旅ブログ~アメリカ編③~
Hey guys!!
レンタカーのバッテリーランプが黄色く点灯していていつエンストするかとビビっているどーも僕です。
この記事を書いている今はYellowstone国立公園にいます。
公園内で唯一無料Wi-Fiが使えるマンモスビジターセンターで、バッファローやエルクの剥製に囲まれながらケータイをいじっているのは僕だけです。
さて、前回のブログからかなり色々なことがあったので、それぞれ少しずつ書きますね。
細かいことは帰ってからみなさんに直接お話するとして。
BryceCanyonの後は、GrandCanyon、AntelopeCanyon、Horseshoebendなどに行きました。
谷底に降りられる。けっこう歩くけど。
グランドキャニオンはそれはそれはものすごい…、人で、もはや巨大な商業施設と化していました。
景色はもちろんすごいんだけど、規模が大きすぎて実感があまりわかないのと、人の多さで、正直そこまで感動できなかったです。
ちなみにこのときはどこのキャンプ場もいっぱいで、国立公園から出た道路の路肩で車中泊しました。
ホースシューベンド
アンテロープキャニオンは今はツアーでしか行けないようになっていて、1時間半で48ドルとかなり高かったのでどうしようか迷ったのですが、行って良かったです。
何が良かったって、その景観ももちろんだけど、このあたりのエリアはナバホ族といういわゆるインディアンの人達が元々住んでいるエリアで、ナバホの人達がツアーのガイドをしていること。
まぁ彼らも今ではファーストフードを食べるようになって、時代の流れは感じずにはいられないけど。
映画「フォレストガンプ」で、フォレストが走るのを止めた場所で有名なモニュメントバレー。
そして一気に車で北上、多分500km以上走ったかな?
灼熱のグランドサークルを離れ、一路グランドティトン国立公園へ。
ここは期待通りの素晴らしさで、いちいち景色がかっこよくて写真を撮りまくったり、お土産屋さんでステッカーを買ったりしました。
トレイルでは日本人とのハーフで姫路と滋賀にも住んでいたことがあるというAsh君(写真右)としばらく会話。
外来種の木を切ったりトレイルを整備する仕事をしているそうで、来年には日本に来てそういう会社を自分で立ち上げたいとのこと。
来年日本で再会することを約束し別れました。
本当はこの日の夜バックカントリーキャンプに誘ってくれたのですが、既に自分のキャンプグラウンドに2日分の料金を払ってしまってキャンセルができなかったため、合流できませんでした。残念。
ちなみにグランドティトンとイエローストーンは完全にグリズリーの生活圏内で、公園内ではベアスプレーの携行が推奨されています。
キャンプグラウンドでもこのようにベアボックスなるものがあり、食べ物飲み物は食事時以外、このボックスか車の中に入れておかなければならない。
テント内に置いておくのは駄目。
ただベアスプレーは50ドルぐらいして高いので僕は買ってません。
なので、イエローストーンのこんな美しいトレイルでも…
万が一に備え木の棒を持ってすごい緊張感の中走りました。
グリズリーといえばアレですからね、ドラクエでも会いたくない攻撃力の高いやつです。
でもAsh君曰く、グリズリーよりエルク(トナカイみたいなやつ)の方が攻撃力が高いらしく、遭遇したら木の陰に隠れた方がいいと言われました。
道路を横切ったりとか普通にあるので、しょっちゅう渋滞してます。
バッファローとの距離1.5メーター。意外と目は可愛い。
あと、グランドサークルでアリゾナのウォルマートに行ったんですが、さすがはウォルマート、色々なものがバカみたいに安かったです。
ジュースとか缶詰めとか、この量で1ドルかよ!みたいな感じで、当面の食料を買い込みました。
明日はイエローストーンを出て、一度ソルトレイクシティに寄ったあと、いよいよサンフランシスコへの約1200kmの大移動が始まります。
車大丈夫かな。
途中どこかのキャンプ場か、24時間オープンのマクドナルドで一夜を明かす予定です。
サンフランシスコでは空港ラウンジで寝て、宿代を浮かそうと目論んでいます。
アメリカでの後半戦、全長340kmのジョンミューアトレイルに入る前にもう一度ブログを更新できるかと思います。
それではまた!
See you soon!!
旅ブログ~アメリカ編②~
Hey guys!!
旅ブログ第2回は内容盛り沢山なので覚悟して読んでくださどーも僕です。
まずは前回の続きから、ザイオンからブライスキャニオンに向かう途中、少し寄り道してCoral Pink Sand Dunes State Parkという長い名前の、要は砂漠に行きました。
あんまり観光客もいない野老で全然期待せずに行ったら、
これです。
わかりますかね?右の方にちっちゃーく人が写ってるの。このスケールです。
まぁ正直砂の色はピンクではないですが凄かったです。
そして空の色もめちゃくちゃに青くて、多分今まで見た中で一番青いんじゃないかっていうぐらい。
僕の近くに1組ファミリーがいたのですが、小さな女の子が「ウワォ!」を連発して、ますだおかだ」の岡田の真似してました。
こんな砂漠にもたくましく咲く花。
さて続いてはブライスキャニオン。
何やらアメリカの国立公園には年間パスなるものがあることをここで初めて知り、購入。
これがあると、1年間ほぼ全ての国立公園に入り放題で80ドル。
車で国立公園に入る場合、場所にもよりますが有名なところだと30ドルかかるので、3つ行けば元がとれます。
ザイオンでは知らずに既に30ドル払ってしまった…
さてまず初日はとりあえず公園内を観光しよう、ということで、15kmぐらい走っちゃいました。
今回は三脚持参で、セルフタイマーをセットしては走って戻ってを繰り返したので、けっこう疲れました(笑)
あんまりこの言葉は使いたくないんですけど、やばくないですか?コレ。
画像は一切加工とかしてないでこの色ですよ。
ブライスやばいです、はい。
そして肝心のトレイルレース。
なんとまぁ、腕時計もスマホの自動設定の時計も、借りた車の時計までアメリカのサマータイム設定になっていなくて、スタート地点までのシャトルバスを見事に乗り損ね、仕方なく50mile(80km)から50kmの部に変更となりました。アメリカに来て1週間も気づかなかったなんて、さすが僕ですね。やってくれる。
まぁそれぐらいアメリカは時計がなく、逆に日本人は時間を気にしすぎ?
