(100%放し飼い&100%狂犬病持ち)と猫と裸の子供。平和です。

潰れたヤシの実がそこら中に落ちていて、たまに猫の死骸かと思ってビビります。

街のカオスな写真を載せたいけどまだ人前でカメラを出すのが怖いので、もう少し慣れたらブログに載せます。

南国ということで、初めてルナサンダルで走ったのですが、見事に靴擦れというか足の裏に豆ができました。うーむ。次からはちゃんとランシューで走ります。

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一つとても楽しかったことが、丘の上から学校までの帰り道、快調に下っていると前方に10人ほどの地元民ランニング集団が。

僕が追い抜くと、みんな必死でついてきてサザエさん状態。先頭は林。

僕も楽しくなっちゃって、みんなで叫びながら爆走しました。

後半はみんな無言でついてきてたけど。

下りきったところでハイタッチ。素晴らしき異文化交流 without Languageです。

写真撮っておけば良かった。。

 

日曜はさらに上の有名なビューポイントまで行ってきます。(多分片道10kmぐらい)

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丘の上からCEBU CITYを見下ろす。

 

ちなみにフィリピン人の印象としてはかなり陽気な気がします。

学校のティーチャー達もよく鼻歌を超越してガチ歌を歌っているし、昨日も全力でLet it goを歌っていて、2階から僕のいる5階までまる聞こえでした。ビバ。

 

授業に関しては、日本で何人かの方にフィリピン英語の訛りを心配されたのですが、ノープロブレムめっちゃ厳しい。

下手なアメリカ人より厳しいと思います。

ちなみに昨日の授業では、僕の歯並びが悪いせいで空気が抜けてしまい、THの発音がSに聞こえると注意されました。ショック。

それにしてもRとLの発音が難しいのはわかってましたが、語尾のNとかGとか厳密に発音するとめっちゃ難しいのね。

 

あとこないだ、蚊に食われたので薬局にかゆみ止めを買いに行ったのですが、オロナイン的な薬なのか、ムヒなのかいまいちよく分からずに使っています。

なんとなく塗っている部分の肌の色が落ちてきている気もしますが気のせいでしょう。

ちなみに15ペソ(30円ぐらい)でした。安っ。
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パッケージ見てもmosquito(蚊)的なワードが書いてないけど。

 

明日は午後大きなショッピングモールに、足りない分のパンツとタオルを買いに行ってきます。

そして明後日はウォーターボトル片手に丘の上へ!

いやーやっぱり走ると気分も上がりますね。では。

フィリピン生活

今日はフィリピンでの生活について少しだけ。

基本的に今後のブログは日記形式になると思います。

 

まだ4日目だけど、なんとなく昨日今日で生活リズムが分かってきた。

前回のブログでも書いた通り、セブでは学校と同じ建物内の寮に住んでいる。

寮と言っても安宿の一室を借りているような感じで、かなり狭い。

3人部屋を僕と21歳の大学生の男の子(超好青年でしかもこの学校で一番の秀才)と二人で使っているのだが、他の3人部屋と比べて小さい部屋らしく、「ここに3人は無理だろ・・・」と思う。
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この青年は自分より早く入学していて、自分より長く滞在する予定なので、彼がいわゆる部屋の主だ。

部屋にボロくて汚いデスクもあるが、電気はつかないし部屋では基本主が勉強している(たまに音読してたりする)ので、僕は学校内の至るところにある自習スペースで勉強している。

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シャワーの水圧は弱いが慣れればいける。お湯はちゃんと出る。

 

夜出歩くのは危なそうなので早朝とか走りに行きたいけど、セブに来てからずっと雨季のような(ほんとは乾季)スコールが続いていて、学校内に閉じ込められている。

一昨日は現地通貨を引き出しに行きがてら、スーパーに買い物に行った。

やはり海外に来たらスーパーでの買い物が楽しみですよね。

セブの大型スーパーは結構チェックが厳しく、大きめのバッグを持っていると入り口の警備員に止められ、外の荷物預かり所で預けないと入れない。

売っているものはまぁ割と日本と変わらない。

違いといえばトイレットペーパーが1個ずつ個包装されて売っていることと、肉や魚が氷が敷き詰められた台の上にむき出しで売っていることぐらいか。
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トイレットペーパーのパッケージが可愛い。

オレオを探していたらオレオに似た「SUMO」を発見。

その後普通のオレオも発見したけど相撲の方を買ってみた。

 

天気予報によると今週末は晴れそうなので、近くの丘の上にあるっぽい展望スポットまで走っていこうかと思っている。片道約10km。

気温は30℃以上になるので熱中症に気をつけなくては。

 

