「絶景」の裏側を考える。【「旅の楽しみとは?」編】
最近Wi-Fi環境が悪いのと、結局今回のブログでは何の答えも出ないという2つの理由から、前回のブログの続きを書くのが思っていたより遅くなってしまいました。
途中まで経済格差や社会問題について真面目に書いていたのですが、かなり長く、そして退屈なブログになりそうだったので、それらについては今回は書くことをやめます。
自分ノートにメモはしてあるので、いずれ機会があればどこかで書くかも、です。
今回は自分の価値観についての話。
ど頭からすごいこと言いますが、今回マラパスクアという小さな小さな島に行った率直な感想。
「つまんねぇ•••。」
Facebookに投稿した通り、いわゆる「一生に一度は見たい絶景」というやつなんですが、なんだろう、鳥肌が立つような、魂が震えるような、わくわくだったり感動だったり衝撃だったりが一切ないんですね。
んでそれはなぜかを考えていたんですが、いくつか考えられる理由の一つとして、やはり今までも思っていた通り、僕の中での旅の最大の楽しみは「人」にあるということ。
どんな綺麗な景色よりも、どんな歴史ある遺跡よりも、どんな美味しい食べ物よりも、旅を印象付けるのは人との出会いや関わり、あるいはそこに住む人たちの独自の生活をほんのわずかでも覗き見ること。
その点で、今回見たのは、世界中どこに行っても目にする、カメラや自撮り棒を持った無数の観光客と、その観光客から少しでも金を取ろうという、おそらくはかつての平和さを失ってしまった現地の人々。
ここに来た日本人は、帰ってから周りの人たちにきっと言うだろう。
「フィリピンはこんなところだったよ!」
「(写真を見せながら)この海の色、やばくない!?」
彼らがフィリピンの何を知っているだろう?
彼らのカメラに写っていないところに何があるのか、誰がどんな生活をしているのか、日本とフィリピンの間にどんな歴史があるのか、彼らはきっと知らないだろう。
10年後にこの島がどうなっているか、ここに住む人がどうなっているか、あるいは普段自分たちが何気なく買っているバナナの値段と、フィリピンの人々の生活がどう関わっているか、彼らは気にも止めないだろう。
まただんだんと真面目な話になってきたので一旦戻します。
つまり、つまらなかった理由の一つは興味の沸く「人」と出会えなかったこと。
あるいは興味深い生活が見れなかったこと。
理由2つ目。
これはとても単純な理由で、同じぐらい、いやそれ以上の綺麗な海をすでに沖縄で見てしまっていたこと。
しかも沖縄で見たときは観光客ほぼゼロ。
観光客向けの店もないような島。
金儲けなんかに全く興味のない現地の人による、個人ツアー。
自分の力でカヤックを漕いで、穏やかな海を滑って行く感覚。
みんなグアムとかサイパンとか行ってる場合じゃないよ。
すごいよ、沖縄の島。
「ちゅらねしあ」の八幡 暁さんのFacebookとか見てると、その綺麗さがよく分かりますよね。
海外に行くたびに毎回思うけど、日本て本当にすごい国だと思う。
アルプスの山々、新城(あらぐすく)の海、屋久島の森、北海道の大自然、どこに行っても美味しい料理、果物、水、親切な人々、世界一とも言える治安、時刻表通りの電車、はるか昔からの伝統、歴史的神社仏閣、最先端のテクノロジー、世界に誇る職人の技術、四季折々の変化・・・。
挙げだしたらキリがないけど、本当に日本は恵まれているなぁと。
来年日本に帰ったあとは、国内のまだ行っていない場所にもっと行ってみようと思う。
理由3つ目。
なんの辛さもなかったこと。
なんですかね、別にM気質ではないんですけど、やっぱり男だからかな。
ちょっとぐらい危険だったりトラブルが起こったり失敗やらかしたりっていうことがあった方が面白いんですよね。旅って。
その方が記憶に残るし、あとは最初の「人」とも繋がるんだけど、困った時に助けてもらった人のことってすごい覚えてるし、逆にその困ったことがあったおかげでその人と出会えたんだなって思えるから、やっぱりそういうスリルだったりハプニングが欲しくなっちゃうんですよね。これは完全に贅沢病なんだけど。
特に日本て、みんなボケちゃうぐらい平和な国だから、たまにそういう野生の本能的な感覚を取り戻さないと、いざ本当に大変な目にあった時に何もできなくなっちゃう気がする。
だから僕は、事前にしっかり綺麗なホテルを予約して、行きたい場所チェックして、当日も予定通り動いて、っていう旅行の仕方に全く興味が沸かないんです。
そういうのはもっともっと年をとってからでもできるしね。
というわけで、他の人たちがどう思うかは別として、自分の場合は「絶景」だからって感動するわけではないんだなということがわかっただけでも、今回の旅は少しは収穫があったと思います。
収穫といえば、同じ学校で勉強している仲間で、僕と同じように卒業後に長い旅に出るA君と最近よく話すんですが、彼もやはり僕と同じことを言ってました。
なんかセブ島はもうそこまで面白くない的な。
伊豆にいた頃とかは僕は結構周りから、異端児的な扱いを受けていたんですが、久しぶりに同じような感覚の持ち主に出会えて少し嬉しかったです。
なのでとりあえず彼にトレランをゴリ推ししておきました(笑)
あー書くのに時間かかったー。
僕のブログを読んで何かしらのものを感じてくれたら嬉しいです。
と同時に、何かしらのリアクションをいただけるとブログ書くモチベーションになります。
ちなみに僕の大好きな福島舞ちゃんがブログ見てくれてるらしく、めっちゃモチベーション上がりました。舞ちゃんまぢ天使。
セブ島生活も気づけばあと3週間!
