旅ブログ〜ペルー編⑥〜

Hey guys!!

 

日本へ帰る日が近づいているということで帰ってからのことをあれこれと考える最近ですが、帰って山梨に住んだら買いたい動物がいまして、なにかというと豚です。

海外の田舎の方とかに行くと普通に豚を飼っている家をよく目にするのですが、豚って危なくないし可愛いし、何より大きくなったら食えるどーも僕です。

 

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さてさて長かったペルー編も、ついにというかやっとというか、最終回です。

まずはクスコを訪れる旅行者にとっては有名なレインボーマウンテンへ行った話。

 

実は行く前から色々ありまして、申し込んだツアー会社の人間が約束の場所に約束の時間に来なくて日程が変更になったり、レインボーマウンテンに向かう途中で僕の乗った車が馬鹿デカい野良犬を轢いて、車が壊れるというアクシデントがありましたが、とにかくレインボーマウンテンのトレッキング道まで無事にたどり着くことができました。

 

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野良犬と衝突して壊れた車。ちなみに犬はなんと生きてた。

 

移動途中に車から見た山々や、アルパカの大群はなかなかの絶景でした。

ただガードレールも何もない崖っぷちの荒れた道を運転手が飛ばすもんでなかなか怖かったですが。

 

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小さい米粒みたいのが全部アルパカ。こんな景色が30分ぐらい続いた。

 

レインボーマウンテンは標高こそ約5,000mとかなりの高さですが、トレッキングのスタート地点がすでにかなり高いので、登山というよりはハイキングという感じでした。

富士山みたいに人いっぱいいたし。

そんな道なので、気持ち良くトレイルランニングを堪能。

通常2時間ぐらいかけて登るルートらしいですが、僕は30分ほどでレインボーマウンテンへ到着。

 

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レインボーマウンテン。土中に含まれるミネラルの種類によって色の違いが出るらしい。

 

曇っていたせいもありますが、レインボーマウンテン自体よりも、その周りの山々の景色の方が素晴らしくて、僕だけ他の人と違う場所の写真を撮りまくってました。

 

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多くの観光客はレインボーマウンテンまで行ったら引き返すのですが、僕は時間にも体力にも余裕があったので、さらに先のトレイルを行くことに。

そこにはレッドバレーと呼ばれる場所があり、個人的にはレインボーマウンテンよりレッドバレーの方が全然良かったです。

 

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本物は物凄い別世界感。180°以上こんな景色。

 

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HDR(ハイダイナミックレンジ)的風景。

 

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写真だとわかりずらいけどかなり変わった形状の花を発見した。

 

ちなみにレッドバレーのビューポイントの手前には人がいて、本来なら5ソル払わないといけないらしいのですが、僕が「今お金ないからここで引き返すよ」と言ってその場で写真を撮っていると、「特別にタダでいいぞ。他の人には内緒だからな」的なことを言われてタダで入ることができました。

おっちゃん良い人。

でも他の人はちゃんとお金払ってくださいね。

レインボーマウンテンからの帰り道は最高に走りやすい緩やかな下りだったので、久しぶりにぶっ飛ばして駆け下りました。

 

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ダイナミックな地層のうねりに萌える。

 

クスコ最終日は、ラパス行きのバスの出発時間が夜の10時だったため、日中は近くのピサックという小さな村へ。

ここは「聖なる谷」と呼ばれる場所のひとつらしく、なんかドラクエに出てきそうな名前という理由で行ってみることに。

ピサックはとてもとても小さな村でしたが、意外とツーリスティックというか、伝統文化が残りつつも外国人観光客が好きそうなお洒落なお店などが多くありました。

当然僕はそんな店に興味はないので、ランチは地元の人で賑わうメルカド内の食堂で。

おっちゃんが食べてたやつがめちゃくちゃ美味そうだったので、それ何?と聞いて同じものを頼みました。

 

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4ソル(約140円)のランチプレート。

 

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ペルーのメルカド食堂は安くて美味しいものばかり。

 

ピサックには少し山を登ったところに遺跡があるのですが、入場料が70ソル(約2,450円)というクソ高い値段だったので行くのをやめました。

以前からブログでも書いている通り、基本的には僕はケチるのが嫌いで、その国や地域に貢献するつもりで多少のお金は値切らず払うのですが、クスコ周辺の観光施設はちょっと調子に乗りすぎてるレベルで値段が高いので、この場合は「高くし過ぎるとお客さんが減ってかえって収益が減る」という当たり前の法則を分からせるために遺跡見学を見送りました。

良いとこですけどね、ピサック。

 

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ベビーアルパカのニット帽がかなり気に入って自分用に買おうかと思ったのですが、試着したところ絶望的に似合わず諦めました。

ニット帽、ほんと似合わないんですよねぇ…。

 

クスコに戻り、バスターミナルへ行くとまたもやMさる君を発見。

同じ日の同じ時間のラパス行きバスに乗ることは知っていましたが、またもや連絡なしでばったり遭遇。

 

ここで一つ失敗談があり、日本では馴染みがないですが、海外では長距離バスが多く、バスターミナルでも空港利用税みたいな税金を払う必要があることが多々あります。チケット代に入れといてくれればいいのにね。

そのことをすっかり忘れていた僕は、ペルーのお金を使い切ってしまっていて、税金を払うことができなくなってしまい、10歳年下のMさる君に約30円を恵んでもらうことに。

まぁMさる君がいなかったら最悪その辺のペルー人に恵んでもらっていたと思いますが、持つべきものは友ですね。

 

そんなこんなで約1ヶ月滞在したペルーに別れを告げ、この旅8ヶ国目となるボリビアへ。

次回はラパスのお祭りと、標高6,088mの山ワイナポトシに挑戦した話。

 

それではまた!

See you soon!!

 

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