フィリピン留学スタート

6月からの旅に先駆けて、フィリピンで2ヶ月間英語を学びます。

という記事を成田空港で書こうと思っていたのですが、まさかのWi-Fiが使えないという事態により、セブ島にある語学学校に到着した翌日の今日、ブログを更新しております。

セブでの生活は学校と寮が同じ建物内にあり、生活しながら勉強するというスタイル。

僕の選んだ学校はかなりガチの教育方針で、基本的に平日は夕方5時までは外出禁止。

英語のレベルが上達しないと退学させられるという、ある意味きわどいラインの学校です。

なので正直平日はあまり変化のない日々が続きそうですが、6月からの旅の楽しみを胸に、久々の勉学に励みます。

とりあえず昨日は成田から学校到着までの間に、面白かったことや旅人の参考になりそうなことが少しだけあったので、日記形式で書きなぐっておきます。

という訳でここから長文注意。

 

⓪出発準備

いつも通りバタバタの準備。

6月からの旅の調べ物やルート作成をずっと行っていたため、2ヶ月に及ぶフィリピン生活の準備をしだしたのは前日の夕方。

そして当日の朝、出発ギリギリまでパッキングや部屋の片付けを行う始末。

あらかじめ買っておいた、長さ3倍のトイレットペーパーがどうしてもpatagoniaのブラックホール60ℓに入らず、諦める。(現地に着いてからやっぱり持って来ればよかったと後悔。理由は後ほど)

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右の方のバッテリー類は預け入れ荷物に入れられないと後で知る。

 

①成田空港

今回利用したのはLCCのバニラエア。

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成田空港第3ターミナルには出発時間の2時間以上前に着いたが、バニラエアのカウンターには長蛇の列。早めに出てよかった・・・。

荷物の預け入れが有料なのは知っていたが、一つ片道5,000円と聞いてビビる。

「手荷物にされますか?」と聞かれるが、手荷物の重量制限は10kg。

今聞いてきたスタッフの横に示されている僕の荷物の重さは17kg。

いや、聞くまでもねぇだろ。

ちなみに荷物の半分近くは学校に事前に指定された大量の教材。(自分で日本で購入して持っていくという変わったシステムなのだ。)

帰りにはほとんど捨ててきてやろうとその場で決意し、帰りの分の支払いを断る。

2年前にマレーシアに行った時と変わっていたのが、モバイルバッテリー系を預け入れ荷物の中に入れられないということ。

某サ◯スンのGALA◯Y NO◯Eの発火事故のせいか?

今回はGRANITE GEARの小型サコッシュしか持っていなかったため、バッテリーを入れた100均のポーチを手で持つ。

次回からはやはりリュックやもう少し大きなサコッシュがあった方が良さそうだ。

LCCということもあるのだろうがロビーには若者が多く、自分のように留学に行く人も多いのだろう。

搭乗口の待合スペースは寒く、夏は上着を着ないと出国前に体調崩しそう。

係員のお姉さんはさすがLCCクオリティ。ずっと誰かの愚痴を言っていて、周りの乗客にも丸聞こえだった。

バニラエアだけなのか他のLCCもそうなのか分からないけど、驚いたことに機内でブランケットを借りるのにも有料らしい。後ろの席の女性が有料と聞いて「じゃぁいいです。。」と言っていた。

もちろん機内でのドリンク提供もなし。すべて有料。
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膝が当たっている。

 

一番驚いたのが、入国カードを書くためのペンを持っていなくて添乗員さんに借りようとしたら、なんとそれも有料とのこと。

近くの人に借りて(もちろん無料で)事なきを得た。

荷物預け入れの5,000円もそうだし、多少の金額の違いならLCCを選ばない方が良いかもしれない。うーむ。

 

②機内

前の列に親子連れ。夫婦+4歳ぐらいのお兄ちゃん+2歳ぐらいのお姉ちゃん+1歳ぐらいの妹ちゃん。みんな可愛い。

途中妹が、自分のトレーナーのお腹のあたりの匂いをお姉ちゃんに嗅がせてお互い爆笑、という謎の遊びをやっていた。

あと、トイレに行こうとして使用中だったので、近くの従業員スペースで待っていると、すぐ横に暗い中頭から布を被って座って寝ているCAさんがいてかなりビビった。

一瞬、ミステリードラマに出てくる殺人現場を思い出し、その現場をじっと凝視してしまった。

今回、エアピローを初投入してみた。

なかなか寝心地は良いのだが、膨らませるのが意外に大変なのと、どこかから空気が漏れているらしく、しばらくすると張りがなくなってくる。

日本に戻ったらもう少し良いものを買おうか・・・。うーむ。

 

