旅ブログ~アメリカ編⑤~
Hey guys!!
今はサンフランシスコからヨセミテ国立公園へ向かう為の経由地、Mercedという街にいます。
今日はここMercedで時間が余ったので、映画館でパイレーツオブカリビアン見てきました。はっきり言ってほとんど英語が分からなどーも僕です。
24hマックで一夜を明かそうと思っていたらまさかの0時閉店ということがわかり、この旅初のモーテルに泊まっています。
無駄にでかいベッド。60ドル高いっす。
でもおかげで洗濯もして、頭と髭も刈って、バッテリー類も充電して、JMTに入る前に準備が万端に整いました。
実は昨日もめちゃくちゃ暇な1日でしたが、間髪入れずにブログ更新するのもアレかと思い、サンフランシスコ空港内のくつろぎスペースで今後の旅の予定を考えたり、YouTubeで「ダウンタウンなう」の動画を見てました。
レンタカーを返却して荷物を全てパッキングしたら絶望的な重さになって若干帰りたいです。
重い…他のハイカーと何が違うのだろうか…?
ちなみに今回の旅に持ってきた本は2冊。
Paulo Coelhoの"ALCHEMIST"(邦題「アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)」)と、村上春樹の"What I talk about when I talk about running"(邦題「走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)」)
いずれも日本語では読んだことがあるので、今回は勉強も兼ねて英語版を買いました。
「アルケミスト」は世界的ベストセラーで、ジュリア・ロバーツを始め数々の有名人が大好きな本としてお薦めしています。
特に旅が好きな人なら沢木耕太郎の「深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)」、ジャック・ケルアックの「路上 (河出文庫 505A)」に並び、読むべき本でしょう。
僕はこの本が好きすぎて、常に文庫本を2冊所有し、お薦めしたい人がいるとその人に貸すのではなくあげちゃってます。
ていうか基本的には全ての人に読んでほしい本です。
村上春樹の「走ること…」については、ランナーなら読んでいて当たり前だと思いますが、以前トライアスロンの最高峰"IRONMAN"のYouTube動画を見ていたら、動画の冒頭でこの本の中の言葉を引用していてしびれました。
読書家だけでなく海外のアスリートにも多大なインスピレーションを与えている村上春樹、かっけーです。
2日住み着いたサンフランシスコ空港を後にし、市街地で名物のパンの器に入ったクラムチャウダーを食べました。
しかも有名ベーカリーのBOUDINというお店で、洒落乙に外の席でいただきました。
コーヒーも頼んで10ドルオーバーと少し高めでしたが、2日間の宿代がタダだったことと、一応サンフランシスコ名物のひとつぐらい食べておかねば!ということでめっちゃ美味しかったです。
久々にまともな物食べたなって感じでした(笑)
ちなみにシャワーはさっき5日ぶりぐらいに浴びました。
さて、この旅に出る直前のブログで、今回の旅を大きく4つのセクションに分けました。
アメリカでの1ヶ月半の滞在はセクション1になるわけですが、そのアメリカも前半と後半に分けられます。
前半はレンタカーで移動しながらひたすら国立公園を巡る旅。
これはこれで、海外でのレンタカー長距離移動経験や、毎日のキャンプ生活(時々車中泊)など、始めてのことずくめでとても貴重な経験となりました。
グランドサークルは夜もとにかく暑く、なかなか寝付けなかった。
そして後半、全長約340kmのトレイルを約3週間キャンプしながら、今度は歩き倒す旅がこれから始まります。
アコンカグア・イースター島・パタゴニアのセクション4を今回の旅のハイライトと位置付けていますが、このJohnMuirTrailもなかなかのワクワク感です。
衣食住の全てを背負い、たった一人で標高3,000m以上の熊の住む山々を踏破する、夢のような時間です。
でもよく考えたら、僕が今一番の目標にしているTrans Japan Alps Raceは、距離415km、累積標高27,000m以上を8日以内に踏破しなきゃいけないんですよね。ほんまクレイジーやわ。
まぁ荷物の重さは桁違いですが…。
前回も書いた通り、恐らく次回ブログを更新できるのは山から降りたとき。
その時点で今回の旅の4分の1が終わったと思うと早いものです。
ブログに載せきれない写真ももちろん大量にあり、折を見てアルバムの形でFacebookにアップできればと思います。
そして改めてになりますが、いつもブログを読んでいただいて本当にありがとうございます。
僕はブロガーではないので基本的にブログから収入を得ておらず、皆さんのコメントや、いいねが本当に励みになります。
そして一人遠く離れた言葉も通じない場所で、常に何らかの危機を感じながら旅をする自分にとっては、皆さんとのコミュニケーションは束の間の安堵の時間でもあります。
しばらく間があきますが、今後もよろしくお願いいたします!!
See you again!!