50kのスタート。日本と違って緩~い雰囲気で、スタート10秒前ぐらいまでみんな前の方に行かない(笑)
しかし、50kmに変更して正解だったと気づくまでに、そう時間はかかりませんでした。
スタート地点は標高2,400m。
すでに富士山富士宮口五合目の高さ。
通りですぐに息があがるわけだ。
そして照りつける太陽。灼熱のトレイル。
水を飲んでも飲んでも渇く喉、あまりの暑さに食べ物を胃が受け付けず。
正直35km地点のエイドステーションでリタイヤしようか本気で悩んで、とりあえず30分ぐらい日陰で休みました。
「こんなことではトランスジャパンに出れないぞ!」自分に言い聞かせ、なんとか再出発。
ほとんど砂漠。砂ぼこりでみんな足が真っ白。
ラスト2キロは緩やかな下りで、いつもなら10分もかからないのに、この日は止まっては吐いてを繰り返し、50分かけてやっとゴール。
ゴール後も救護テントで胃液を吐き続け、まさかのフィリピンに続き点滴を打ってもらい、ゴールから2時間後になんとか回復しました。
レース中、他にも山の中でぶっ倒れてレスキューの人にその場で点滴打ってもらってる人もいたので、かなりハードなコンディションだったんだと思います。
アップダウンはそこまで大きくないにもかかわらず、あの比叡山トレイルレースよりも遅い、9時間40分でのゴールとなりました。
今は元気なので大丈夫です。
ちなみにレース中に日本人の方(なんとあの暑い中100mile完走!)と知り合い、夜はビールで乾杯しました。
とりあえずこれで1つのミッションが終了したので、あとは臨機応変に予定を変更しながらゆるゆると旅を続けます(笑)
それではまた!
See you soon!!
旅ブログ~アメリカ編①~
Hey guys!!
次の更新がいつになるかわからないとか言っておきながらいきなり更新してるどーも僕です。
出発の日にケータイを忘れて電車を1本遅らせるというトラブルがありましたが、その他は概ね問題なくアメリカ侵入を果たしました。
ラスベガス空港の男用トイレ。女用は誰か気になる。
ラスベガス空港でレンタカーを3週間借り、まずはザイオン国立公園へ。
初日は時間も時間だったので、途中の辺鄙なキャンプ場に1泊しました。
ベガスからの道中はいきなり壮大すぎる景色が広がっていたベガス(ざます風にベガスを語尾に付けてみました)
アメリカの国立公園はすでにシーズンインしてるらしく、ザイオンでは駐車場も予定してたキャンプ場もすでにいっぱい!
仕方なく高いけどWi-Fiとシャワーが使える近くのキャンプ場へ。
目が覚めたらこの景色が飛び込んでくるんだからやってらんないですよね。
みんなほんとキャンプが好きなようで、キャンピングカーの数がすごくて、キャンピングカー専用のキャンプ場もたくさんある。
てか当たり前だけど、キャンプ場って基本1スペースでいくらって計算だから、一人より複数人でキャンプした方がお得ですわな。
あと、ここが国立公園だからってのもあるだろうけど思ってたより全然物価が高い!
ザ・アメリカ的なコーラやスニッカーズですら日本より高いってどういうことよ?
まぁ逆に日本の物価が長い間変わらなすぎっていうのもあるんだろうけど。
国立公園内は無料のシャトルバスが頻繁に通っていて、たくさんあるトレイルヘッド(少し違うけど日本の登山口みたいなもの)に簡単にアクセスできる。
ではここからは写真連発でお届けします。
まずは昨日午後から行ったNARROWS(「狭い」という意味)
最後はカメラを岩の上に置いて走ってる自分撮り。石川弘樹さんのようにかっこよく撮れない…
ここは途中からザブザブと川の中を歩くコース。
もはやトレッキングではなくキャニオニングだが、けっこう深くて流れのきついところも老若男女進んでいく。
奥に進むにつれて谷も細くなってきて、最後は僕一人になったけど(笑)
日光白根山で捻挫した足首にまだ痛みが残っていたので良いアイシングになりました。
続いては今日行ったいくつかのトレイル。
当然写真では伝わりきらないのですが、これが一発目の国立公園で、これからもっとすごいのが続くのかと思うとワクワク通り越してなんかもうよく分かんないですね。
意外とトレッキングだけじゃなくてトレランもできてるので、良いトレーニングにもなってます。
さて明日はブライスキャニオン国立公園へ移動し、土曜のレースまでそのまま滞在。
次に更新するときはレースの結果を報告します!
See you soon!!
