フィリピン留学スタート
6月からの旅に先駆けて、フィリピンで2ヶ月間英語を学びます。
という記事を成田空港で書こうと思っていたのですが、まさかのWi-Fiが使えないという事態により、セブ島にある語学学校に到着した翌日の今日、ブログを更新しております。
セブでの生活は学校と寮が同じ建物内にあり、生活しながら勉強するというスタイル。
僕の選んだ学校はかなりガチの教育方針で、基本的に平日は夕方5時までは外出禁止。
英語のレベルが上達しないと退学させられるという、ある意味きわどいラインの学校です。
なので正直平日はあまり変化のない日々が続きそうですが、6月からの旅の楽しみを胸に、久々の勉学に励みます。
とりあえず昨日は成田から学校到着までの間に、面白かったことや旅人の参考になりそうなことが少しだけあったので、日記形式で書きなぐっておきます。
という訳でここから長文注意。
⓪出発準備
いつも通りバタバタの準備。
6月からの旅の調べ物やルート作成をずっと行っていたため、2ヶ月に及ぶフィリピン生活の準備をしだしたのは前日の夕方。
そして当日の朝、出発ギリギリまでパッキングや部屋の片付けを行う始末。
あらかじめ買っておいた、長さ3倍のトイレットペーパーがどうしてもpatagoniaのブラックホール60ℓに入らず、諦める。(現地に着いてからやっぱり持って来ればよかったと後悔。理由は後ほど)
右の方のバッテリー類は預け入れ荷物に入れられないと後で知る。
①成田空港
今回利用したのはLCCのバニラエア。
成田空港第3ターミナルには出発時間の2時間以上前に着いたが、バニラエアのカウンターには長蛇の列。早めに出てよかった・・・。
荷物の預け入れが有料なのは知っていたが、一つ片道5,000円と聞いてビビる。
「手荷物にされますか?」と聞かれるが、手荷物の重量制限は10kg。
今聞いてきたスタッフの横に示されている僕の荷物の重さは17kg。
いや、聞くまでもねぇだろ。
ちなみに荷物の半分近くは学校に事前に指定された大量の教材。(自分で日本で購入して持っていくという変わったシステムなのだ。)
帰りにはほとんど捨ててきてやろうとその場で決意し、帰りの分の支払いを断る。
2年前にマレーシアに行った時と変わっていたのが、モバイルバッテリー系を預け入れ荷物の中に入れられないということ。
某サ◯スンのGALA◯Y NO◯Eの発火事故のせいか?
今回はGRANITE GEARの小型サコッシュしか持っていなかったため、バッテリーを入れた100均のポーチを手で持つ。
次回からはやはりリュックやもう少し大きなサコッシュがあった方が良さそうだ。
LCCということもあるのだろうがロビーには若者が多く、自分のように留学に行く人も多いのだろう。
搭乗口の待合スペースは寒く、夏は上着を着ないと出国前に体調崩しそう。
係員のお姉さんはさすがLCCクオリティ。ずっと誰かの愚痴を言っていて、周りの乗客にも丸聞こえだった。
バニラエアだけなのか他のLCCもそうなのか分からないけど、驚いたことに機内でブランケットを借りるのにも有料らしい。後ろの席の女性が有料と聞いて「じゃぁいいです。。」と言っていた。
もちろん機内でのドリンク提供もなし。すべて有料。
膝が当たっている。
一番驚いたのが、入国カードを書くためのペンを持っていなくて添乗員さんに借りようとしたら、なんとそれも有料とのこと。
近くの人に借りて(もちろん無料で)事なきを得た。
荷物預け入れの5,000円もそうだし、多少の金額の違いならLCCを選ばない方が良いかもしれない。うーむ。
②機内
前の列に親子連れ。夫婦+4歳ぐらいのお兄ちゃん+2歳ぐらいのお姉ちゃん+1歳ぐらいの妹ちゃん。みんな可愛い。
途中妹が、自分のトレーナーのお腹のあたりの匂いをお姉ちゃんに嗅がせてお互い爆笑、という謎の遊びをやっていた。
あと、トイレに行こうとして使用中だったので、近くの従業員スペースで待っていると、すぐ横に暗い中頭から布を被って座って寝ているCAさんがいてかなりビビった。
一瞬、ミステリードラマに出てくる殺人現場を思い出し、その現場をじっと凝視してしまった。
今回、エアピローを初投入してみた。
なかなか寝心地は良いのだが、膨らませるのが意外に大変なのと、どこかから空気が漏れているらしく、しばらくすると張りがなくなってくる。
日本に戻ったらもう少し良いものを買おうか・・・。うーむ。
③到着
予定よりも1時間遅れて到着。
現地の気温は31℃。かなり蒸し暑い。
昨日知ったのだが、3〜5月はフィリピンでは夏ど真中らしい。
と言っても年間通じてあまり気温の差はないらしいが・・・。
空港を出るとたくさんの語学学校のスタッフが看板を持って生徒の到着を待っていた。
周りの留学生は当然のごとくみんな大きなスーツケースで来ている。(僕は彼らの半分ぐらいの大きさのダッフルバッグ)
中には一人で2つもスーツケースを持ってきている人もいるが、そんなにたくさん何を持ってきているのか不思議だ。
空港からは学校専用の「ジプニー」という現地ではメジャーな乗り合いバス(と言っても軽トラの荷台に席と屋根をつけたような感じの乗り物だ)に、荷物と人をぎゅうぎゅうに乗せて移動。
これにぎゅうぎゅう。メインストリートは舗装されているが、もちろんガタガタだ。
移動中の風が心地良かった。
セブ島と聞くと綺麗なリゾートアイランドを思い浮かべるかもしれないが、そのような場所はごくごく一部で、市街地は普通に汚い。
大型ショッピングセンターから徒歩1分でスラムに行けるような場所だ。
大通りはさすがに舗装されていて車もバンバン走っているが、1本路地を入るとやばい雰囲気がぷんぷんする。
学校の屋上からの眺め。
夜走れないこともなさそうだが、空気が悪そうな上に他に走っている人など誰もいないので目立つだろう。
それにこのブログを書いているフィリピン2日目の今日は、朝から激しいスコールが断続的に降っているので、走っている最中に土砂降りにやられる、なんてこともあり得るだろう。
ちなみに前半に触れたトイレットペーパーであるが、フィリピンでは下水インフラが脆弱らしく、トイレにペーパーを流すとかなりの確率で詰まるらしい。
なので拭いたら横のダストボックスに捨てる方式。
そして超高級ホテル以外はトイレットペーパーは基本的に置いていない。
なので自分で買って持ち歩く方式。もちろんこの学校のトイレにもない。
というわけでトイレットペーパーを日本で用意しておいたまでは正しい判断だったのだが、パッキングを諦めたので元も子もない。
ご飯はもちろんのごとくまずい。作業として取り込む。
1日目終了〜2日目午後。