ランカウイ旅行記②
2日目の朝。
近くの売店でレッドブルとタイガービールを買ってきてゲストハウスの外で
朝っぱらから飲んでいると、運良くオーナーのAJが登場。
お互い片言の英語でやり取りしていると、どうやらクアタウンまで乗っけてってくれる
らしい。もちろん有料で。
クアまではさすがに走れる距離ではないので(これも人によって40kmって言われたり
60kmって言われたり、まぁとにかくめちゃくちゃ遠いということでしょう)、
AJにお礼を言い早速準備をして乗せてもらう。
移動中は特に会話もなく30〜40分ほどでクアに到着。(60kmではなかったようだ)
この日は特にやることも考えてなかったので、とりあえずクアの街をぶらぶら。
この日もランニングスタイルで来ていたので(昨日の夜シャワーでウェア洗った)、
ぶらぶらしつつもたまにちょっと街を出て海沿いや住宅街を走ってみる。
なんかよく分からないが神聖っぽい建物があったり
なんかよく分からないがものすげーカラーリングの建物があったり(しかもこれ公共の建物っぽい)、
馬鹿でかいコンドルいたり(幅20mはあったと思う)、
国旗ペイントのホテルがあったりしました。
そういえばランカウイでは数時間おきに島内放送的なでっかいボリュームで
街のスピーカーからお経のような歌のようなものが流れてたけどあれは未だに謎です。
昼間はともかく真夜中も普通に流れてた。
この日ちょうどクアはナイトマーケットの日だったので行ってみることに。
ちなみにランカウイでは毎日、曜日ごとにどこかの街でナイトマーケットがあります。
例えば月曜は新宿、火曜は池袋、水曜は上野、みたいな感じで。
ちょっとまだ早かったので、人はまばら。
そりゃそうだ、ナイトマーケットって言ってるのにまだ明るいしね。
こんな感じで通り沿いにずらーっと出店が並びます。
ここでもやはりアナ雪。くっそ暑いけど。
まぁベタに果物だったり
縁日的な肉達だったり(サテーという焼き鳥みたいなのが人気)
魚やイカが生で売っていたり(これは地元の人に大人気)
灼熱の路上でスイーツというどう対処したらいいのか分からない現象が起こっていたり
(しかもスイーツと一緒になぜかピザが売ってる)
ものすごい色のジュースが売っていました。
1.5RMって書いてありますね。1杯50円くらいです。安い。
僕は何が書いてあるのかもわからず、緑色の見るからに身体に悪そうなのを
買ってみました。味はというと…
普通にメロン味で美味しかったです。
ちなみに一番左の、おばちゃんで半分隠れてる飲み物は「ミロ」なんですが、
はい、あの「ミロ」です。日本でも売ってるあの麦芽飲料ミロ。
なぜかランカウイ(マレーシア全体で?)ではミロが大人気。
こういう出店とか小さい売店とかでも、水とコーラとミロとネスカフェは必ず売ってます。
缶でも紙パックでも日本みたいに粉でも、ミロがいっぱい。
あとなぜかカフェオレ的な飲み物が「ネスカフェ」という名で売られています。
僕はランカウイにいる間、ミロもネスカフェも1回も飲みませんでした。
結局買ったのは無難に美味そうなこの2つ。肉じゃないし。
上は実際もっと赤いので、上が辛そうで下がただの焼きそばに見えるんですが、
実際は上がまさかのケチャップ味ビーフンで、下が激辛やきそばでした。
不意打ちの辛さに、すすった瞬間「ぶほっ!!」ってなりました。
食べたあとすぐに緑のジュースを買いに走りました。
早めの夕食を済ませたら、昨日のトラウマがあるので早々とタクシーを拾い、
泊まっているゲストハウスまで。
するとたまたまそこにオーナーのAJの姿が。
AJを見てタクシーの運ちゃんが助手席の僕に「あれ、インド人だな。」
ここに来てまさかのAJ is NOT 地元人。見た目おんなじだからわかんねーから。
しかしこのとき気づいていれば良かった。インド人は嘘つきが多いことを…。
タクシーを降りてAJとしばし明日の予定について雑談。
明日はチェックアウト日なので、AJが約10km離れた空港まで送ってくれるという。
ちなみにここのゲストハウス宿泊者は3日間を通じて僕一人のようでした。
「10時にここで。」と言い残しAJ去る。僕、信じる。
シャワーを浴びたあと(ちなみにシャワー室とトイレは同じ空間)、
近くの売店(滞在中10回ぐらい行った)で買った2RM(約70円)のタイガービールを
2本飲んで、家を出るとき本をリュックに入れ忘れたのを悔やみながら寝ました。
この日の走行距離、20km。
明日はいよいよ最終日。
続く。