旅ブログ〜エクアドル編①〜

Hey guys!!

 

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エクアドル前半のブログをすっ飛ばして早くガラパゴスの記事を書きたい今日この頃、みなさまいかがお過ごしでどーも僕です。

ガラパゴス諸島は世界で初めての「世界遺産

そんな宝の中の宝のような島の小さな食堂で…

 

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まさかの招き猫。

今やこんなところにまで、すげーな招き猫。

 

さてさて、リアルタイムではすでにペルーに入り、ワラスという山の麓のテンションMAXあずマックスな街にいるわけですが、ちゃんと順番通りコロンビア出国からの続きをやります。

 

コロンビアからはCruz del surという南米長距離移動の有名バスで、エクアドルのキトを目指しました。

 

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バスからの眺め。畑だらけ。

 

席が隣だったニュージーランド人のトラック運ちゃんと仲良くなったり、ごはん休憩の際には水原希子激似のベネズエラ人とカタコトのスペイン語でコミュニケーションをとったりしました。ちなみにこの水原希子は、ベネズエラのカラカスから、チリのサンティアゴまでバスを乗り継いで行くとのこと。

って、簡単に言いましたけど、軽く5,000km以上はありますよ。すげー。

ニュージーランドのおっちゃんは良いことも悪いことも、驚くようなことがあるととにかく「Fu◯k」を連発するコテコテのトラック野郎で、途中で食べたランチ定食が2.5ドルだったときも「Oh fu◯k!!」と言っていました。

 

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コロンビアとエクアドルの国境を越えたところでは、警察による全員の荷物チェックがあり、麻薬犬が乗客の荷物をたまに噛みながら匂っていました。

 

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国境だけじゃなく国内の治安もしっかり守って欲しいね。

 

正直キトでは大してやることがなかったのですが、コロンビアで失った装備を新たに手に入れるというミッションがありました。

エクアドルでもコロンビア同様、バスに電車の要素を20%ぐらい入れたような路線バスが活躍しており、25セントでどこまででも行けるシステム。

 

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あそうそう、エクアドルはUSドルが通貨単位となっており、アメリカでは今やレアな50セント硬貨も普通に流通しております。

バスが多いので空気が少し悪いですが、物価は安いし食べ物も美味しいので言うことなし。

 

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50セントのマラクヤ(パッションフルーツ)ソフト。激ウマ。

 

というわけで特に何もしていないキトをさっさと後にし、有名な山へ行く拠点の街ラタクンガへ移動。

街から街を繋ぐバスもとても安く、だいたい1時間で1ドルの計算。

キトからラタクンガまでは2時間だったので2ドル。バスは安い。バスは…

 

ラタクンガの宿へ着き、早速山の情報を聞く。

近辺にはコトパクシという活火山としては世界最高峰の山と、キロトアループというクレーターの周りをぐるりと一周できるトレイルがあります。

が、エクアドルで登山をする為にはガイドが必須らしく、しかもそのガイド料がめちゃくちゃ高い!

コトパクシは最低でも225ドルからと言われ、そんなに払ってまで登りたい山ではなかったので、ガイドがいらないキロトアループへ。

トレイルヘッドまでバスで行くため、登山ではないものの標高は4,000m。

富士山より高い場所で、時々雨の降るなかアップダウンの激しいトレイルランを楽しみました。

 

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キロトアクレーター。湖が天気が良ければエメラルドグリーンに見えるらしい。

 

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途中激しい雨と風。切り立った稜線を行く。

 

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突如現れた羊の群れ。

 

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リャマ?

 

後半、人用ではなく動物用のトレイルに入ってしまっていたらしく、リャマを回収しにきていた地元の子に、人用トレイルへ戻る道を案内すると言われた。

時々手を使ってよじ登るような急峻な山道を、つま先が割れたビニール製のパンプスみたいのでスタスタ登っていく女の子。

すげー、と思っていたけど、数日前に滑落して腕を折ったらしく、左手を布でぐるぐる巻きにしていた。

 

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息も切らさず登って行く女の子に、僕はゼーゼー言いながら着いて行くのがやっと。

 

正規のルートに合流したところで、女の子がお金くれ的なジェスチャーをしている。

まぁチップみたいなものかと思っていると、20ドルと言う。

2ドルでご飯が食べられるエクアドルで、さすがに高いだろうと思ったが、骨折した腕を見せて、病院がどうのこうのと言っている。

本当なら働かずにお金をもらう術を覚えない方がいいので、こういうときは断った方がいいのだろうけど、僕はあげることにした。

強盗に遭ってもすぐに新しいケータイや靴を買うことができる僕。片腕を折ってもすぐに危険な山道で働かないといけないまだ12〜3歳の女の子。

この子が20ドル稼ぐのにいったいどれだけ働けば良いのだろう。

いくら貧乏旅行とはいえ、日本人が20ドルを稼ぐなんてどれだけ簡単なことか言わずもがなだろう。

味をしめたのか、その後も「両親」「病院」などのワードを出してきて、さらに15ドルを要求してきたので、僕はあえて30ドルあげて彼女の肩に手を置き、頑張れよというような表情をしてその場を後にした。

今回の僕の行為が必ずしも良いこととは思わないが、貧しさのあまり悪い道へ走ってしまうよりはマシだというのがこの時の僕の判断だ。

これが正しいか間違っているかは誰にもわからない。

あと数年経って、あの女の子が真っ当に働いて幸せに暮らしていれば、それは正しかったのだろう。

 

さて少し話は逸れてしまいましたが、帰りもバスに乗り街へ向かっていると、なんと途中まさかの雪景色!

 

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そりゃあ標高4,000mぐらいあれば雪も降るわなー。

 

ラタクンガでは体調を崩したこともあり、キロトアへ行った以外はダラダラと5日ぐらい滞在してしまいましたが、いよいよ目前に迫ったガラパゴスに向けて気をとりなおし、一路エクアドル最大の都市、グアヤキルへ!

 

ガラパゴスのことは多分一回の記事では書ききれないので、次回はグアヤキルガラパゴスのことを少し。

 

それではまた!

See you soon!!

 

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