それではまた!
See you soon!!
「絶景」の裏側を考える。【記録編】
Hey guys!!
Facebookで軽くお伝えした通り、3連休でセブ島の北にある、マラパスクア島へ行ってきました。
楽しかったと言うよりは、色々と考えさせられる旅となりました。
世界のこと、日本のこと、経済のこと、幸せのこと、豊かさのこと、自分のこと。
まずは「考え」の部分を省いた日記だけを書きます。
後日、後編として「考察」の部分を書きます。
4/29
Facebookでも書いた通り、バスが予定よりも大幅に遅れ、この日の内に島へ渡れないことになる。
テントか寝袋を持っていたらおそらくその辺で野宿しただろう。
宿のオーナーはとても親切で、翌朝は色々とお世話になった。
左の二人がオーナー夫婦。
右はたまたま来ていた弟さんで、仕事で何度も日本に行っているらしく、日本語も少しだけ話せた。
4/30
MAYAの港から朝7時の船に乗り、マラパスクアへ。「港」とは名ばかりで、防波堤にチケット売り場の小さな掘っ建て小屋があるのみ。
大きな船(と言っても定員20人ぐらいのボート)は陸に近づきすぎると座礁してしまうとかで、釣り船みたいな小舟に乗客をパンパンに乗せてピストンしながら乗り換え。
大きなボートに乗り換える際、小型船の手数料とか言って全員から20ペソを回収していく。マラパスクアへの船代はすでに100ペソ払ってあるので、軽く嘘をつかれたことに乗客全員イラつく。
マラパスクアへは何事もなく着いたものの、降りる際にまた小型船に乗り換えなければならず、そこでも20ペソ請求されたため一緒に乗っていたドイツ人カップルの男の方がさすがにキレて、「100ペソ払った時にこれ以外かからないって言われたのに、さっきも嘘つかれたからもう払わない!」と言いながらスタスタ歩いていく。
この20ペソに関しては後々考えたところがあるのだが、この時は僕も便乗して払わずにスタスタ歩いていく。
陸に上がると男が声をかけてくる。なんとなく、島の周りでやる人気のシュノーケルツアーに参加しないかと言っているようだ。
頼んでもないのに宿の場所を案内しだして、ずっと宿の前で待っているので、仕方なく参加することにする。特にやることも決めてなかったし。
値段についてはまぁここでも最初と話が違っていたが、ここでは触れないことにする。
実際マラパスクアに滞在する人たちのほとんどが、このツアーに参加するかダイビングをやるかに分かれるようで、船に行くとすごい数の人がすごい数の船の上で出発を待っていた。
いざ出発してみると、島の周りでシュノーケルなんてのは嘘で(というか僕が聞き取れてなかっただけなのかもしれないが)着いたばかりのマラパスクアからさらに2時間かけて小さな島へ移動することになった。
「パイレーツオブカリビアン」でジャックとエリザベスがバルボッサに取り残された島を連想させる、細長い美しい島。
映画と違うのは、小さな島に無数の人、船、人、船、人。
上陸して2時間自由行動と言われ(シュノーケリングの話はどこへ・・・)、とりあえず島を1周散策するも、欧米、中国、日本からの観光客でごった返し、どこを見ても皆自撮り棒で撮影会をしている。
このツアーへ参加したことを一瞬激しく後悔するが、良い教訓だと言い聞かせ、島に捨てられたゴミを撮影する。
人目につかないところに散乱するゴミ。
2時間後、船の上でかなり豪快なランチを食べ、再びマラパスクアへ戻る。
夕食には早い時間だったので適当に島をぶらつく。
観光地ではない集落に迷い込むと、小さな子供達が興味深々にこちらの様子を伺っている。特に物やお金を乞うて来たりはしない。時々「ハロー」と声をかけられ、こちらも「ハロー」と返す。
夕食は宿の近くにあった屋台で適当に済ませ、水シャワーを浴び早々に就寝。
夕食中に2回と、宿で1回、集落全体が10分ほど停電する。
窓のない部屋でエアコンも扇風機もつかないのは辛いものがある。
その後復旧して快適に眠る。
5/1
昨日夕食を食べた屋台が朝からやっていたので、軽く朝ごはんを食べる。
フィリピンは朝早くからやっている店が多い。
店の兄ちゃんが、「Thank you」は日本語でなんて言うんだい?と聞いてきたので、「ありがとう」だよ、と教えてあげるとアリゲトゥ、アリゲトゥと嬉しそうに言っていた。
近くの売店を覗くと、日本語の書かれた「JAGABEE(お菓子)」や、わさびチューブが売られていた。ここでも少し考えることがあった。
船を待っている間、海で地元の子供たち(&犬)が遊んでいるのをぼーっと見ていた。
帰りの船では隣に座っていたナチュラル腕毛の北欧系美女が、手帳にBudget(予算・経費)を書きつけていた。
そういえば自分はフィリピンにきてからろくに収支の計算をしていない。
今後の旅のためにも、節約&Budget管理を徹底しなくては。ありがとう腕毛美女。
帰りはセブ島最北端MAYAからCebuCityへ向かうのに、2択を迫られる。
バイタクに乗って少し移動してからすぐに出発する料金200ペソのエアコン付きのバスに乗るか、移動無しでその場から1時間後に出発するエアコン無し170ペソのバスに乗るか。
行きにエアコン付きバスで少し寒かったのと、ついさっき節約を決意したこともあり、1時間待ってエアコン無しのバスに乗ることに。
ちなみに船の上でしっかりBudget管理をしていた腕毛美女は迷わずバイタクに乗ってエアコン付きバスの方へ向かっていった。
バスは窓が空いているものの、カーテンはなく日光が常に照りつける。
灼熱の5時間移動が始まった。
ここからさらに乗り込む。行ったことないけどインドのバスよりはマシ?