③到着

予定よりも1時間遅れて到着。

現地の気温は31℃。かなり蒸し暑い。

昨日知ったのだが、3〜5月はフィリピンでは夏ど真中らしい。

と言っても年間通じてあまり気温の差はないらしいが・・・。

空港を出るとたくさんの語学学校のスタッフが看板を持って生徒の到着を待っていた。

周りの留学生は当然のごとくみんな大きなスーツケースで来ている。(僕は彼らの半分ぐらいの大きさのダッフルバッグ)

中には一人で2つもスーツケースを持ってきている人もいるが、そんなにたくさん何を持ってきているのか不思議だ。

空港からは学校専用の「ジプニー」という現地ではメジャーな乗り合いバス(と言っても軽トラの荷台に席と屋根をつけたような感じの乗り物だ)に、荷物と人をぎゅうぎゅうに乗せて移動。
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これにぎゅうぎゅう。メインストリートは舗装されているが、もちろんガタガタだ。

 

移動中の風が心地良かった。

セブ島と聞くと綺麗なリゾートアイランドを思い浮かべるかもしれないが、そのような場所はごくごく一部で、市街地は普通に汚い。

大型ショッピングセンターから徒歩1分でスラムに行けるような場所だ。

大通りはさすがに舗装されていて車もバンバン走っているが、1本路地を入るとやばい雰囲気がぷんぷんする。
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学校の屋上からの眺め。

 

夜走れないこともなさそうだが、空気が悪そうな上に他に走っている人など誰もいないので目立つだろう。

それにこのブログを書いているフィリピン2日目の今日は、朝から激しいスコールが断続的に降っているので、走っている最中に土砂降りにやられる、なんてこともあり得るだろう。

ちなみに前半に触れたトイレットペーパーであるが、フィリピンでは下水インフラが脆弱らしく、トイレにペーパーを流すとかなりの確率で詰まるらしい。

なので拭いたら横のダストボックスに捨てる方式。

そして超高級ホテル以外はトイレットペーパーは基本的に置いていない。

なので自分で買って持ち歩く方式。もちろんこの学校のトイレにもない。

というわけでトイレットペーパーを日本で用意しておいたまでは正しい判断だったのだが、パッキングを諦めたので元も子もない。

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ご飯はもちろんのごとくまずい。作業として取り込む。

 

1日目終了〜2日目午後。

旅とトレイルと繋がりと。

1月28日に「LONG DISTANCE HIKERS DAY」というイベントに参加してきました。

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内容を簡単に説明すると、国内外の様々なロングトレイルを旅してきた方々、あるいはそれらと深く関わってきた方の話を聞く、というただそれだけのことなのですが、よくある旅行者向けイベントと違うことは、トレイルを旅する、トレイルで遊ぶことに重きを置いている点、あるいはトレイルそのものを紹介するという点。

ゲストの方々は、2003年に24歳という若さで日本人初のPacific Crest Trail(※)スルーハイカーとなった日色健人さん、翌2004年に同じくPCTをスルーハイクした清水秀一さんをはじめ、国内・国外の様々なロングトレイルを歩き倒しているHiker's Depotの長谷川晋さん等々、ロングトレイル界のレジェンドばかり。

※ Pacific Crest Trailーメキシコ国境からカナダ国境まで、アメリカを縦断する約4200kmのロングトレイル。僕が6月に歩く予定のJohn Muir Trail(340km)の大部分は、Pacific Crest Trailに含まれている。

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彼らの話を聞いていて、自分も以前から思っていたことととても近い感覚だったのが、旅をするとき、ものすごい景色の場所を歩いているのだけど、記憶に強く残るのはそこで出会った人たちのこと。そして、また旅をしたいなぁと思う時に求めてしまうのも、人との出会い。

逆説的だけど、一人旅に出る人ほど、人との出会いや繋がりを大切にしているのかもしれない。

誰かが、「一人でいる時間が、その人を作る」と言っていたけど、長い旅をする、ロングトレイルを歩くということは、究極にその人の人生観を形造るのだろう。

僕の経験上、一人で考える・行動する・決断することが出来る人というのは、話していてもそれが分かるし、そういう人との会話は間違いなく面白い。

だから僕もできるだけ一人で色々な経験をするようにしている。

 

