2つのニュースから思うこと。

 

「LIFE」→人生・命・生活


f:id:MAROU:20161122065122j:imageYAHOO! JAPAN」より

 

世界でもトップクラスに安全と言えるこの国で、ここ数年の間に、どれだけの大きな地震があっただろうか。

どれだけの人生が、唐突に終わることになっただろうか。

 


f:id:MAROU:20161122065527j:imageYAHOO! JAPAN」より

 

「明日死ぬかのように生きろ。永遠に生きるかのように学べ。」

マハトマ・ガンジーの有名な言葉ですが、もちろん毎日そんな意識で生きることが難しいことは分かってます。

仕事、恋愛、家族…

誰だって色々抱えているものはあるでしょう。

ただ、あまりにも生きていることを「当たり前」に思っている人が多い。

日本人は他の国と比べて貯金が大好きなことも、それを物語っています。

 

また、スティーブ・ジョブズも17歳(!)の時出会った本をきっかけに、それ以来毎朝欠かさずに(!)鏡の中の自分に問いかけたと言います。


 ”今日が人生最後の日なら、今日することは自分がしたいことだろうか?”
 長い間答えがノーであるときはいつも
 何かを変える必要があるとわかるのでした。

 そう遠くないうちに死ぬと認識することは、
 大きな選択をする時に助けてくれる
 私にとって他にない重要なツールです。

 なぜならほとんど全てのこと−
 外部の期待や自分のプライド、挫折や屈辱への恐れは全て
 死に際して無くなり本当に重要なものだけが残るからです。

 自分も死にゆくと自覚することは
 何かを失うという思考の罠を回避する最高の方法です。
 あなたは既に裸です。
 ハートに従わない理由はありません。

 

 

「そんなこと言ったって今やらなきゃいけないことがある。」

そう言う人が来週生きている確率はどれぐらいだろうか。来月、あるいは来年生きている確率は?

そしてその人は来週死ぬとしたら同じことを言うのだろうか。来月、あるいは来年死ぬとしたら?

(ちなみに人間が死ぬ確率は100%です。「いつ」だけの問題です。)

 

仕事が大変、忙しい、人間関係に悩んでいる、私は周りの人の為に我慢している、誰も私のことを分かってくれない…

そりゃ人それぞれキャパは違うけどさ、きっとガンジージョブズの方が大変だったと思うんだよね。

その大変な彼らが行き着いた言葉が前述の言葉なんだよ。

昨日今日思いついたり、ちょっと本を読んで取り入れた考えじゃないんだよ。

 

何が言いたいかというと、大変大変言っている人ほど、一回落ち着いて、自分のLIFE(=人生、命、生活)が本当にこれでいいのか、考えてみる価値はあると思う。

あなた、今の自分のLIFE好き?

そのLIFEはあなたの周りの人を幸せにしてる?

 

自然災害で命を落とす、経済的に貧しい国の人が数万円の為に人を殺す、これは多くの日本人が思っている以上に「当たり前」のことです。

僕にはやりたいこと、行きたい場所、見てみたいものがたくさんあります。

でもそれを言い出したらきりがないし、今自分ができることをします。

僕は明日死んでも人生に悔いはない。

これは僕の中で、「当たり前」のことです。

 

今日は今までの人生最後の日。

そして、

これからの人生最初の日。

今を生きよう。

“Life is Journey.”

人生という旅を楽しもう。

 

最後に僕の大好きな2つのスピーチ動画を載せます。

彼らのことが好きな人も嫌いな人も、なんとなく見ているテレビを少しの間消して見る価値はあると思います。

www.youtube.com

www.youtube.com

『これからのこと。』

気づけば前回のブログ更新から1年近く経ってしまいました。

多分今後は頻繁に更新する、はず。

 

さて、僕の今後の予定として、7年半勤めた会社を辞め、来年から海外に行きます。

以下はあくまで予定なので変わる可能性もゼロではないですが…。

 

まず年末年始を実家でのんびり過ごしながら渡航の準備。

最初に2~3ヵ月の間、フィリピンで語学学校に通い英語を学びます。

その後アメリカへ渡り、TRAIL TRIPを敢行。

(アメリカはトレイル天国なのです。)

John muir trail、Grand Teton、Grand Canyon、Yellowstone、etc.