バスの中で、長渕剛の「乾杯」のタガログ語バージョンが流れている。
バスの中は食べカスやとうもろこしの芯が落ちていてハエがすごい。
そういえばフィリピンで1度もカラスを見ていない気がするが、アジアではカラスの南限はどこなのだろう?
帰りはスムーズに4時間ほどでセブに着き、ジプニーに乗って学校まで帰る。
これにて3日間のShort Trip終了。
See you soon!!
FORT SAN PEDROで結婚式を見る、の巻。
今日は山に走りに行く途中、刑務所の前で大勢の人が押しかけている場面に遭遇しました、どーも僕です。
ドゥテルテ大統領が麻薬犯罪者を片っ端から死刑にしてるから、その家族が押しかけて来てたのかな。ちょっと写真とか撮れない雰囲気でした。
さて、昨日はセブでユニクロに行った後(結局高くて何も買わなかった)、またローカルのカルボンマーケットをぶらつきバナナキュー(バナナに衣付けて揚げたものに砂糖をまぶした超絶うまいローカルおやつ)を食べ、特にやることもないのでサンペドロ要塞という昔の要塞がある大きな公園でまったりしていました。
ちなみにサンペドロ要塞は、有名なマゼランクロスやサントニーニョ教会のすぐ近くにあります。
定番観光地のマゼランクロス。案の定中国人グループがメイン。
サントニーニョ教会も一応入ったけど、良い感じの写真が撮れなかったので見になる人は自分でググってください(笑)とりあえずこっちの人の信仰心の深さは分かりました。
サンペドロ要塞がある公園は日本でいう井の頭公園のような感じ(?)で、ランニングしてる人もいれば、若いカップルがそれぞれベンチや芝生でイチャついてます。
確かに夜とかは木から垂れ下がっている電球色のライトが良い雰囲気を出している。
サンペドロ要塞自体は観光スポットにもなっていて、入るのに30ペソかかるので今まで前を素通りするだけだったのですが、この日は入り口付近が何やら盛り上がっていました。
ウェディングドレスを来た中年の女性が入り口前で撮影されいて、最初は広告か何かのスチールかと思ったのですが、どうやら本物の結婚式がこれから要塞の中で始まる感じ。
せっかくなので30ペソ払って要塞に入り、結婚式を盗み見見学することにしました。
フィリピンの結婚式を見る機会なんてなかなかないですからね。しかもこの結婚式、結婚25周年のアニバーサリー挙式という珍しいパターンでした。
途中、ゴスペルとかも入って素敵な式でした。
親族らしき参列者がサングラスしてたり、ほぼ全員センスで仰いでいたりと、何かとフィリピン特有の空気感が面白かったです。
1時間半ぐらいずーっと見てたので、こっそりビュッフェに並んじゃおうかとも思いましたが、ビュッフェがものすごい行列だったのであっさり諦めました。
ブライズメイトもさることながら、フラワーガールと呼ばれる頭に花冠を載せた子供達が超可愛かった〜。
話題をもう一つ。
最近、CAMP LAPULAPUという軍隊の演習グラウンドみたいなところを毎朝ぐるぐる走っているのですが、そこで地元の男の子と友達になりました。
名前はマイケル君、17歳。
最初、超笑顔で僕について来て、お互い片言の英語で少しの情報を得ました。
友達がここの軍隊に入っていること、お母さんと一緒に来てお母さんは近くのベンチで座って待っていること(お母さんとも軽く挨拶しました(笑))、兄ちゃんが2人いること、など。
だいたいは2周ぐらいついてきて向こうがバテて歩いて、次にまた僕と遭遇したタイミングでまたついてくる、ということを繰り返してます。
こないだはラスト1周で向こうが急にテンション上がり、「Go!」とか言い出してダッシュし始めたので、僕も「フォー!」とか叫びながら乗っかってやりました。
周りで掃除してる軍の人たちや他のランナーの熱い視線を浴びたことは言うまでもありません。
まだ写真は撮ってないですが、まぁ毎日会うのでそのうち載せます。
なんか他にも色々書くことがあったんだけど(入ってないけど吉野家のメニューに天ぷら食べ放題があったりとか、ローカルのスーパーの隅っこに売ってたタオルがまさかの「JAおきなわ」タオルだったりとか。)、まぁ細かいことは後でまとめてブログかFacebookにアップします。
ちなみにこれは記事とは全く関係ないですが、最近はまっているBUKO MILKと呼ばれるココナッツジュース。
100%フレッシュなのですが、練乳みたいな味がしてかなりうまいです。
では今回はこの辺で!
See you soon!!
潜入!危険な?ローカルマーケット!