また、このイベントの主催会社「TRAILS」による日本のトレイルの紹介や遊び方の提案、そもそもロングトレイルとは、道とは何ぞや?みたいな話が非常に興味深かった。

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形は違えど、世の中には様々な「道」がある。

そして道には必ず意味がある。

例えば昔の人が銀を運ぶために通った道、街から街へと移動するためにできた道、巡礼のための道等々。

つまりそこには必ず「人」が存在する、あるいはしていた、ということ。

道を歩くことで、歴史(=過去)を知り、そこに住む人たち(=現在)と触れ合い、その道を残す(=未来)ことができる。

僕も6月からのアメリカ大陸縦断の旅、できるだけたくさんの道を歩いてこようと思います。

 
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2016年出場トレイルレース総括(後編)

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さてさて、では早速続きから。※改めて、長文注意、パソコン推奨

前編を読んでない方は是非前編からどうぞ。

 

志賀高原エクストリームトレイル54k,D+3000m?(10/22)※前年完走率22.6%

TIME:8:24:45/PLACE:33

前年は「志賀高原エクストリームトライアングル」という名で、2015年開催レース中ワースト1位の完走率を叩き出した伝説的なレース。

コースのタフさに加え、天候も悪かったことでまさにエクストリームな大会となりましたが、2016年度からは色々あってコースがだいぶ走れる仕様に変更になりました。

また、開催時期も前年の8月から、10月後半に変更になったことで、気候的にも走りやすく、また、紅葉シーズンとバッチリ重なっていることで最高の紅葉トレイルを楽しめました。(その分ハイカーも多いけど)

ただそれでも、そこそこタフなレースであることに変わりはありません。

ちなみに僕はレース1週間前に腸炎になり、本当に直前までDNSになるか微妙なラインでした。(当日の朝も薬飲んで走りました)

今回も伊豆から車で5時間半かけて現地入りしたので若干疲れ気味ではありましたが、

前泊したホテル(確か志賀高原パレスホテル)のビュッフェディナーがすごく豪華で、選び放題食べ放題、大満足な夕食で鋭気を養うことができました。

本来はロングが60k,D+3000mのコースでしたが、大会直前に崩落があり54kへ変更に。

ただし累積標高は確かあまり変わらなかった気がします。

スタート時はかなり寒く、スタートゲートが凍るほどでしたが、日が昇るに連れ少しずつ暖かくなり快適に走れました。

オススメポイントは、来年以降も同じ時期に開催されるのであれば兎にも角にも志賀高原の素晴らしい紅葉です。

現地入りのドライブから素晴らしく、走っている時もほぼ100%、一面の紅葉を楽しめます。

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⑥OSJ山中温泉トレイルレース75k,D+5300m(10/30)※前年完走率27.6%

TIME:12:33:56/PLACE:30

こちらも伝説的なレース、前回は8/2開催で暑かったこともあり、完走率はワースト2位。

今年は10/30開催で快適な時期になったものの、距離と累積標高は若干アップ。

パワースポーツ滝川さん曰く、「ハセツネの3割増し、奥久慈の1割増し」のレースらしい。

どちらも出たことないのでイメージ湧きませんが、確かに去年の71kも今年の75kも、優勝者ですら10時間以上かかっていることを考えるとハセツネよりだいぶタフなコースと言っていいでしょう。

ちょっとレースとは関係ないですが、会場の山中温泉はとっても良いところでした。

日本三名湯の一つにも挙げられ、前泊宿から受付・スタート会場までも徒歩5分以内。

レース翌日に仕事がなければそのまま金沢観光もできる素敵な場所です。(僕はちょうど前日で退職したので、レース後はゆっくり金沢観光しました。)

さてコースはというと、前日のコースガイダンスで滝川さんに散々ビビらされた割には楽しめました。

やはり9月に遅いながらも上州武尊(129k,D+9200m)を完走したことが自信に繋がりました。

スタートして割とすぐに、ちょっとデンジャラスな岩場があって、そこで結構渋滞があったので、多少自信のある方は最初突っ込んだ方が良いでしょう。

後半は意外と走れるパートも多いので、高低図のイメージよりは走れるランナーが上位に入りやすい気がします。

あと場所的に関東からの参加者は、レース後に帰宅が難しいので、3連休が取れない方はよっぽど上位に入る自信がなければ参加を見合わせた方が良いでしょう。

実際僕と同部屋の人も、レース後に会社に電話して宿を延泊している人が多かったです。

オススメポイントは、前述の通り宿からのアクセスと、風光明媚なコース、温泉、といったところ。ちなみに僕はまた出たいと思える良い大会でした。

 
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南アルプスマウンテンマラソン45k,D+3130m(11/20)