旅へ。
フィリピンから日本に戻ってから一度もブログを更新できず、いよいよ今日がアメリカへの出発の日となってしまいました。
諸々の公的手続きや装備品の確認&買い出しなど、色々とやることがありバタバタして、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
フィリピンという国についてまとめようと思っていたのですが、今回は他にも書きたいことがあるのでいずれ別の機会にフィリピンのことを書こうと思います。
とはいえ、たった2ヶ月間、それも首都のマニラではなくセブ島の語学学校にいたぐらいで、「フィリピンはこんなところで、フィリピンの文化はこんな感じ」などと語っていいはずもなく、語れるわけもないのですが、あくまでも僕なりの視点から、いずれ書きます。
そしてこれは、今後の旅に関しても同じことが言えるわけで、僕がブログやFacebookでお伝えすることというのは、その国のごくごく部分的な側面でしかありません。
インターネットが普及した情報社会だからこそ、それを忘れないようにしないとね。
フィリピンから戻って、日本でやらなければならないこと、やっておきたかったことがいくつかありますが、そのうちの一つが富士登山です。
外国人との会話の中で、日本のことを説明する時に、かなりの頻度でMt.Fujiの話題になり、やはり海外でも日本の山といえばMt.Fujiというの有名なんだなと知りました。
そしてこれから約半年間、海外を旅する前に、なんとなくそのMt.Fujiに登りたくなったのです。
とはいえまだ6月頭、今年は雪解けが遅く、御殿場ルートはかなりの雪が残っており、残念ながら3600mで敗退となりました。
それに栃木からだと片道3時間かかるので、日帰りだと時間的余裕がないのです。
そのリベンジというわけではないですが、先週末は日光にある白根山という関東の最高峰に登ってまいりました。
栃木県民のくせに今まで登ったことがなかった山ですが、はっきり言って最高でした。
ただここでも部分的に雪がガッツリ残っていたため、下りは雪渓をグリセードで滑り降りてめっちゃテンション上がりました。
日光白根山に登りたいと思ったのは、先日友達の美男美女韓国人カップルがわざわざうちの実家まで遊びに来てくれ、3人で那須まで遊びに行った際に日光の雄大な山が目に入ってしまって完全に心持っていかれたからです。
数日後にはアメリカの壮大な景色が見れるってーのに、全く山中毒者は困ったもんですね。
ちなみにそのカップルの彼女の方が以前那須に住んでいたこともあり、二人とも何度も那須へ行っているようで、栃木県民の僕より全然詳しかったので、僕は完全に案内してもらう側でした(笑)
友達カップルと、俺。くそぅ。
あと日本でやりたかったことが、上野の東京都美術館で開催中の「バベルの塔展」に行くことでした。
正直行く前は、有名な「バベルの塔」以外の展示品には期待を持っていなかったのですが、ほとんどすべての絵を前に興奮しっ放しでした。
少しでも美術や絵に興味がある方は、ぜひ足を運ぶことをお薦めします。
さて、今回の僕の旅の予定について、かなりざっくりとですが改めて説明します。
①アメリカでトレイル歩き三昧
グランドサークル、イエローストーン&グランドティトン、ジョンミューアトレイルをテント泊しながら1ヶ月半ぐらいかけて周ります。基本的にモーテルなどには泊まらない予定なので、次にブログを更新できるのがいつになるか分かりません。
②中米をのんびり通過
メキシコ、キューバ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、コスタリカ、パナマ等々、多分一生に一度しか行かない国々をさらりと旅します。
③南米主要スポット&アンデストレッキング
パナマから海路でコロンビアに渡ったあとは、ペルーでアンデス山脈をテント泊で回り、マチュピチュやウユニ塩湖などとりあえず有名どころは行こうと思っています。
何と言っても今回の旅のハイライトはこのセクションになるでしょう。
アメリカ大陸最高峰のアコンカグア(標高6,960m)への挑戦、大学時代環境問題の勉強をしている頃から行ってみたかった、自然破壊により滅亡したイースター島(ラパ・ヌイ)、世界中のアウトドア愛好者が憧れる、桁違いのスケールを持つパタゴニアの山と大地。
トータルで約半年ぐらいの期間を予定していますが、未来のことは分かりません(笑)
当然ですが、海外では(というか今回の旅の内容的に)Wi-Fi環境にあまり期待できないので、SNSの更新が1ヶ月以上ないこともあるかもしれませんが、きっと無事ですのでご心配なく(笑)
とりあえずLos Angels空港でWi-Fiが繋がるっぽいので、一発Facebookアップするかも。
最後に、
今の時代、世界一周しているバックパッカーなんて腐るほどいるし、前人未到のことなんてほとんど世の中に残っていません。
だからこれは僕にとって冒険でもなんでもない、ただの旅です。ただの遊びです。
おそらくもう一生できないであろうこの贅沢な遊びの中で、きっと多くのことを学び、長い時間自分自身と向き合うことになると思います。
この旅から戻って来たら、少しはみんなに面白い話ができると思うので、楽しみにしててください!
Thank you for reading my blog always!
See you soon my friends!!
ボホール島で闘鶏を見るの巻。
セブでの語学学生生活も先週の金曜で終わり、土曜からはセブ島から船で2時間のボホール島というところに来ています。
学校の仲間のことやフィリピン生活全般のことは、後でまとめとして書きたいと思いますので、今回はタイムリーなボホールのこと。
ボホールへ到着直後、予想通りトライシクルの客引き合戦。
とりあえず最初の言い値が高いことはわかっているので、「バス乗るからいい」と言ってスルー。実はバスターミナルの場所わかってないんだけど、まぁ港からそう遠くないでしょ、と思いテクテク歩き出す。
少し歩いていると再びトライシクルのおっちゃんに声かけられる。
「10ペソでいいよ」え?10ペソ?さっきのおっちゃんは75ペソって言ってたけど。
「バスターミナルまで行きたいんだけど・・・」
「バスターミナルは4キロ先だから40ペソだな。」
「乗ります。」
この炎天下に重い荷物背負って4キロはさすがにきつい。
しかもさっきの75ペソに比べれば約半額だからよしとしよう。
そういえばセブシティではトライシクルよりバイタクが多かったな。
ところが着いてみると、バスっていうか、ジプニー乗り場でした。
ボホールにはいわゆる日本みたいな綺麗な大型バスも走ってるんだけど、おっちゃん何を勘違いしたか、ジプニー乗り場に僕を連れてきました。
「あれがLoboc行きだよ」
とりあえず予約した宿の方向には向かうらしいので、そのまま乗ることにしました。
ところがさすがジプニー、超満員で僕が座ったのは、対面式の座席の真ん中のスペースに置いた幅10cmぐらいの木の台。
めっちゃ狭いしお尻痛いし、これで1時間かぁ、と最初は嘆いていましたが降りるときに値段を聞いたら20ペソと爆安だったので全て許せました。
1時間乗って45円のバスってどんな価格設定だよ。
宿は6人1部屋のドミトリータイプ。
初日はインド人の家族5人(夫婦と娘3人)+僕というなかなかオリエンタルな夜となりましたが、このブログを書いている2泊目の夜は僕一人で貸切というすごい落差。
エアコン無しなのでかなり暑いです。
シャワーはもちろん水のみ。
シャワーっていうか超弱い打たせ湯みたいのが上からちょろちょろ出る感じ。
そして屋外。でも全然いいです。
さてそんなわけで本日はバイクを借りてボホール島ツーリング。
借りるとき免許証の提示も求められなければ、バイクも120km/hまで出るやつとかなり太っ腹な宿です。
本当は朝9時ぐらいから行動開始しようとしてたのですが、朝まさかの豪雨で一旦部屋で待機。wi-fi繋がるんでYouTubeでクレイジージャーニー見てました。
11時頃になるとカラッと晴れ、いざ行動開始。
まぁ結局その後何度かスコールにやられることになりましたが。
とりあえず適当に海沿いの気持ちの良い道を時速80kmでかっ飛ばします。
ところどころ街のマーケットがあれば覗いて見たり、海で地元の家族が遊んでいるのを見たり、特に時間も気にせずふらふらしました。
所々にこういう地元の人の憩いのビーチみたいなのがある。平和そのもの。
小さな集落内をノロノロ走っていると、何やらある建物からやたら歓声が聞こえます。
近くにバイクを停め、建物内に入ろうとすると入場料30ペソが必要とのこと。
一瞬迷うも、中の盛り上がりの声がすごくてどうしても見てみたくなり中へ。
生まれて初めて生で「闘鶏」というものを見ました。
ものすっごい盛り上がり。
「やばい、ゾクゾクする。」
観客たちはしきりに声をあげ、どうやら客同士で賭けをしているよう。
もちろん僕は賭けませんが(賭け方もよくわからなかったし)、人々の熱気が伝わってきて、正直めちゃくちゃテンション上がりました。
もちろん観光客なんかゼロ。僕だけ。ていうか市街地からもだいぶ離れてるし。
リングサイド(?)はさらに20ペソ必要らしい。それでも人でびっしり。
しばらく観戦した後、闘鶏場外のローカル食堂でランチをとることに。
これがアホかってぐらい美味くてびっくり。
もうね、完全にビーフシチューです。
量も十分で文句無し。値段もコーラをつけて95ペソとまずまず。
やはり旅先ではローカル食堂でローカルフードを食べるのが間違いなく美味くて安い。
その後、世界遺産として有名なチョコレートヒルズを目指すも、途中「〜 Fall」(名前忘れた)の看板が目に入り、川&滝好きの血が騒ぐ。
「滝、だと・・・!?」
大きな道からデコボコの林道に入りさらに5km、ここもやはり地元の人のみで賑わう綺麗な滝に到着!