すでにローカル食堂の常連になって、昨日は60ペソ(124円ぐらい)でうまい晩御飯を腹いっぱい食べました、どうも僕です。
金曜のトレイルラン&滝の話が棚上げになってますが、土曜も刺激的な1日だったので引き続き棚に上げときます。
さて土曜日は、学校からは「危険だから乗らないように」と言われているジプニーという小型ローカルバス(?)に乗って、「危険だからと行かないように」と言われているカルボンマーケットというローカル市場に行ってきました。
あとで学校のフィリピン人講師に聞いたら、地元の人でも行きたがらないようなコア中のコアなマーケットらしいです。やったぜ。
確かにカルボンマーケットでは、日本人はもちろん誰も外国人を見かけなかったです。
で、ジプニーで向かう途中、早速トラブル勃発。ラッキー♪
ドライバーの運ちゃんが交通ルールをなんかやらかしたらしく、警察に止められました。つーかルールなんてあったんだってぐらいめちゃくちゃですけどね。
そして警察っていうか・・・
SWATでした。
テロ警戒中ということもあって、SWATのフィリピン支局(?)的な方々に遭遇できてほんとラッキーです。
というわけで、自分を含めその時乗っていた乗客は全員他のジプニーに乗り換えることに。
ちなみに日本人がジプニーに乗るとスられるからという理由で危険らしいのですが、スられるどころか他の乗客が降りるタイミングを教えてくれたり、ジプニー代(7ペソ)を運ちゃんに渡してくれたりと、普通に親切でした。まぁ気は抜かない方がいいんだろうけど。
カルボンマーケットに着いた瞬間、肌でビリビリ感じる活気にテンションが一気に上がっている自分。
ふぉー!やっぱ旅はこうでなくちゃ!
思っていた以上に規模がでかく、様々な食べ物の他にも野菜、果物、花、古着、靴、靴下、調理器具、米(すごい種類!)、中古DVDなどなど、基本なんでも売ってます。
イメージとしては、アメ横の規模を5倍ぐらいに広げて、それぞれの店を10倍ぐらいしょぼくして、全体的に100倍ぐらい汚くした感じ。わかりやすいでしょ?
ちなみに僕は古着のTシャツ買いました。3枚で180ペソ。400円ぐらい。
バナナに衣をつけて揚げたものに砂糖をまぶした「バナナキュー」なるもの。10ペソ。マジで激ウマ。
露店のカットパインを10ペソで買って食べたけど、それはまぁまぁでした。
そしてマーケットのさらに奥へ。
するとそこでは、海で遊んでいる子供達に出会いました。
この子たちがすごく人懐っこくて可愛かった!
別に物を乞うわけでもなく、ただただ僕を珍しそうに、でも最高に楽しそうに騒いでいました。
実際すげー汚い路地の奥がすぐ海になっているのですが、海は割と綺麗で、正直ちょっと一緒に泳ぎたいぐらいでした。絶対体調崩すだろうけど。
カルボンマーケットからの帰りに、文房具とかちょっと買いたいものがあったので、以前にも紹介したアヤラモールへ。
なんかカルボンからのアヤラだと、違う国に来たように感じるぐらいの差が・・・。
この写真でモール全体の10分の1ぐらい。でかすぎて未だにどこを歩いているのか分からなくなる。
日本の100均「ダイソー」も入っているらしいのですが、発見できず・・・。
モールの中に子供用の機関車走っちゃってますからね。
チョコがけドライマンゴーと、マルチビタミンもゲット。一粒がデカいんだよね。
そんなわけで、一般的な日本人観光客(だけでなく地元の人すら)が行かないような、ディープなフィリピンを満喫できた1日となりました!
一応断っておきますが、ちゃんと勉強もやってますからね!(笑)
それではまた!
See you soon!!
大興奮!フィリピンのミサへ。
何度かブログでも書いておりますが、現在フィリピンはホーリーウィークと呼ばれる大型連休中(&テロ警戒中。。)
日本とは違って、ローカルのお店はもちろん、大型のショッピングモールも木曜・金曜はすべてお休み。
なので意外と街は閑散としています。
本当はトレイルに行って滝を見た話を書こうと思っていたのですが、夕方に思いがけずミサに遭遇。
実際にミサを見たのは初めてだったのですが、とても感動&興奮したので、トレイルの話は次の機会に。そっちはそっちで書くこと色々あるんですけどね(笑)
夕方学校でいつも通り勉強していると、なにやら外から太鼓の音が・・・。
屋上へ行き音のする方向を見てみると、すぐ近くのメインストリートを人の大行列が歩いている!
これは面白そう!と思い、急いでストリートへ。
するとそこには・・・
すごい数の人!ろうそくを持った人も結構いる。
日本でいうところの夏祭みたいなものだろうか。
そして日本でいうところの山車(だし)のようなものを引いているのでよく見てみると、キリストやマリアの人形(っていうのかな?)を乗せた台車を、計4台引いている。
ちょうど夕食の時間でもあったので、空いている食堂を探しがてら、パレードの行列について行くことにした。
ひとしきり歩くと、一行の向かう先には大きな教会が!
近所にこんな大きな教会があったなんて知らなかった!
教会前では地元青年団らしき人たちによるマーチングバンド演奏が行われ、4つの台車がパレードの人たちとともに次々と帰ってくる。
みんな台車に祀られているキリストやマリアの足元に花を手向けていた。
教会内では超満員の人々によるお祈り。
正直自分はカトリックでもなんでもないし、日本古来の八百万(やおよろず)の神の考え方(木や川、土や石など、すべての自然物に神が宿っているという考え方)が一番自分にフィットしているので、宗教とか興味ないんだけど、初めて目の当たりにしたミサに、かなり衝撃を受けた。
別に人生観が変わったわけじゃないし、それで宗教を信じるようになったわけでも、何かパワーをもらった感じがあるわけでもないが、間違いなく今まで生きてきた中で経験したどんなものとも違うものだったし、ネットやテレビでみるのと、実際に体験するのとでは本当に感じるものが違うと改めて思った。
多分外国人が日本のお祭りとか古いお寺や神社を見に来るのもこういう感覚なんだろうな。
伊勢神宮とか実際行くと雰囲気半端ないもんね。
ちなみに僕以外の日本人留学生たちは、みんな外にも出ずに学校で勉強していた。
正直、みんなあれ見ないで何してるんだろう?と思う。
他の生徒の多くは大学生とかだから、就職のためにTOIECの点数上げたいとかなんだろうけど、ほんともったいないなぁと思う。
このたった2時間の使い方で、その後の人生大きく変わるかもしれないのにね。
あ、あと教会周辺では屋台が出ていて、焼きバナナなるものを食べたんだけど、これが本当にうまかった!