TIME&PLACE:DNS

TJAR4連覇の「静岡の熊」こと望月将悟さんプロデュースの第1回大会。

色々と趣向を凝らした内容が話題となりました。

残念ながら僕は、OSJ山中温泉以来足首の腱鞘炎が痛み、人生初のDNSとなりましたが、仕事もしていなかったので現地まで見学&応援に行きました。

第1回大会ということで幾つか改善点が見受けられたので、率直に書きます。

前夜祭はBBQ(申込者のみ)だったのですが、食材をもらうために長蛇の列。

そして食材GETしたと思ったら焼き網が足りず焼き待ち難民多数。

また、照明があまりないので暗くて肉の焼き加減が分からず。(実際僕はこの後お腹を壊しましたw)

レース当日は、駐車場からスタート会場までのバスに乗り切れない人多数。

バスが着いたと思ったらそこからスタート地点まで約1.5km徒歩。

結局スタート時間が15分押すという事態に。

コースは走ってないですが林道主体で、フルのカテゴリーは行った道を折り返して往復。

ハーフ(22.5km)だと帰りはレトロな大井川鉄道に乗って戻って来るみたいです。

フルの折り返し地点(ハーフのゴール地点)のエイドではとろろ飯、豚汁、羊羹などが振舞われたらしく、もし今後出ることがあったらその時はハーフでいいかなっていう。

あと「南アルプス」っていう名前の割には南アルプスの雄大な山々は見えません(笑)

色々書きましたが、参加賞がキャップとサングラスだったり、ゼッケンがかっこよかったり、エイドが充実してたりと良い点もたくさんあったので、次回以降に期待したい大会です。

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身延山・七面山 修行走5.4kバーティカル,D+900mぐらい(11/27)

TIME:56:28/PLACE:187

トレラン2年目の僕にとって、初めてとなる「2回目」のレース。

昨年は男子総合24位という好成績を残した思い入れのあるレースです。が、今年は大会数日前に全国的に雪が降った影響で、ロング36km→5.4kmバーティカルに変更。

ぶっちゃけ足首の腱鞘炎がまだかなり痛み、DNSを考えていたので、5.4kmになったことで参加を決めました。仕事してないし。

ちなみに今年は前日イベントとして、287段の階段を一気に駆け上がる「菩提梯バーティカル」が行われ、ちゃっかりそれにも参加。これはスタートからゴールまで、約3分30秒でしたが死ぬ思いましたよ、ええ。

今後また修行走に出ることがあっても菩提梯バーティカルは出ないでしょう。マジできつい…。

本来のコース(ロング「七面昇龍」36km)でのオススメポイント。

まず身延町全体の雰囲気が良い。大会としては割とこじんまりしてるんだけど招待選手が毎年超豪華。参加Tシャツがかっこいい(ただし素材は安物)。コースの途中で見える富士山や南アルプスの山々が絶景。まぁ色々書きましたが、とにかくいいってことです。

僕もきっとまた出ます。
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IZU TRAIL Journey71.7k,D+4408m(12/11)

TIME:9:29:14,PLACE:85

今年最後にして、地元伊豆開催のマンモスレース。

前回は2015年3月開催だったので、前回から600日以上間が開いての開催。

前回はトレイル始めたばかりでまだレース経験もなく、ボランティア参加して「次回は絶対出る!」と心に誓ったレース。長かった…。待ちに待ったよITJ

さて4回目にして初の12月開催となった本レース。3月よりは良いが、やはり寒い。

途中まさかのあられが降ったし。普通は12月に伊豆で雪なんて降らないけどね。

4月とか5月ぐらいでも良いんじゃないかなーと思わなくもない。

コースは噂に違わぬ「走れるコース」。走れます。走れちゃいます。走れちゃうんだなーこれが。え?しつこいって?でもしつこいぐらいに走れちゃうんです。

高低図で見ると前半結構登ってるように見えるんだけど、この辺もほとんど走ってます。

途中何度も「さっきからずーっと走ってるけどそろそろ歩けるポイントないかなー」とトレイルランナー的考えに陥るんだけど、このコースは多分強いランナーは90%ぐらい走ってるんじゃないかな。

ショートレースしか出たことない人とか、トレイル初心者にはうってつけの大会だと思います。制限時間も結構緩いです。

あと晴れればA2の仁科峠以降が景色最高。

それまでのフォレストトレイルから一変、ミヤマクマザサ群の見晴らしが利くトレイルを、正面に富士山、左手に駿河湾を臨みながらひた走る。これは秀逸。

最後10kmぐらいはほぼロードに変わって少し残念だけど、おばあちゃんとかが沿道で応援してくれてそれもそれで良い。

あと参加費高い割にエイドの充実度がしょぼかったりゴール後に暖かいものがなかったりとちょっと不満あるけど、参加Tシャツは多分どの大会よりも良いかな。

今年は協賛のRaidLight製でしたが前回まではThe North Face製。サイズはジャストかワンサイズ小さめをオススメします。RaidLightでかいっす。ちなみに僕は175cm,体重64kg,Mサイズでややデカ。

あと、レースとは関係ないですが、前日に宿で夕食をとらない方は注意。

参加人数が多い割にガッツリ食べられるようなご飯屋さんが少ないので、入店が6時とか7時になるとかなり待たされます。

山中温泉の時は地域のお店もいつもより営業時間延ばしてくれたりと協力的だったけど、松崎では残念ながらそういったことはないみたい。

お昼だけ営業のお店とかこの日だけでも夜もやってくれればいいのにねぇ。

このあたりの改善を期待します。

総合的にはかなりオススメのレースです!