スコールに備えてラン用の乾きやすい服で来てたので、迷わず飛び込む。
いやーあれだわ、闘鶏見て美味い飯食べて滝つぼで遊んで、一言で言うとあれだわ。
最高。
ボホール最高。
フィリピーノガールズをパシャリ。みんな笑顔でピースしてくれた。
ぶっちゃけもうチョコレートヒルズとかよくね?みたいなテンションになっちゃいましたが、一応ボホールに行きたいと思った最初の理由がチョコレートヒルズなので行くことに。
ちなみに途中のデコボコ林道でも、民家の近くを通りかかると小さな子供が満面の笑みで「Hi!!」って言ってくれたり走ってバイクについて来たりとめっちゃ可愛かったです。
途中の有名なManmaid Forest。綺麗な森の中を道路が走っている。写真撮ってる人もちらほら。
で、こちらが有名なチョコレートヒルズ。
チョコレートヒルズの滞在時間は約10分で終了。
ちなみに闘鶏場と滝はそれぞれ30分ずつぐらいいました。
いや、チョコレートヒルズも良かったですよ?
ボホールに行ったらぜひ行くことをお勧めします。行かない人いないだろうけど。
ただ別に何をするってわけでもないんですぐ降りて来ちゃいました。
なんかやたらと、自転車に乗るジップライン(旅サラダでもやってた)とかサーフボードに乗るジップラインの看板が出てたけど、まぁ値段が高いことは容易に想像できるし、「別にサーフボードは海で乗ればよくね?」って一瞬でも思っちゃったのでもうやる気が起きずやりませんでした。
展望台は多くの観光客で盛り上がっている。ドローンも飛んでた。
最後また海まで出て、夕暮れに黄昏れてから宿へ。
マングローブと干潟と人。よーく見ると何かを拾っている人が見える。
宿の食堂スペースでビール飲む。安宿の割にかなりおしゃれ。
ここの宿はSUP(スタンドアップパドル)とマウンテンバイクのツアーをやっていて、どうやらそっちで儲けているようです。
まぁセブに2ヶ月住んだ僕の金銭感覚は完全に地元住民のそれなので、SUP体験が最低800ペソ〜とか高過ぎて選択肢にも入りませんでした。
明日は夕方までにセブ島へ戻り、空港近くの宿で1泊してから明後日の朝の便で日本へ帰ります!
おそらくフィリピンでのブログ更新は今回が最後になると思うので、次回は日本に帰ってから、フィリピン生活のまとめを書きたいと思います。
とりあえず日本に帰ったらソッコーで富士山に登りに行く予定です。
それではまた!
See you soon!!
最後の週末、やっぱり山が好き。
セブでの語学学校生活も残すところあと3日というところで、15年ぐらい使っている電子辞書がついにお逝きになられたどーも僕です。
すでにネットでスペイン語機能搭載の電子辞書を注文済み。今頃は実家に届いているはず。
先週末はセブでの最後の週末でした。
最後ということで、セブでどうしても行っておきたかった、一応セブ最高峰のオスメナピーク(Osmena Peak)に行ってきました。
「一応」をつけた理由は、標高が確か1000mぐらいで全然高くないのと、登山口までバイタクで行ってそこから通常30分ぐらいでサクッと登れちゃう山だからです。
ルートを細かく説明しますと、
僕の滞在しているCebu Cityからバスで約3時間、ダラゲテ(Dalaguete)という街で降ります。
バス停とかは特にないので、乗務員の人に、「ダラゲテに着いたら教えて!」と言っておきます。ちなみにバスは乗車率120%な上に、僕の両隣の人が食べてたクラッカーのカスが僕の足の上にふりかかってきてました。ちなみにちなみに僕が今回乗ったバスはエアコンなしです。
行きのバスは106ペソ(230円ぐらい)。こっちのバスは乗ってからしばらくすると乗務員が料金を回収に来る形式です。1000ペソで払ったら舌打ちされた上に、お釣りは890ペソで4ペソはチップとして回収されたようです。
この現象は以前に近所のスーパーでも経験済みだったので、特に文句も言わずスルー。
無事にダラゲテで降りると、早速バイタクのおっちゃんらが「オスメナピーク?」と声をかけてきます。
本来ならここで値段の交渉に入るところですが、たまたまマニラから旅行にきていたフィリピン人大学生の男の子と同乗することになったので、最安値の一人100ペソで乗ることができました。
オスメナピーク登山口まではバイタクで約30分。
125ccぐらいのバイクに男3人乗りは初体験でしたが、なかなか快適でした。
東南アジアあるある。バイクの3ケツ4ケツは当たり前。
普通の観光客はオスメナピークに登った後またダラゲテの街まで戻るので、バイタクのおっちゃんに登山口で待っててもらうのですが、実は今回僕にはあるプランがありました。
オスメナピークから西に約10km、セブでも有数の観光スポット「カワサンフォール(Kasasan Falls)まで繋がるトレイルがあるという情報をネットで探り当て、トラバースルートをトレランしちゃおうという魂胆です。
オスメナピーク山頂までは、バイタクで仲良くなったAlex君と一緒に登りました。
写真は笑顔ですがAlex君は汗だくでヒーヒー言いながら登ってました。
山頂からは西海岸のビーチリゾート「モアルボアル」も見渡せる絶景。
周囲の山の形もご覧の通り変わった風景で、低山の割にはなかなか「山感」が出てます。
しっかり自撮り棒持参のAlex。
ここでAlex君に別れを告げ、僕は一人トラバースルートへ。
他にこのルートを行く人は誰もおらず、景色独り占めですフゥーイェー!