1本10ペソ。近くではフライドチキンとか、とうもろこしとかも売ってた。
一口食べて、売ってるおっちゃんに「うまいよ!」的なジェスチャーをしたら嬉しそうにしてた。
その後、近くに開いている食堂を発見。
なんとなくこっちのメニューの事がわかってきて、〜SILOGというのがいわゆる、〜丼とか、〜飯みたいな意味らしい。
ここではCHICKEN SILOGが50ペソ(今までで最安)で食べれて満足。緑の唐辛子はめちゃくちゃ辛いので避けて食べた(笑)
その後、近所をぶらぶらしながらローカル食堂の場所などを確認。
戻ってからは4時間ぐらいしっかり勉強。
ミサを見て興奮していたのか、この日もいつも通り5時半に起きて、午前中25kmぐらい走ったにもかかわらず、24時になっても全く眠くならず。
25時くらいに就寝して、本日土曜も5時半に起きてこのブログ書きました(笑)
全然眠くない。やはりおっさんだからか?
しかしおかげで昨日はとてもとても充実した1日となりました!
今日は買い物に行ったあと、セブ市内にあるという走れるエリアに行ってきます。
多分またすぐ更新すると思いますが、ブログ1記事書くのに、意外に時間かかるんですよね(笑)
長さにもよるけど大体1時間〜2時間ぐらい。勉強しろよ(笑)
あ、あと最後に、本来は明日行くはずだったOslobの宿に、英文で事情を説明してキャンセル料の免除をお願いしていたのですが、なんと免除してもらえることになりました!
絶対滞在中にここの宿に泊まりに往かなければ。
ではまた。
See you soon!!
フィリピンの食事情
Hey Guys!!
脆弱なWi-Fiのせいで一度書いたブログがぶっ飛んだ時ってゴジラみたいに全てを破壊したくなりますよね。どうも僕です。
というわけで前回の続きとなるフィリピンの食事情について、2回目書きたいと思います。
えーとまずは水から。
以前も書いた通りフィリピンの水道水は飲めません。
ていうか水道水飲める国の方が少ないですよね。
別に日本人だから免疫がないとかではなく、現地の人も一切飲まないです。
で、どうしてるかというと、一般の人たちは町中いたるところにある、水販売機でタンクに水を入れてそれを飲み水として使います。
今度写真を載せたいと思いますが、僕は住んでいるところにウォーターサーバーがあるので、その販売機では買ったことはありません。
時々かなり汚いタンクで水を汲んでいるおっちゃんとかがいて、そのタンクの方が水道水よりやベぇんじゃねぇの?と心の中で突っ込んでみたり。
そういえばフィリピン(セブ)は、ジュースの自動販売機というものがありません。
空港で1つだけ見たけど、基本的にそんなものがあっても破壊されてお金を取られるだけだと思うので、まぁなくて当然でしょう。
次にフィリピン人はどんなものを食べるのか。
基本的には日本とそこまで大きくは変わりません。基本的にはね。
魚も生以外は食べるし春雨よく食べるし、肉も牛・豚・鳥食べるし春雨よく食べるし、オクラとかの野菜も、米もパンもスパゲッティも春雨も食べます。虫は食べません。春雨食べます。
学校から徒歩5分の場所に発見したローカル食堂。80〜100ペソぐらいでかなり旨い。
メニューは現地の言葉で書いてあって読めないので、イチかバチかに賭けるしかない。
ちなみに右下の写真の料理に入ってた、オレンジ色のミニ唐辛子みたいの食べたら、辛すぎてそのあと一切の味を感じなくなりました。
強いて言えば、魚とか鶏肉とかを揚げたものに、謎のソースをかけた料理が多いです。
あとパンがめっちゃ多くてしかもなぜか激安。
その辺のローカルな定食屋に入ると大体一人前で100ペソ前後ぐらいなんですが、パンは1個10ペソもしないです。6ペソとか8ペソとか。
日曜に"TOPS"に行く途中発見した良さげなパン屋。6ペソで買ったシナモンロールは激旨だった。
パンの種類に関してもかなりの数があるので、今後開拓予定です。
そしてフィリピンといえばやはり果物。
特にマンゴー方面がバリ強で、どこのすーぱーでもドライマンゴーめっちゃ売ってるし、下の写真のマンゴージュースなんて、1ガロン27ペソ(60円ぐらい)で売ってます。どんな物価だよ。
マレーシアでもそうだったけど東南アジアでは何故かミロが人気。ミロのシリアルとかも売ってる。
あとヤクルトもすごい人気。
やっぱ不衛生だから一応腸内環境労ってんのかな?
ヤクルトがこんな積まれてんの初めて見た。
不衛生といえばこっちのスーパーには色んな種類のアルコール消毒が売ってました。
英語の先生になんで?って聞いたら、フィリピンは汚いから綺麗に保つため、って返ってきました。あと色んな匂いのものがあって芳香剤替わりにもなるらしい。
フィリピンでの食事情については今後も色々な発見があると思うので、随時アップしていきたいと思います。
次回のブログは南部のオスロブという地域からになる予定です。
ではまた。
See you soon!!
初めてのOFF!!
Hey guys!!