できれば足の怪我なしで万全の状態で挑みたかったけど、まぁしょうがない。
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今年は昨年の完走率ワースト1,2,3のレース全てに完走すること、自己最長となる上州武尊に完走すること、地元開催のITJを全力で楽しむこと、この3つを目標に走りました。

目標は全て達成!色々あったけど、終わりよければ全て良し!

 

ちなみに僕の月間走行距離は平均150kmぐらい、11月は怪我のせいで合計約30km。

UTMBとかTJAR目指すなら最低300kmは走らなきゃなーと思いながらも、

来年は旅に出るのでさらに走行距離は短くなる予定。

 

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

2016年出場トレイルレース総括(前編)

先日の「IZU TRAIL Journey」をもって、今年の僕のレースが全て終わりました。


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各レースで様々な出会いがあり、お勧めのレースを聞いたり聞かれたりすることが多かったので、自分の成績と共に、各レースの特徴やオススメポイントなどを個人的な視点で載せたいと思います。※長文注意

DNS、DNFも含めると今年は9つのレースに参加しました。

まずは前編で4つのレース(「奥三河パワートレイル」「スリーピークス八ヶ岳トレイル」「美ヶ原トレイル&ウォーク」「上州武尊スカイビュー・ウルトラトレイル」)を、後編で残り5つのレース(「志賀高原エクストリームトレイル」「OSJ山中温泉トレイルレース」「南アルプスマウンテンマラソン」「身延山・七面山 修行走」「IZU TRAIL Journey」)を紹介します。

 

①奥三河パワートレイル70k,D+4001m(4/24)※前年完走率31.6%

TIME:11:43:27/PLACE:244

石川弘樹さんプロデュースのレースの中でも屈指の難関コースで知られ、第1回の完走率は2015年開催レース中ワースト3位。

各関門及びゴールの制限時間の厳しさもさることながら、高低図を見ても分かる通り、

前半の長〜い下り(ほぼアスファルト!)でかなり脚にダメージを食うことが、完走率を下げている要因でしょう。

後半のアップダウンは高低図以上のものがあり、前半をしっかり抑えて脚を残しておかないとゴールまで辿り着けません。

オススメポイントとしては、このレースで完走できれば、国内の100kぐらいまでのどのレースにも完走できるんじゃないかと思います。そういった指標になるレースです。

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②スリーピークス八ヶ岳トレイル38k,D+2700m(6/12)

TIME:5:43:37/PLACE:36

言わずと知れた人気レース。今年オススメレースを聞かれた時は即答でこのレースを挙げました。

よっぽど「俺はロングしか興味ねーぜ!」みたいな人以外は是非1度は参加してもらいたいレースです。

ただし超人気の為、エントリーはほぼほぼ抽選に。

コース自体はスカイランニングシリーズにも入るだけあってそれなりにパンチのあるコースですが、三ツ頭から見える南アルプスの絶景はもう最高!

後半に走れるパートが待っているあたりもヒャッハーポイントです。

オススメポイントは、とにかく楽しい!何が?って言われても「とにかく参加すれば分かるから!」って感じで、レース自体もレース以外のイベントや会場の雰囲気も、全てが最高です。もうほんととにかく出て。

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③美ヶ原トレイルラン&ウォークinながわ80k,D+4665m(7/2)

TIME&PLACE:DNF

スリーピークスもそうだったけど、このあたり仕事がMAX忙しく、全然練習できてない上にこのレースの前日徹夜明けからの伊豆→長野移動。

しかも当日は80k走った後すぐに車で伊豆まで戻らなければ行けなかったので、帰りの安全も考慮して人生初のDNF。伊豆の知り合いランナーも同じ40k地点のエイドでリタイアしたので、一緒に温泉入ってソフトクリーム食べて明るいうちに帰るという、それはそれで楽しい思い出になりました。