ちなみにオスメナピークで少し喋った他のフィリピン人観光客に、「これからカワサンフォールまで走るんだもんね」と言ったら、「Are you crazy?」と言われました。
このあたりは高原野菜が有名らしい。のどかなキャベツ畑の中も通る。
明らかにやりすぎなぐらい積み上げられたキャベツ。
これを背負って歩いている農家さんがいて心から尊敬します。
だんだんと雰囲気が出てくる山間のトレイル。アップダウンは少ない。
とうもろこし畑の中も通る。こんなトラバースルート日本じゃまずないでしょう(笑)
今のところ山では100%の確率で遭遇している牛。人の気配はない。
野生のパパイヤを横目にジャングルトレイル。
何度かわかりづらい分岐があったけど、少し進んだところに農家さんとかがいて正しいルートを聞けたので、そこまで大きなロストは今回ありませんでした。
途中農家の子供達がニコニコしながらこっちをずっと見てて可愛かったなー。
最後の方は大きめの林道に出て灼熱ながらも快適にラン。
写真に写っている地元の若者に「今からどこ行くの?」と聞いたら「カワサンだよ」という答えが返ってきたので、目的地までもう近いことが分かりほっと胸を撫で下ろす。
また少し森の中のトレイルを走った後、急に現れた滝壺プール!
日曜ということもあって、地元の人でかなり賑わってたけど、暑い中走ってきた体を冷やしてくれる川の水は最高でした。
子供がアクロバティックジャンプしてたので、「写真撮るからもう1回やって」というジェスチャーをすると、快く飛んでくれました(笑)
サービス精神旺盛なローカル少年。ナイスジャンプ!
この辺りはこういう滝壺が徒歩5分感覚ぐらいで4つぐらいあり、真ん中の滝壺では高い位置からの度胸試しジャンピングが行われていました。
地元のおっちゃんが一人ビビって全然飛べなくて可愛かった(笑)
ひとしきり滝と川を堪能したら、帰りの算段です。
やはりここでもバス停とかないので、いつ来るかもわからないバスを道路傍で待つことになります。
で、来たら手を挙げて乗りたい意志を示してバスを止める、というシステム。
幸い今回は30分もしないぐらいでセブ行きのバスが来たので、無事に帰路に着くことができました。
帰りは4時間以上バスに揺られ、学校の夕食に間に合わなかったこともあり、晩御飯は何度も通った近所のローカル食堂へ。
本当にもう常連化してたので、席に着くなり店の姉ちゃんが「アドボでしょ」みたいな感じでメニューを先読み(笑)
今日はおそらく最後の来店になるので、ちょっと奮発して65ペソのバッチョイという、ベトナムのフォーみたいなヌードルを追加。
アドボシログは安定の旨さ。豚の角煮みたいな感じ。バッチョイの麺はにゅう麺みたいな感じ。美味しい。
心身ともにお腹いっぱいで、充実した1日となりました。
さぁ語学学校も残りあと2日!
今週は英語の勉強に加え、日本帰国後にやることのリストアップ、John Muir Trailでの食料補給計画やアメリカ国内の移動スケジュールの調整、メキシコ以降の滞在都市の選定と移動手段のリサーチなど、なかなかやること盛りだくさんで頑張っております。
しかも金曜日は卒業式もあり、卒業スピーチを英語をしなければならないのにまだ全く作ってないっていうね!
フィリピン滞在中にもう1回ぐらいはブログ更新すると思うので、お楽しみに。
それではまた!
See you soon!!