この土日は初めてのOFF日ということで、買い物やらランついでの観光に行ってきました。
なかなか長くなりそうなので、街編とフィリピンの食べ物事情編に分けて、食べ物事情編は明後日ぐらいに更新します。
ということで今回は街編。
土曜は午前中、入って1週目のルーキー限定強制自習となっており、TOEIC BRIDGEのテスト受けたり自習したりしてました。
そして午後から、おそらくセブで1番デカいアヤラモールへ。
セブどころかフィリピン1、いや、東南アジア1なんじゃないのってぐらい馬鹿でかいモールで、イオンモールなんて比較になりません。
ちなみにアヤラモールの外観の写真は撮ってないので、次に行った時に撮って来ます。
まぁデカすぎて写真じゃ伝わらないと思うけど。
店というか売ってるものは普通に日本のモールと対して変わらず、H&MとかKrispy Kreme Doughnutsとかスタバとか入ってました。
アウトドアショップにはTHE NORTH FACEやMountain Hard Wear、さらには我が国が誇るmomb-bellまで置いてあってテンション上がりまくりでした。
次にセブの地図をGETしに本屋へ。日本でいう紀伊国屋みたいなこれまたデカい本屋で、文房具も洋書も地図もなんでもござれ。
村上春樹コーナーには、「走ることについて語るときに僕の語ること」までありました。
ここではマックよりもJollibeeがメジャー。
意外だったのが、一部の文房具が日本より全然高かったこと。
Post-itが250ペソ(500円ぐらい!)とか意味わかんなかったです。
フィリピンは大体のものが日本の物価の4分の1〜5分の1ぐらいなんだけど、たまーにこういうことがあります。
あと牛乳も高いです。1リットルで90〜100ペソぐらいだから、200円〜230円ぐらい。
あとこっちみたいにもともとの物価が安い国だと、H&MとかGAPみたいな日本では安い店は比較的高く感じます。
ちなみにH&MでTシャツとタオル買ったら、レジのお姉さんに「あなたキュートね」的なことを言われ、隣のレジのお姉さんも一緒に笑ってました。
こちとら34歳ですけどね。
その他のアヤラモールのことは次回に譲るとして、終日OFFの今日は朝から「TOPS」という展望スポットまで走ってきました。
ちなみにスマホとお金入れたらウエストバッグがパンパンで、デジカメ持って行けなかったので写真は全てbyスマホです。
前半はローカルな裏道。街に住めないクラスの人たちは自然と共に暮らしている。
いやーこれがきついのなんのって。
片道10kmでほぼ全行程、傾斜10%以上の登り。しかも炎天下32°C、時々異臭。
まじやばかったっす。
犬たちも車の下の日陰とかでへたばってました。
TOPSはセブシティを全て見渡せるので、夜景を見に来るカップルが多いらしい。
僕が行ったのは朝の9時頃だったので、ほとんど無人(笑)
円形の広場みたいになっている。夜はテーブルとか出るのかな?
休憩スペースみたいなとこ。ちょっとアート。
正直僕は夜景とか街の景色にあんまり興味ないので、展望デッキとは反対側の、山が見える景色がかなりツボでした。
絶対こっちでしょ!
そういえば、セブはサイクリストがかなり多く、僕がTOPSに行くまでの約80分の間に、軽く100人以上のサイクリストをみました。
グループが多かったからチームなのかな?
ランニングをしている人はほとんど見なかったのですが、TOPSからの帰り道、前方にどこからどう見てもトレイルランナーのおじさんが!
上下ロングで暑くないのかな?と思ってたらやっぱ暑いらしく、水を頭から何度もかけてましたw
遅かったので追い抜くと、ムキになって(?)抜き返してきたので、しばらく後ろについて走っていると、普通に良いおっちゃんでそのまま30分ぐらい会話しながら一緒に走りました。
おっちゃんもほとんど英語できないので正直行ってることの2割も理解できなかったけど、毎週日曜ここを走っていること、月に2回は走ったあとに奥さんと山へ行き6時間トレッキングすること、おっちゃんの会社のボスは日本人であることなどが分かり、貴重な会話となりました。
「次もしまたあったら山について行っていい?」と聞きましたが、「いやー遠いから・・・」的な感じでやんわり断られました。
最後は握手してお別れ。
走ることに限らず、スポーツは言葉の壁を超えるなぁと少し感動したのでありました。
ちなみに今週はホーリーウィークと言って、日本でいうゴールデンウィークみたいなフィリピンの連休があります。
フィリピンは歴史的な背景から敬虔なクリスチャンが多く、街の至るところに大なり小なり教会があります。それこそスラムの中にも。
家の玄関先に聖母マリアとイエス・キリストの画が飾ってある家も少なくないです。
そんなわけで国民の祝日もキリスト教関連の日が多く、今年は4月13日〜16日までの4日間がお休みに。
そのためか、街では今まさにお祭りやお祈り用の色々なアイテムが売られています。
とても綺麗な花飾り。もちろん本物の花。チラッと見えてるお姉さんの手作り。
13日は僕は学校の授業があるのですが、14日〜16日はお休みなので、土日はバイクレンタルして、島の南部・Oslobというエリアに1泊2日で行ってこようと思ってます。
それでは。
See you soon!!
初RUN!