なので前半しか走っていないですが、前半に関して言えばそこまでパンチのあるセクションもなく、快適なシングルトラックを楽しめました。

ただこのレースは毎年ガスがすごいらしく、今回もそうでしたが景色がほとんど見えませんでした。

それも完走へのモチベーションが上がらなかった原因の一つかなと。

オススメポイントは途中牛さんたちがいる横を走ったり、走行禁止区間があったりとどこか牧歌的な雰囲気があるコース。

調子が悪くても割とすぐ40kが来たので、初めてミドルレンジのレースにトライする人でも完走しやすいかと思います。後半走ってないけどね。

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④上州武尊山スカイビュー・ウルトラトレイル129k,D+9200m以上(9/11〜12)

TIME:33:09:23/PLACE:307

出ました、正真正銘のドMレースです。

あの鏑木毅さんをして、「このレースに完走できれば大体の100マイルレースには完走できる」と言わしめたレースです。まぁ実際はそうでもないと思いますが。

コースの特徴としては、とにかくゲレンデ登りが多いことと、非常に急でテクニカルな下りが多いことです。

「くだる」というより「滑り落ちる」「飛び降りる」と言った方が近いような下りや、ロープを掴んでないと横に落ちていくような急斜面を進むような所もあります。

また、途中クマが里に降りてこないように鉄柵があって、そこの扉を自分で開けて森の中に入っていかなければならない場所なんかは生きた心地がしませんでしたw(しかも夜、前後に選手もいない時間帯)

中間地点を少し過ぎたA4からはドロップバッグを回収し、ここからストックの使用が許可されています。

普段ほとんどストックは使わないので、この大会のために事前に練習しておいたのですが、これが大正解で、おそらくストックなしでは完走できていなかったと思います。

ちなみに、コース上に仮眠ポイントが2箇所(A4と、94.5k地点の洞ノ木平キャンプ場)ありますが、もし仮眠をとるなら絶対に後者のキャンプ場をオススメします。

A4は寒い中、エイド内の硬い地面に直寝、キャンプ場は暖房の効いたロッジの中で毛布付き。

僕は胃がやられていたこともあり、両方で僅かな仮眠をとりましたが、明らかに眠りの質が違いました。また、寝た後は脚も胃もだいぶ復活したので、僕のように完走目的の方は、無理に寝ないで進むよりは、1時間でも仮眠をとった方が良いかもしれません。

やはりロングレースは補給が鍵。今回はそれを痛感したレースとなりました。

正直言ってコースにそこまで魅力は感じられなく、絶景が楽しめる訳でもないのであまりオススメできる大会ではありませんが、あえてオススメポイントを挙げるなら、このレースに完走できればかなり自信がつきますし、おそらくKOUMI100を除けば、精神的にも肉体的にも国内で最もハードなトレイルレースと言っていいと思います。

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後編へ続く。

2つのニュースから思うこと。

 

「LIFE」→人生・命・生活


f:id:MAROU:20161122065122j:imageYAHOO! JAPAN」より

 

世界でもトップクラスに安全と言えるこの国で、ここ数年の間に、どれだけの大きな地震があっただろうか。

どれだけの人生が、唐突に終わることになっただろうか。

 


f:id:MAROU:20161122065527j:imageYAHOO! JAPAN」より

 

「明日死ぬかのように生きろ。永遠に生きるかのように学べ。」

マハトマ・ガンジーの有名な言葉ですが、もちろん毎日そんな意識で生きることが難しいことは分かってます。

仕事、恋愛、家族…

誰だって色々抱えているものはあるでしょう。

ただ、あまりにも生きていることを「当たり前」に思っている人が多い。

日本人は他の国と比べて貯金が大好きなことも、それを物語っています。

 

また、スティーブ・ジョブズも17歳(!)の時出会った本をきっかけに、それ以来毎朝欠かさずに(!)鏡の中の自分に問いかけたと言います。


 ”今日が人生最後の日なら、今日することは自分がしたいことだろうか?”
 長い間答えがノーであるときはいつも
 何かを変える必要があるとわかるのでした。

 そう遠くないうちに死ぬと認識することは、
 大きな選択をする時に助けてくれる
 私にとって他にない重要なツールです。

 なぜならほとんど全てのこと−
 外部の期待や自分のプライド、挫折や屈辱への恐れは全て
 死に際して無くなり本当に重要なものだけが残るからです。

 自分も死にゆくと自覚することは
 何かを失うという思考の罠を回避する最高の方法です。
 あなたは既に裸です。
 ハートに従わない理由はありません。

 

 

「そんなこと言ったって今やらなきゃいけないことがある。」

そう言う人が来週生きている確率はどれぐらいだろうか。来月、あるいは来年生きている確率は?