セブの山でまさかのロスト。久々に焦った件。
先日、夢の中で笑っていたらしく、朝目を覚ました瞬間も笑っていたのでパッと横を見るとルームメイトの若い男の子に白い目で見られていました。どーも僕です。
本当は今週末、1泊2日でプチトリップをする予定だったんですが、さすがに体調崩してから1週間も経ってないので、予定を変更して今日は山へ。
ちなみに予約していた宿には、英語のメールで事情を説明したらキャンセル料免除してくれました。英語って大事ですね。
さて、タイトル通り山でロストしたお話。
実は前々からGPSマップで目星をつけていたトレイルらしき場所があり、距離も全長17kmと手頃だったので行ってみることに。
(結果的に距離は28km以上になりました笑)
山と行ってもセブは山の中にも普通に人が生活しているため、日本のような綺麗なシングルトラックはほとんどお目にかかれず。
このように結構な山の中でもコンクリが敷かれてたりする。
文化の違いですね。
日本のように「山を楽しむ」という文化は、ワイルドに聞こえますがやはり裕福な国の発想です。
途中川で汗を流す。絶対に飲んではいけない。
野生のパイナップルを発見したり。
こまめにオフラインGPSマップをチェックしながら行ったはずが、どうにも正しいルートが見つからない。来た道を戻るにしてももう10km以上来てしまっている。仕方ないので遠回りだが別のルートへ。今思えばこれが間違いだった・・・。
だんだんと険しくなるトレイル。
この道で合ってんのか?と半信半疑になりつつも、GPSは正しい位置を示している。
左やや下に写っているのは野生のあいつです。ドドリア。じゃなかった、ドリアン。
半端ねぇ急斜面を手を使いながらよじ登っていくも、途中から完全に道がなくなる。
え、これどうすんの・・・。戻るにもすげー斜面だし。てか遠いし。
とりあえず強引に藪漕ぎしながらGPSを頼りに進む。
途中ほぼ廃道のトレイルを発見。
しばらく行くとプチ牧場?みたいなとこを通る。
牛がいるが人はいない。
写真だと気持ち良さそうに見えるけど、実際はめちゃくちゃ暑いし牛の糞だらけ。
しかもノースリーブに短パンで藪漕ぎしたので腕脚がチクチクヒリヒリ・・・。
のどかな景色。が、この時すでにロストしていた。
ふとGPSを見ると、だいぶルートから外れている。。
「え、マジかよ。これ戻んの?」
しばらく戻るとGPSに載っているルートを発見。
が、ここもしばらくすると藪漕ぎ。しかも急斜面の下り。マジかよ。
途中トゲのある草にやられ、血が出たりHOUDINIのトレイルショーツに穴が開いたり(これが一番ショック)してテンションガタ落ち。
しばらく行くとようやく林道が出てきてなんとか帰りの目処がつく。
よかった・・・。
でもところどころ犬が吠えながら追っかけて来て怖かった。
こっちの犬はほぼ狂犬病持ちなんでね。
あ、ちなみに狂犬病は死亡率100%らしいので、もし海外で犬に噛まれたらすぐに病院に行きましょう。
集落に入ると子供が川へダイブ大会。
決して綺麗じゃなく、しかも結構浅い川に飛び込んでる。
相当暑かったので、僕も混ざろうかと本気で悩んだが、こないだの入院の件もあり止めておいた。
2人がビビってなかなか飛べないでいると、どこからともなく女の子が来て、
「あんたたち度胸ないわね!こうやって飛ぶのよ!」(多分そう言っている)
的な感じでダイブしてて微笑ましかった。
あと写真には写ってないけど、しばらく僕が横で見てると、
「次俺行くから、しっかり見といてよ!」的な感じで僕に合図してから飛び出す。
その後もみんな僕の方をちらちら見ながら、「次、俺行くから!」的な感じで次々に飛び込んでいく。
こっちの子供は人懐っこくてみんな可愛い。
僕は結構辺鄙な集落とかもガンガン入っていくので、裸の子供たちも珍しそうにこっちを見てたり、時には何か話しかけてくる時もある。
もちろん英語じゃないので全く理解できないけど、向こうが笑顔なのでこっちも笑顔で手を振ったりするだけでなんか楽しい。
セブもいよいよあと2週間。
セブでの週末はあと1回だけ。
来週は最後に何をしよう。やっぱり山かな。
メキシコでの移動やルートのこともそろそろ決めないと。
このブログが、読んでくれている人の目にどう写っているのかわからないけど、
とりあえず僕が言いたいことは「僕は元気です」ってことです。
それではまた!
See you soon!!
「絶景」の裏側を考える。【「旅の楽しみとは?」編】
最近Wi-Fi環境が悪いのと、結局今回のブログでは何の答えも出ないという2つの理由から、前回のブログの続きを書くのが思っていたより遅くなってしまいました。
途中まで経済格差や社会問題について真面目に書いていたのですが、かなり長く、そして退屈なブログになりそうだったので、それらについては今回は書くことをやめます。
自分ノートにメモはしてあるので、いずれ機会があればどこかで書くかも、です。
今回は自分の価値観についての話。
ど頭からすごいこと言いますが、今回マラパスクアという小さな小さな島に行った率直な感想。
「つまんねぇ•••。」
Facebookに投稿した通り、いわゆる「一生に一度は見たい絶景」というやつなんですが、なんだろう、鳥肌が立つような、魂が震えるような、わくわくだったり感動だったり衝撃だったりが一切ないんですね。
んでそれはなぜかを考えていたんですが、いくつか考えられる理由の一つとして、やはり今までも思っていた通り、僕の中での旅の最大の楽しみは「人」にあるということ。
どんな綺麗な景色よりも、どんな歴史ある遺跡よりも、どんな美味しい食べ物よりも、旅を印象付けるのは人との出会いや関わり、あるいはそこに住む人たちの独自の生活をほんのわずかでも覗き見ること。
その点で、今回見たのは、世界中どこに行っても目にする、カメラや自撮り棒を持った無数の観光客と、その観光客から少しでも金を取ろうという、おそらくはかつての平和さを失ってしまった現地の人々。
ここに来た日本人は、帰ってから周りの人たちにきっと言うだろう。
「フィリピンはこんなところだったよ!」
「(写真を見せながら)この海の色、やばくない!?」
彼らがフィリピンの何を知っているだろう?