やっと走りに行けました。
トレイルは街からかなり遠いらしいので、ちゃんとした道路を丘の上に向かって走って行きました。
セブの街は他の東南アジアの街と同じで、人と車とバイクと汚い空気でごった返しています。
あと犬(100%放し飼い&100%狂犬病持ち)と猫と裸の子供。平和です。
潰れたヤシの実がそこら中に落ちていて、たまに猫の死骸かと思ってビビります。
街のカオスな写真を載せたいけどまだ人前でカメラを出すのが怖いので、もう少し慣れたらブログに載せます。
南国ということで、初めてルナサンダルで走ったのですが、見事に靴擦れというか足の裏に豆ができました。うーむ。次からはちゃんとランシューで走ります。
一つとても楽しかったことが、丘の上から学校までの帰り道、快調に下っていると前方に10人ほどの地元民ランニング集団が。
僕が追い抜くと、みんな必死でついてきてサザエさん状態。先頭は林。
僕も楽しくなっちゃって、みんなで叫びながら爆走しました。
後半はみんな無言でついてきてたけど。
下りきったところでハイタッチ。素晴らしき異文化交流 without Languageです。
写真撮っておけば良かった。。
日曜はさらに上の有名なビューポイントまで行ってきます。(多分片道10kmぐらい)
丘の上からCEBU CITYを見下ろす。
ちなみにフィリピン人の印象としてはかなり陽気な気がします。
学校のティーチャー達もよく鼻歌を超越してガチ歌を歌っているし、昨日も全力でLet it goを歌っていて、2階から僕のいる5階までまる聞こえでした。ビバ。
授業に関しては、日本で何人かの方にフィリピン英語の訛りを心配されたのですが、ノープロブレムめっちゃ厳しい。
下手なアメリカ人より厳しいと思います。
ちなみに昨日の授業では、僕の歯並びが悪いせいで空気が抜けてしまい、THの発音がSに聞こえると注意されました。ショック。
それにしてもRとLの発音が難しいのはわかってましたが、語尾のNとかGとか厳密に発音するとめっちゃ難しいのね。
あとこないだ、蚊に食われたので薬局にかゆみ止めを買いに行ったのですが、オロナイン的な薬なのか、ムヒなのかいまいちよく分からずに使っています。
なんとなく塗っている部分の肌の色が落ちてきている気もしますが気のせいでしょう。
ちなみに15ペソ(30円ぐらい)でした。安っ。
パッケージ見てもmosquito(蚊)的なワードが書いてないけど。
明日は午後大きなショッピングモールに、足りない分のパンツとタオルを買いに行ってきます。
そして明後日はウォーターボトル片手に丘の上へ!
いやーやっぱり走ると気分も上がりますね。では。
フィリピン生活
今日はフィリピンでの生活について少しだけ。
基本的に今後のブログは日記形式になると思います。
まだ4日目だけど、なんとなく昨日今日で生活リズムが分かってきた。
前回のブログでも書いた通り、セブでは学校と同じ建物内の寮に住んでいる。
寮と言っても安宿の一室を借りているような感じで、かなり狭い。
3人部屋を僕と21歳の大学生の男の子(超好青年でしかもこの学校で一番の秀才)と二人で使っているのだが、他の3人部屋と比べて小さい部屋らしく、「ここに3人は無理だろ・・・」と思う。
この青年は自分より早く入学していて、自分より長く滞在する予定なので、彼がいわゆる部屋の主だ。
部屋にボロくて汚いデスクもあるが、電気はつかないし部屋では基本主が勉強している(たまに音読してたりする)ので、僕は学校内の至るところにある自習スペースで勉強している。
シャワーの水圧は弱いが慣れればいける。お湯はちゃんと出る。
夜出歩くのは危なそうなので早朝とか走りに行きたいけど、セブに来てからずっと雨季のような(ほんとは乾季)スコールが続いていて、学校内に閉じ込められている。
一昨日は現地通貨を引き出しに行きがてら、スーパーに買い物に行った。
やはり海外に来たらスーパーでの買い物が楽しみですよね。
セブの大型スーパーは結構チェックが厳しく、大きめのバッグを持っていると入り口の警備員に止められ、外の荷物預かり所で預けないと入れない。
売っているものはまぁ割と日本と変わらない。
違いといえばトイレットペーパーが1個ずつ個包装されて売っていることと、肉や魚が氷が敷き詰められた台の上にむき出しで売っていることぐらいか。
トイレットペーパーのパッケージが可愛い。
オレオを探していたらオレオに似た「SUMO」を発見。
その後普通のオレオも発見したけど相撲の方を買ってみた。
天気予報によると今週末は晴れそうなので、近くの丘の上にあるっぽい展望スポットまで走っていこうかと思っている。片道約10km。
気温は30℃以上になるので熱中症に気をつけなくては。
フィリピン留学スタート
6月からの旅に先駆けて、フィリピンで2ヶ月間英語を学びます。
という記事を成田空港で書こうと思っていたのですが、まさかのWi-Fiが使えないという事態により、セブ島にある語学学校に到着した翌日の今日、ブログを更新しております。
セブでの生活は学校と寮が同じ建物内にあり、生活しながら勉強するというスタイル。
僕の選んだ学校はかなりガチの教育方針で、基本的に平日は夕方5時までは外出禁止。
英語のレベルが上達しないと退学させられるという、ある意味きわどいラインの学校です。
なので正直平日はあまり変化のない日々が続きそうですが、6月からの旅の楽しみを胸に、久々の勉学に励みます。
とりあえず昨日は成田から学校到着までの間に、面白かったことや旅人の参考になりそうなことが少しだけあったので、日記形式で書きなぐっておきます。
という訳でここから長文注意。
⓪出発準備
いつも通りバタバタの準備。
6月からの旅の調べ物やルート作成をずっと行っていたため、2ヶ月に及ぶフィリピン生活の準備をしだしたのは前日の夕方。
そして当日の朝、出発ギリギリまでパッキングや部屋の片付けを行う始末。
あらかじめ買っておいた、長さ3倍のトイレットペーパーがどうしてもpatagoniaのブラックホール60ℓに入らず、諦める。(現地に着いてからやっぱり持って来ればよかったと後悔。理由は後ほど)
右の方のバッテリー類は預け入れ荷物に入れられないと後で知る。
①成田空港
今回利用したのはLCCのバニラエア。
成田空港第3ターミナルには出発時間の2時間以上前に着いたが、バニラエアのカウンターには長蛇の列。早めに出てよかった・・・。
荷物の預け入れが有料なのは知っていたが、一つ片道5,000円と聞いてビビる。
「手荷物にされますか?」と聞かれるが、手荷物の重量制限は10kg。
今聞いてきたスタッフの横に示されている僕の荷物の重さは17kg。
いや、聞くまでもねぇだろ。
ちなみに荷物の半分近くは学校に事前に指定された大量の教材。(自分で日本で購入して持っていくという変わったシステムなのだ。)
帰りにはほとんど捨ててきてやろうとその場で決意し、帰りの分の支払いを断る。
2年前にマレーシアに行った時と変わっていたのが、モバイルバッテリー系を預け入れ荷物の中に入れられないということ。
某サ◯スンのGALA◯Y NO◯Eの発火事故のせいか?