 
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アメリカでのTRAIL TRIPをほどほどに満喫した後は、メキシコから徐々に南下。中南米を旅します。

行きたい国や地域を挙げだしたらキリがないけど、その中でも絶対行きたいのがメキシコ、キューバ、コロンビア、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、チリ(イースター島も)あたり。

 

お金の問題はおいておくとして、多分これらを急がずにしっかりまわると1年近くかかると思われる。

旅の途中で34歳になり、日本に帰ってきて35歳になる前に次の移住先と仕事を見つける、という流れが今のところの予定。

まぁ恐らくはそんな予定通りにはいかないでしょうが。

そしてそれが人生の面白さでもあるのですが。

 

とりあえず今回はざっくり今後の予定をお伝えしたかったので、またこまめに近況アップしていきまーす。


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“Life is a Journey.”

 

トレラン1年目の今年を振り返って

先日、今年最後のトレイルレース「身延山七面山修行走」が終わりました。

 
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今年は何を隠そうトレランデビュー年。
 
人生の宝物と出会えた年です。
 
色々な条件とタイミングがはまり、デビュー年からいきなり110kmのレースを走るという無謀な挑戦をするも、無事にすべてのレースを完走できました。
 
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レース以外にもマレーシアの島で50km走ったり、南アルプスにはまったり、箱根外輪山一周したり、天城の山を1日中走ったり、32歳になった今も、遊びと挑戦に全力を注いでいます。
 
特に今年最後のレースとなった修行走では、心・技・体すべてにおいて、今までの自分を超えたものとなりました。
 
どれだけ強くいられるか、ではなく、
 
どれだけ楽しめるか。
 
それがもっとも大切だと分かった大会でした。
 
来年出たいレースがたくさんありますが、なんとなく自分は走れるレースよりも、アップダウンが激しいレースに向いているようなので、そのようなレースにできるだけたくさん出るつもりです。
 
まず年明け一発目は4月の奥三河パワートレイル。
 
第1回の今年は完走率が30%だった難関コース。
 
こういう方がやる気出ます。
 
 
そして今考えていること。
 
伊豆の素晴らしい山の魅力をもっと多くの人に知ってもらうにはどうすれば良いか。
 
伊豆の美しい森を残して行くにはどうすれば良いか。
 
自分にできることをやっていこうと思っています。
 

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信越五岳トレイルランニングレース2015(後編)

5Aの乙見湖の時点で距離は走ってきた距離は66.6km、でも頑張りどころはこれからだ。

 

ここからまた黒姫を登っていく。ここもほとんど登山だ。

数日前の雨の影響もあり、ところどころかなりぬかるんでいる。集中力が必要だ。

途中面白いお兄さんとペースが同じところがあった。

かなり疲れているようで、急登を登るたびに「あ〜!」とか声を上げている。

「うるさくてすみません!」と声をかけられたので、「楽しいから大丈夫です!」と

返す。

このあとしばらく僕の後をこのお兄さんが走っていたのだが、黒姫を越えてだらだらとした下りに入った頃、何やら遠くの方で声が聞こえる。

歓声、というほどの人数でもないし、多分全員男の声なのだがなにやら騒がしい。

どうやら仲間の応援に来た大会関係者の人たちのようだ。すると後ろから…、

「うぉ〜〜!!」という雄叫びとともにさっきの兄ちゃんがものすごい勢いで僕を

追い抜いて行く。「元気じゃないですか!」と声をかけると「呼ばれたら行くしかないっしょー!」と叫びながら走っていった。

呼ばれたのか?

 

黒姫の下りが終わるとここからは戸隠。完全に夜。ヘッデンの明かりで走る。

さすがに気温が下がってきたので一度シェルを着込むが、すぐに暑くなって脱ぐ。

アームカバーと手袋だけで十分だった。

そしてこのへんから膝が痛みだす。腸脛靭帯炎だ。2年前初めて100km走ったとき、

3ヶ月走れなくなったアレが復活してきた。

筋肉の痛みや痙攣、胃の不調はリカバリーできるが、腱や靭帯の炎症はレース中に治ることはない。むしろ普通は治るまでに数ヶ月、悪いと数年かかる場合もあるほどだ。

あとで分かったことだがこのとき右足首もすでに腱鞘炎になっていた。

戸隠の森の中を走りながら右膝に聞いてみる。といっても声には出さず心の声で。

ほんとに声に出して一人で喋ってたら近くの人にやばいやつだと思われるでしょ。

僕「どうだい相棒?」右膝に聞く。右膝「もう無理ぽ。」

どうやら終わっているらしい。

だが道はフラット。パワースポット戸隠の森の快適なシングルトラックを、

今自分は走る自由を与えられている。辛い。歩きたい。一瞬そう思う。

「待てよ。」ある考えが降りてくる。

 

「もし今体が完全に元気で、朝の気持ちの良い時間に、この場所にいたとしたら、

俺は間違いなく走るだろう。こんなに素晴らしい道、フカフカのトレイル、

美しい景色に囲まれて走れる歓び、俺はそれに魅せられてトレイルランニング

始めたんだ。これこそが俺のやりたかったことなんだ。歩いてどうする。

トレイルランニングだぞ。ウォーキングじゃねえんだ。

野生に還って風を切って走る気持ち良さを思い出せ!」

 