彼らのカメラに写っていないところに何があるのか、誰がどんな生活をしているのか、日本とフィリピンの間にどんな歴史があるのか、彼らはきっと知らないだろう。
10年後にこの島がどうなっているか、ここに住む人がどうなっているか、あるいは普段自分たちが何気なく買っているバナナの値段と、フィリピンの人々の生活がどう関わっているか、彼らは気にも止めないだろう。
まただんだんと真面目な話になってきたので一旦戻します。
つまり、つまらなかった理由の一つは興味の沸く「人」と出会えなかったこと。
あるいは興味深い生活が見れなかったこと。
理由2つ目。
これはとても単純な理由で、同じぐらい、いやそれ以上の綺麗な海をすでに沖縄で見てしまっていたこと。
しかも沖縄で見たときは観光客ほぼゼロ。
観光客向けの店もないような島。
金儲けなんかに全く興味のない現地の人による、個人ツアー。
自分の力でカヤックを漕いで、穏やかな海を滑って行く感覚。
みんなグアムとかサイパンとか行ってる場合じゃないよ。
すごいよ、沖縄の島。
「ちゅらねしあ」の八幡 暁さんのFacebookとか見てると、その綺麗さがよく分かりますよね。
海外に行くたびに毎回思うけど、日本て本当にすごい国だと思う。
アルプスの山々、新城(あらぐすく)の海、屋久島の森、北海道の大自然、どこに行っても美味しい料理、果物、水、親切な人々、世界一とも言える治安、時刻表通りの電車、はるか昔からの伝統、歴史的神社仏閣、最先端のテクノロジー、世界に誇る職人の技術、四季折々の変化・・・。
挙げだしたらキリがないけど、本当に日本は恵まれているなぁと。
来年日本に帰ったあとは、国内のまだ行っていない場所にもっと行ってみようと思う。
理由3つ目。
なんの辛さもなかったこと。
なんですかね、別にM気質ではないんですけど、やっぱり男だからかな。
ちょっとぐらい危険だったりトラブルが起こったり失敗やらかしたりっていうことがあった方が面白いんですよね。旅って。
その方が記憶に残るし、あとは最初の「人」とも繋がるんだけど、困った時に助けてもらった人のことってすごい覚えてるし、逆にその困ったことがあったおかげでその人と出会えたんだなって思えるから、やっぱりそういうスリルだったりハプニングが欲しくなっちゃうんですよね。これは完全に贅沢病なんだけど。
特に日本て、みんなボケちゃうぐらい平和な国だから、たまにそういう野生の本能的な感覚を取り戻さないと、いざ本当に大変な目にあった時に何もできなくなっちゃう気がする。
だから僕は、事前にしっかり綺麗なホテルを予約して、行きたい場所チェックして、当日も予定通り動いて、っていう旅行の仕方に全く興味が沸かないんです。
そういうのはもっともっと年をとってからでもできるしね。
というわけで、他の人たちがどう思うかは別として、自分の場合は「絶景」だからって感動するわけではないんだなということがわかっただけでも、今回の旅は少しは収穫があったと思います。
収穫といえば、同じ学校で勉強している仲間で、僕と同じように卒業後に長い旅に出るA君と最近よく話すんですが、彼もやはり僕と同じことを言ってました。
なんかセブ島はもうそこまで面白くない的な。
伊豆にいた頃とかは僕は結構周りから、異端児的な扱いを受けていたんですが、久しぶりに同じような感覚の持ち主に出会えて少し嬉しかったです。
なのでとりあえず彼にトレランをゴリ推ししておきました(笑)
あー書くのに時間かかったー。
僕のブログを読んで何かしらのものを感じてくれたら嬉しいです。
と同時に、何かしらのリアクションをいただけるとブログ書くモチベーションになります。
ちなみに僕の大好きな福島舞ちゃんがブログ見てくれてるらしく、めっちゃモチベーション上がりました。舞ちゃんまぢ天使。
セブ島生活も気づけばあと3週間!
それではまた!
See you soon!!
「絶景」の裏側を考える。【記録編】
Hey guys!!
Facebookで軽くお伝えした通り、3連休でセブ島の北にある、マラパスクア島へ行ってきました。
楽しかったと言うよりは、色々と考えさせられる旅となりました。
世界のこと、日本のこと、経済のこと、幸せのこと、豊かさのこと、自分のこと。
まずは「考え」の部分を省いた日記だけを書きます。
後日、後編として「考察」の部分を書きます。
4/29
Facebookでも書いた通り、バスが予定よりも大幅に遅れ、この日の内に島へ渡れないことになる。
テントか寝袋を持っていたらおそらくその辺で野宿しただろう。
宿のオーナーはとても親切で、翌朝は色々とお世話になった。
左の二人がオーナー夫婦。
右はたまたま来ていた弟さんで、仕事で何度も日本に行っているらしく、日本語も少しだけ話せた。
4/30
MAYAの港から朝7時の船に乗り、マラパスクアへ。「港」とは名ばかりで、防波堤にチケット売り場の小さな掘っ建て小屋があるのみ。
大きな船(と言っても定員20人ぐらいのボート)は陸に近づきすぎると座礁してしまうとかで、釣り船みたいな小舟に乗客をパンパンに乗せてピストンしながら乗り換え。
大きなボートに乗り換える際、小型船の手数料とか言って全員から20ペソを回収していく。マラパスクアへの船代はすでに100ペソ払ってあるので、軽く嘘をつかれたことに乗客全員イラつく。
マラパスクアへは何事もなく着いたものの、降りる際にまた小型船に乗り換えなければならず、そこでも20ペソ請求されたため一緒に乗っていたドイツ人カップルの男の方がさすがにキレて、「100ペソ払った時にこれ以外かからないって言われたのに、さっきも嘘つかれたからもう払わない!」と言いながらスタスタ歩いていく。
この20ペソに関しては後々考えたところがあるのだが、この時は僕も便乗して払わずにスタスタ歩いていく。
陸に上がると男が声をかけてくる。なんとなく、島の周りでやる人気のシュノーケルツアーに参加しないかと言っているようだ。
頼んでもないのに宿の場所を案内しだして、ずっと宿の前で待っているので、仕方なく参加することにする。特にやることも決めてなかったし。
値段についてはまぁここでも最初と話が違っていたが、ここでは触れないことにする。
実際マラパスクアに滞在する人たちのほとんどが、このツアーに参加するかダイビングをやるかに分かれるようで、船に行くとすごい数の人がすごい数の船の上で出発を待っていた。
いざ出発してみると、島の周りでシュノーケルなんてのは嘘で(というか僕が聞き取れてなかっただけなのかもしれないが)着いたばかりのマラパスクアからさらに2時間かけて小さな島へ移動することになった。
「パイレーツオブカリビアン」でジャックとエリザベスがバルボッサに取り残された島を連想させる、細長い美しい島。
映画と違うのは、小さな島に無数の人、船、人、船、人。
上陸して2時間自由行動と言われ(シュノーケリングの話はどこへ・・・)、とりあえず島を1周散策するも、欧米、中国、日本からの観光客でごった返し、どこを見ても皆自撮り棒で撮影会をしている。
このツアーへ参加したことを一瞬激しく後悔するが、良い教訓だと言い聞かせ、島に捨てられたゴミを撮影する。
人目につかないところに散乱するゴミ。
2時間後、船の上でかなり豪快なランチを食べ、再びマラパスクアへ戻る。
夕食には早い時間だったので適当に島をぶらつく。
観光地ではない集落に迷い込むと、小さな子供達が興味深々にこちらの様子を伺っている。特に物やお金を乞うて来たりはしない。時々「ハロー」と声をかけられ、こちらも「ハロー」と返す。
夕食は宿の近くにあった屋台で適当に済ませ、水シャワーを浴び早々に就寝。
夕食中に2回と、宿で1回、集落全体が10分ほど停電する。
窓のない部屋でエアコンも扇風機もつかないのは辛いものがある。
その後復旧して快適に眠る。
5/1
昨日夕食を食べた屋台が朝からやっていたので、軽く朝ごはんを食べる。
フィリピンは朝早くからやっている店が多い。
店の兄ちゃんが、「Thank you」は日本語でなんて言うんだい?と聞いてきたので、「ありがとう」だよ、と教えてあげるとアリゲトゥ、アリゲトゥと嬉しそうに言っていた。
近くの売店を覗くと、日本語の書かれた「JAGABEE(お菓子)」や、わさびチューブが売られていた。ここでも少し考えることがあった。
船を待っている間、海で地元の子供たち(&犬)が遊んでいるのをぼーっと見ていた。
帰りの船では隣に座っていたナチュラル腕毛の北欧系美女が、手帳にBudget(予算・経費)を書きつけていた。
そういえば自分はフィリピンにきてからろくに収支の計算をしていない。
今後の旅のためにも、節約&Budget管理を徹底しなくては。ありがとう腕毛美女。
帰りはセブ島最北端MAYAからCebuCityへ向かうのに、2択を迫られる。
バイタクに乗って少し移動してからすぐに出発する料金200ペソのエアコン付きのバスに乗るか、移動無しでその場から1時間後に出発するエアコン無し170ペソのバスに乗るか。
行きにエアコン付きバスで少し寒かったのと、ついさっき節約を決意したこともあり、1時間待ってエアコン無しのバスに乗ることに。
ちなみに船の上でしっかりBudget管理をしていた腕毛美女は迷わずバイタクに乗ってエアコン付きバスの方へ向かっていった。
バスは窓が空いているものの、カーテンはなく日光が常に照りつける。
灼熱の5時間移動が始まった。
ここからさらに乗り込む。行ったことないけどインドのバスよりはマシ?