そしてその人は来週死ぬとしたら同じことを言うのだろうか。来月、あるいは来年死ぬとしたら?

(ちなみに人間が死ぬ確率は100%です。「いつ」だけの問題です。)

 

仕事が大変、忙しい、人間関係に悩んでいる、私は周りの人の為に我慢している、誰も私のことを分かってくれない…

そりゃ人それぞれキャパは違うけどさ、きっとガンジージョブズの方が大変だったと思うんだよね。

その大変な彼らが行き着いた言葉が前述の言葉なんだよ。

昨日今日思いついたり、ちょっと本を読んで取り入れた考えじゃないんだよ。

 

何が言いたいかというと、大変大変言っている人ほど、一回落ち着いて、自分のLIFE(=人生、命、生活)が本当にこれでいいのか、考えてみる価値はあると思う。

あなた、今の自分のLIFE好き?

そのLIFEはあなたの周りの人を幸せにしてる?

 

自然災害で命を落とす、経済的に貧しい国の人が数万円の為に人を殺す、これは多くの日本人が思っている以上に「当たり前」のことです。

僕にはやりたいこと、行きたい場所、見てみたいものがたくさんあります。

でもそれを言い出したらきりがないし、今自分ができることをします。

僕は明日死んでも人生に悔いはない。

これは僕の中で、「当たり前」のことです。

 

今日は今までの人生最後の日。

そして、

これからの人生最初の日。

今を生きよう。

“Life is Journey.”

人生という旅を楽しもう。

 

最後に僕の大好きな2つのスピーチ動画を載せます。

彼らのことが好きな人も嫌いな人も、なんとなく見ているテレビを少しの間消して見る価値はあると思います。

www.youtube.com

www.youtube.com

『これからのこと。』

気づけば前回のブログ更新から1年近く経ってしまいました。

多分今後は頻繁に更新する、はず。

 

さて、僕の今後の予定として、7年半勤めた会社を辞め、来年から海外に行きます。

以下はあくまで予定なので変わる可能性もゼロではないですが…。

 

まず年末年始を実家でのんびり過ごしながら渡航の準備。

最初に2~3ヵ月の間、フィリピンで語学学校に通い英語を学びます。

その後アメリカへ渡り、TRAIL TRIPを敢行。

(アメリカはトレイル天国なのです。)

John muir trail、Grand Teton、Grand Canyon、Yellowstone、etc.

 
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アメリカでのTRAIL TRIPをほどほどに満喫した後は、メキシコから徐々に南下。中南米を旅します。

行きたい国や地域を挙げだしたらキリがないけど、その中でも絶対行きたいのがメキシコ、キューバ、コロンビア、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、チリ(イースター島も)あたり。

 

お金の問題はおいておくとして、多分これらを急がずにしっかりまわると1年近くかかると思われる。

旅の途中で34歳になり、日本に帰ってきて35歳になる前に次の移住先と仕事を見つける、という流れが今のところの予定。

まぁ恐らくはそんな予定通りにはいかないでしょうが。

そしてそれが人生の面白さでもあるのですが。

 

とりあえず今回はざっくり今後の予定をお伝えしたかったので、またこまめに近況アップしていきまーす。


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“Life is a Journey.”

 

トレラン1年目の今年を振り返って

先日、今年最後のトレイルレース「身延山七面山修行走」が終わりました。

 
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今年は何を隠そうトレランデビュー年。
 
人生の宝物と出会えた年です。
 
色々な条件とタイミングがはまり、デビュー年からいきなり110kmのレースを走るという無謀な挑戦をするも、無事にすべてのレースを完走できました。
 
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レース以外にもマレーシアの島で50km走ったり、南アルプスにはまったり、箱根外輪山一周したり、天城の山を1日中走ったり、32歳になった今も、遊びと挑戦に全力を注いでいます。
 
特に今年最後のレースとなった修行走では、心・技・体すべてにおいて、今までの自分を超えたものとなりました。
 
どれだけ強くいられるか、ではなく、
 
どれだけ楽しめるか。
 
それがもっとも大切だと分かった大会でした。
 
来年出たいレースがたくさんありますが、なんとなく自分は走れるレースよりも、アップダウンが激しいレースに向いているようなので、そのようなレースにできるだけたくさん出るつもりです。
 
まず年明け一発目は4月の奥三河パワートレイル。
 
第1回の今年は完走率が30%だった難関コース。
 
こういう方がやる気出ます。
 
 
そして今考えていること。
 
伊豆の素晴らしい山の魅力をもっと多くの人に知ってもらうにはどうすれば良いか。
 
伊豆の美しい森を残して行くにはどうすれば良いか。
 
自分にできることをやっていこうと思っています。
 

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