今回はGRANITE GEARの小型サコッシュしか持っていなかったため、バッテリーを入れた100均のポーチを手で持つ。
次回からはやはりリュックやもう少し大きなサコッシュがあった方が良さそうだ。
LCCということもあるのだろうがロビーには若者が多く、自分のように留学に行く人も多いのだろう。
搭乗口の待合スペースは寒く、夏は上着を着ないと出国前に体調崩しそう。
係員のお姉さんはさすがLCCクオリティ。ずっと誰かの愚痴を言っていて、周りの乗客にも丸聞こえだった。
バニラエアだけなのか他のLCCもそうなのか分からないけど、驚いたことに機内でブランケットを借りるのにも有料らしい。後ろの席の女性が有料と聞いて「じゃぁいいです。。」と言っていた。
もちろん機内でのドリンク提供もなし。すべて有料。
膝が当たっている。
一番驚いたのが、入国カードを書くためのペンを持っていなくて添乗員さんに借りようとしたら、なんとそれも有料とのこと。
近くの人に借りて(もちろん無料で)事なきを得た。
荷物預け入れの5,000円もそうだし、多少の金額の違いならLCCを選ばない方が良いかもしれない。うーむ。
②機内
前の列に親子連れ。夫婦+4歳ぐらいのお兄ちゃん+2歳ぐらいのお姉ちゃん+1歳ぐらいの妹ちゃん。みんな可愛い。
途中妹が、自分のトレーナーのお腹のあたりの匂いをお姉ちゃんに嗅がせてお互い爆笑、という謎の遊びをやっていた。
あと、トイレに行こうとして使用中だったので、近くの従業員スペースで待っていると、すぐ横に暗い中頭から布を被って座って寝ているCAさんがいてかなりビビった。
一瞬、ミステリードラマに出てくる殺人現場を思い出し、その現場をじっと凝視してしまった。
今回、エアピローを初投入してみた。
なかなか寝心地は良いのだが、膨らませるのが意外に大変なのと、どこかから空気が漏れているらしく、しばらくすると張りがなくなってくる。
日本に戻ったらもう少し良いものを買おうか・・・。うーむ。
③到着
予定よりも1時間遅れて到着。
現地の気温は31℃。かなり蒸し暑い。
昨日知ったのだが、3〜5月はフィリピンでは夏ど真中らしい。
と言っても年間通じてあまり気温の差はないらしいが・・・。
空港を出るとたくさんの語学学校のスタッフが看板を持って生徒の到着を待っていた。
周りの留学生は当然のごとくみんな大きなスーツケースで来ている。(僕は彼らの半分ぐらいの大きさのダッフルバッグ)
中には一人で2つもスーツケースを持ってきている人もいるが、そんなにたくさん何を持ってきているのか不思議だ。
空港からは学校専用の「ジプニー」という現地ではメジャーな乗り合いバス(と言っても軽トラの荷台に席と屋根をつけたような感じの乗り物だ)に、荷物と人をぎゅうぎゅうに乗せて移動。
これにぎゅうぎゅう。メインストリートは舗装されているが、もちろんガタガタだ。
移動中の風が心地良かった。
セブ島と聞くと綺麗なリゾートアイランドを思い浮かべるかもしれないが、そのような場所はごくごく一部で、市街地は普通に汚い。
大型ショッピングセンターから徒歩1分でスラムに行けるような場所だ。
大通りはさすがに舗装されていて車もバンバン走っているが、1本路地を入るとやばい雰囲気がぷんぷんする。
学校の屋上からの眺め。
夜走れないこともなさそうだが、空気が悪そうな上に他に走っている人など誰もいないので目立つだろう。
それにこのブログを書いているフィリピン2日目の今日は、朝から激しいスコールが断続的に降っているので、走っている最中に土砂降りにやられる、なんてこともあり得るだろう。
ちなみに前半に触れたトイレットペーパーであるが、フィリピンでは下水インフラが脆弱らしく、トイレにペーパーを流すとかなりの確率で詰まるらしい。
なので拭いたら横のダストボックスに捨てる方式。
そして超高級ホテル以外はトイレットペーパーは基本的に置いていない。
なので自分で買って持ち歩く方式。もちろんこの学校のトイレにもない。
というわけでトイレットペーパーを日本で用意しておいたまでは正しい判断だったのだが、パッキングを諦めたので元も子もない。
ご飯はもちろんのごとくまずい。作業として取り込む。
1日目終了〜2日目午後。