バスの中で、長渕剛の「乾杯」のタガログ語バージョンが流れている。
バスの中は食べカスやとうもろこしの芯が落ちていてハエがすごい。
そういえばフィリピンで1度もカラスを見ていない気がするが、アジアではカラスの南限はどこなのだろう?
帰りはスムーズに4時間ほどでセブに着き、ジプニーに乗って学校まで帰る。
これにて3日間のShort Trip終了。
See you soon!!
FORT SAN PEDROで結婚式を見る、の巻。
今日は山に走りに行く途中、刑務所の前で大勢の人が押しかけている場面に遭遇しました、どーも僕です。
ドゥテルテ大統領が麻薬犯罪者を片っ端から死刑にしてるから、その家族が押しかけて来てたのかな。ちょっと写真とか撮れない雰囲気でした。
さて、昨日はセブでユニクロに行った後(結局高くて何も買わなかった)、またローカルのカルボンマーケットをぶらつきバナナキュー(バナナに衣付けて揚げたものに砂糖をまぶした超絶うまいローカルおやつ)を食べ、特にやることもないのでサンペドロ要塞という昔の要塞がある大きな公園でまったりしていました。
ちなみにサンペドロ要塞は、有名なマゼランクロスやサントニーニョ教会のすぐ近くにあります。
定番観光地のマゼランクロス。案の定中国人グループがメイン。
サントニーニョ教会も一応入ったけど、良い感じの写真が撮れなかったので見になる人は自分でググってください(笑)とりあえずこっちの人の信仰心の深さは分かりました。
サンペドロ要塞がある公園は日本でいう井の頭公園のような感じ(?)で、ランニングしてる人もいれば、若いカップルがそれぞれベンチや芝生でイチャついてます。
確かに夜とかは木から垂れ下がっている電球色のライトが良い雰囲気を出している。
サンペドロ要塞自体は観光スポットにもなっていて、入るのに30ペソかかるので今まで前を素通りするだけだったのですが、この日は入り口付近が何やら盛り上がっていました。
ウェディングドレスを来た中年の女性が入り口前で撮影されいて、最初は広告か何かのスチールかと思ったのですが、どうやら本物の結婚式がこれから要塞の中で始まる感じ。
せっかくなので30ペソ払って要塞に入り、結婚式を盗み見見学することにしました。
フィリピンの結婚式を見る機会なんてなかなかないですからね。しかもこの結婚式、結婚25周年のアニバーサリー挙式という珍しいパターンでした。
途中、ゴスペルとかも入って素敵な式でした。
親族らしき参列者がサングラスしてたり、ほぼ全員センスで仰いでいたりと、何かとフィリピン特有の空気感が面白かったです。
1時間半ぐらいずーっと見てたので、こっそりビュッフェに並んじゃおうかとも思いましたが、ビュッフェがものすごい行列だったのであっさり諦めました。
ブライズメイトもさることながら、フラワーガールと呼ばれる頭に花冠を載せた子供達が超可愛かった〜。
話題をもう一つ。
最近、CAMP LAPULAPUという軍隊の演習グラウンドみたいなところを毎朝ぐるぐる走っているのですが、そこで地元の男の子と友達になりました。
名前はマイケル君、17歳。
最初、超笑顔で僕について来て、お互い片言の英語で少しの情報を得ました。
友達がここの軍隊に入っていること、お母さんと一緒に来てお母さんは近くのベンチで座って待っていること(お母さんとも軽く挨拶しました(笑))、兄ちゃんが2人いること、など。
だいたいは2周ぐらいついてきて向こうがバテて歩いて、次にまた僕と遭遇したタイミングでまたついてくる、ということを繰り返してます。
こないだはラスト1周で向こうが急にテンション上がり、「Go!」とか言い出してダッシュし始めたので、僕も「フォー!」とか叫びながら乗っかってやりました。
周りで掃除してる軍の人たちや他のランナーの熱い視線を浴びたことは言うまでもありません。
まだ写真は撮ってないですが、まぁ毎日会うのでそのうち載せます。
なんか他にも色々書くことがあったんだけど(入ってないけど吉野家のメニューに天ぷら食べ放題があったりとか、ローカルのスーパーの隅っこに売ってたタオルがまさかの「JAおきなわ」タオルだったりとか。)、まぁ細かいことは後でまとめてブログかFacebookにアップします。
ちなみにこれは記事とは全く関係ないですが、最近はまっているBUKO MILKと呼ばれるココナッツジュース。
100%フレッシュなのですが、練乳みたいな味がしてかなりうまいです。
では今回はこの辺で!
See you soon!!