台湾Trip!!〜FORMOSA TRAIL参戦記・レース編〜

Hey guys!!

 

 

ブログ更新するする詐欺で前回の更新から随分経ってしまいましたが、理由ははてなブログの不具合やらコロナやらコロナやらはてなブログの不具合やらと色々な言い訳をしつつ、はいすみませんサボってまどーも僕です。話は変わりますが、よく「〇〇があればご飯何杯でもいける」っていう人いますけど実際には3杯でアイナTheENDですよね。

 

今回は昨年11月30日〜12月1日に台湾で開催されたFORMOSA TRAILというトレイルランニングレースの話。ええ、もう半年以上前の話ですけど、何か?

 

 

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海外レースに興味がある人のみならず、後編では普通に台湾旅行に興味がある人にも役立つ情報を盛りだくさんなので、これは万人向けの内容になるんじゃないかなっ!なっ!なっくす!

 

久しぶりのブログ投稿ということで文章力が小学2年生の2学期レベルまで落ちていますが、まずはFORMOSA TRAILの概要から。

「FORMOSA TRAIL」とは台湾の台中からほど近い「埔里(プーリー)」という田舎町が舞台となるトレイルランニングレースで、2019年大会のカテゴリーは104km(累積標高5650m)、75km(4100m)、40km(2400m)、16km(710m)、8km(400m)の5つでした。今回僕が出場したのは最も長いカテゴリーの104km。

 

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このレースの面白いポイントとして、レースが始まってからでも途中の関門で自分がエントリーした距離よりも短いカテゴリーに変更可能というのがあります。

つまり104kmにエントリーしてスタートしても、途中でトラブルが起きたり疲れたりうんこ踏んでテンション下がっても、75kmや40kmのカテゴリーに変更できちゃうという寸法。一般的なレースではこんなことありえないので、なぜこの大会がそのようなシステムを取れているのかは謎ですが、ランナーにとっては少し気が楽になるポイントかもしれませんね。

 

そして日本から距離的に近かったり、国民性が親日だったり、エイドの食べ物がいちいち美味しくてムカつくあたりもこのレースの魅力と言えるでしょう。

なのにエイドの写真1枚も撮ってなくて草。

そのため日本人ランナーも多く、僕の感覚的には1/3ぐらいの選手は日本人だったような気がします。気がするだけかもしれませんけど。

あ、少し話は逸れますが、台湾には3000m峰が253座もあるって知ってました?

ちなみに日本にある3000m峰は富士山含め21座です。

スタジオに戻します。

 

次に今回の僕の全体的なスケジュールがこんな感じです。

 

11月28日(木) いつも通り仕事を終えて帰宅後、羽田空港へ。23時頃羽田空港に到着。翌朝5時発の飛行機搭乗まで空港内ベンチで時間潰し。

11月29日(金) 午前中に台北到着後、地下鉄、新幹線、バスを乗り継ぎ台中へ。

少しだけ台中観光した後バスで埔里へ移動。レース会場は埔里の街から少し離れた所にあるので、タクシーで会場へ向かい出走手続き完了。再びタクシーで街に戻り、スーパーで買い物&予約しておいたホステルにチェックイン。

11月30日(土) 早朝、事前に大会Webサイトで予約しておいたレース会場までの無料送迎バスに乗り込み、スタート地点で準備完了。

12月1日(日) (確か)深夜1時か2時頃ゴールし、会場内にあるシャワーを浴びて朝のアフターパーティーまで会場内の椅子で仮眠。

パーティー終了後、大会専用送迎バス(その場で申し込み可)で台北へ。

ホステルにチェックイン後、台北観光&夜市で食べまくり。

12月2日(月) 朝の飛行機で帰国し、そのまま山梨へ。夕方帰宅。

 

僕は初の台湾ということで少し観光もしたかったので4連休とりましたが、出場するカテゴリーと予定次第では3連休でも十分行ける感じです。

 

そして次に肝心のレースの話。

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コースマップ下部の高低図を見ても分かる通り、スタートから一気に1000mの登りでレースは幕を開けます。日が昇る前の朝方というのと標高がどんどん上がっていくので、動いているのに体感温度は少しずつ下がっていくというあまり経験したことのない感覚を味わいながらも、序盤は当然まだまだ元気。エイドステーションでも、台湾料理やドラゴンフルーツなど食べ過ぎ必須の美味しい補給食に満、満、満足〜、満満満足〜でした。

しかしその後、40km過ぎてからの長いアスファルトの下りでだいぶ足を削られ、下りきった所にあるエイドステーションでは、優勝候補のO川SOU太さんが胃をやられたのかグロッキーな様子で休んでいました。

そこから再び長い急登。今度は1500mアップです。

かなりきつくはありましたが、まだ日が出ていて明るかったのと、雰囲気的に割と上位の方にいることがわかったので、この辺りもテンション高めで乗り越えられました。

問題はここから。

コース中最高地点の大尖山(2017m)を超えた後の下りが長いこと長いこと。

この後にもまぁまぁパンチのある山が残ってるのが分かっていただけに、この辺りの肉体的精神的疲労はなかなかのものでした。確か時間帯的にもこの辺りから夜のパートに突入したような気がします。気がするだけかもしれないけど。

正直この下りが終わればラスト20kmの山は気合いでどうにかなると思っていましたが、中盤の長いアスファルトの下りで脚に溜まったダメージと、激しい眠気でここからはほぼ走れずに歩いていました。

ただ、あまりの眠さに少しだけ山の中で休むとどんどん体温が下がってくるのが分かったので、寝るに寝られずほぼゾンビ状態でした。

天気が良かったのでまだそこまでひどい状況ではなかったですが、あれで雨とかだったらガチでゾンビになった可能性もなきにしもあらず。いやないな。

 

それでもなんとかゴールにたどり着き、翌朝のアフターパーティーでは目の前で焼かれた豚の丸焼きを食べながら無料で飲み放題のビールを飲み、この土地の伝統的な踊りをみんなで踊るという楽しい時間を過ごせました。

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コースの内容としては、激しい登りや長い下りがあったものの、走れる所も多く、明るいうちにいかに先に進んでおくかが完走へのポイントになると思います。

明るいうちに景色も楽しんでおきたいですしね。

あとは雰囲気として、大規模な茶畑やバナナ農園の中を走ったり、竹林があったり、民家が並ぶ集落の中を通ったりと、変化に富んだコース設定で飽きずに走り(歩き)きることができました。

 

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またエイドでは日本語が多少話せる台湾人のスタッフさんもいて、初めて海外レースに出る人でも割と安心して出れるんじゃないかと思います。

エイドの写真1枚も撮ってなくて草(2回目)

 

ただし各エイドにあるトイレは絶望的に汚いので、そこだけは覚悟しておいてください。

それ以外は大満足の大会で、もし今後100mileが新設されたら必ずまた出場したいと思います。

それか今度は友達と40kぐらいのカテゴリーに出て、のんびり観光してくるのもいいかな。

そんな楽しみ方も選べるので、まとめとしてはFORMOSA TRAILかなりおすすめです!!

 

さぁでは次回「観光編」では、レース以外の部分(主に食べ物)をお伝えしたいと思います。

今度こそ必ずすぐに更新しますよ!

 

というわけで、See you soon!!

 

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