旅ブログ~アメリカ編②~
Hey guys!!
旅ブログ第2回は内容盛り沢山なので覚悟して読んでくださどーも僕です。
まずは前回の続きから、ザイオンからブライスキャニオンに向かう途中、少し寄り道してCoral Pink Sand Dunes State Parkという長い名前の、要は砂漠に行きました。
あんまり観光客もいない野老で全然期待せずに行ったら、
これです。
わかりますかね?右の方にちっちゃーく人が写ってるの。このスケールです。
まぁ正直砂の色はピンクではないですが凄かったです。
そして空の色もめちゃくちゃに青くて、多分今まで見た中で一番青いんじゃないかっていうぐらい。
僕の近くに1組ファミリーがいたのですが、小さな女の子が「ウワォ!」を連発して、ますだおかだ」の岡田の真似してました。
こんな砂漠にもたくましく咲く花。
さて続いてはブライスキャニオン。
何やらアメリカの国立公園には年間パスなるものがあることをここで初めて知り、購入。
これがあると、1年間ほぼ全ての国立公園に入り放題で80ドル。
車で国立公園に入る場合、場所にもよりますが有名なところだと30ドルかかるので、3つ行けば元がとれます。
ザイオンでは知らずに既に30ドル払ってしまった…
さてまず初日はとりあえず公園内を観光しよう、ということで、15kmぐらい走っちゃいました。
今回は三脚持参で、セルフタイマーをセットしては走って戻ってを繰り返したので、けっこう疲れました(笑)
あんまりこの言葉は使いたくないんですけど、やばくないですか?コレ。
画像は一切加工とかしてないでこの色ですよ。
ブライスやばいです、はい。
そして肝心のトレイルレース。
なんとまぁ、腕時計もスマホの自動設定の時計も、借りた車の時計までアメリカのサマータイム設定になっていなくて、スタート地点までのシャトルバスを見事に乗り損ね、仕方なく50mile(80km)から50kmの部に変更となりました。アメリカに来て1週間も気づかなかったなんて、さすが僕ですね。やってくれる。
まぁそれぐらいアメリカは時計がなく、逆に日本人は時間を気にしすぎ?
50kのスタート。日本と違って緩~い雰囲気で、スタート10秒前ぐらいまでみんな前の方に行かない(笑)
しかし、50kmに変更して正解だったと気づくまでに、そう時間はかかりませんでした。
スタート地点は標高2,400m。
すでに富士山富士宮口五合目の高さ。
通りですぐに息があがるわけだ。
そして照りつける太陽。灼熱のトレイル。
水を飲んでも飲んでも渇く喉、あまりの暑さに食べ物を胃が受け付けず。
正直35km地点のエイドステーションでリタイヤしようか本気で悩んで、とりあえず30分ぐらい日陰で休みました。
「こんなことではトランスジャパンに出れないぞ!」自分に言い聞かせ、なんとか再出発。
ほとんど砂漠。砂ぼこりでみんな足が真っ白。
ラスト2キロは緩やかな下りで、いつもなら10分もかからないのに、この日は止まっては吐いてを繰り返し、50分かけてやっとゴール。
ゴール後も救護テントで胃液を吐き続け、まさかのフィリピンに続き点滴を打ってもらい、ゴールから2時間後になんとか回復しました。
レース中、他にも山の中でぶっ倒れてレスキューの人にその場で点滴打ってもらってる人もいたので、かなりハードなコンディションだったんだと思います。
アップダウンはそこまで大きくないにもかかわらず、あの比叡山トレイルレースよりも遅い、9時間40分でのゴールとなりました。
今は元気なので大丈夫です。
ちなみにレース中に日本人の方(なんとあの暑い中100mile完走!)と知り合い、夜はビールで乾杯しました。
とりあえずこれで1つのミッションが終了したので、あとは臨機応変に予定を変更しながらゆるゆると旅を続けます(笑)
それではまた!
See you soon!!