今までこんなことを思ったことはなかった。

過酷なレースでは新たな自分と出会うことができる。

とくに夜暗い中一人で走っているときに、それは起こりやすい。

 

戸隠神社の大鳥居を抜け、参道をひた走り、最終エイドの8Aに到着する。

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※ここからの画像は公式HPから引用。

最終エイドでは温かいそばやおかゆをいただいた。ものすごく美味い。

寒くてぶるぶる震えている選手もいたけど、僕は全然平気だった。

多分しっかり補給ができていたためだろう。

補給と言えば、練習で12時間とか走ったときは必ず後半で胃がやられ、

固形物はおろかジェルすらも受け付けなくなっていたが、この日の胃は絶好調。

これは嬉しい誤算だったが、原因はオーガニックジェルのハニースティンガーだけを

摂っていたせいか、あるいはこまめな胃薬が効いたのか。おそらくは前者だろう。

ハニースティンガーすげぇ。

 

8Aを出るとラスボス、瑪瑙山が待っている。この大会中最も標高が高い山だ。

結論から言うと、楽勝。南アルプスとか富士山2往復とかで鍛えた脚は、

瑪瑙の登りなどものともしない。

何より5月の比叡山に比べれば、全然大したことない。

比叡山を走っておいてよかった。

逆にきつかったのは下り。膝が終わっているので下りは一歩一歩が激痛。

さすがに耐えかねて、途中から後ろ向きで歩く。

暗い中ヘッデンの明かりのみで後ろ歩きはけっこう危なかったが、

前向きで歩くよりは早く、膝の痛みも少ない。

長いレースではどんなに緻密に計画を練って、戦略を立てていっても、

その通りには行かないことがほとんどだ。山でもそうだが、計画も大事だけど、

もっと大事なのは想定外のことが起こったときに臨機応変に対応できる能力。

自分の思い通りに事が運ばないと納得できない人にこのスポーツは向いていない。

 

瑪瑙山を撃破した後は少し森の中のアップダウンを繰り返す。

暗い森を一人走っていると、少し離れたところからガサガサ音がする。

人ではない。音の大きさからして小動物でもない。

「熊だ。」

戸隠でもそうだったがレース後半ともなると周りに誰もいない時間も増えてくる。

実際は熊ではないのかもしれないが、どうしても頭をよぎる。

手を叩いたり声を上げて走り、襲われないよう祈る。

 

森を抜け、ラスト7km、登り基調の林道。

膝を痛めている今は軽い登りが逆に走りやすい。

スタート前の目標では、22時間の制限時間に対してまず完走はしたい。

20時間切れたら満足。あわよくば18時間30分(日付が変わる時刻)切れたら大満足。

このペースで走れば、切れる。歩いても完走できる時間だが、絶対に走りきる。

あと5km。あと4km…。やっと終わるという安堵の気持ちと、もう終わってしまう

という不思議な気持ちがない交ぜになっている。

遠くでゴール会場のアナウンスが聞こえる。

光が見えてくる。

 

 

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※画像は自分ではありません。

旅の終わり。嬉しさと寂しさと少しの悔しさ。

 

このゴール自体には何の意味もない。何かが大きく変わったわけでもない。

「完走することが大事」と人はよく言うのだけれど、今の僕の場合は

どれだけその山を、森を、風を、景色を、自分の変化を楽しめたかが大事で、

そこさえ自分が全力で向き合えたら、完走できなくてもいいのかもしれない。

でもやっぱりゴールの瞬間は最高なんだけどね。

 

僕のトレラン人生はまだまだ始まったばかりだし、目標のUTMBまでは

まだだいぶ時間がかかりそうだけど、やっとスタート地点に立てたという

歓びを、今は噛み締めている。

 

会社が忙しい時期に連休をとらせてくれた理解ある上司に感謝。

このレースを作ってくれた石川弘樹さんをはじめ、すべての大会関係者に感謝。

全然読者思いじゃない文章を最後まで読んでくれたあなたに感謝。

ありがとう信越五岳。

また必ず出ます。そのときは、全部走って明るいうちに瑪瑙山を倒します。

 

 

 

あー楽しかった!!

 

 

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信越五岳トレイルランニングレース2015(前編)

いつかまた自分がこのレースに出るときのために、そしてこれからこのレースへの出場を考えているトレイルランナーのために。

 

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2015年9月22日火曜日、AM5:30。
レースプロデューサーの石川弘樹さんによるスタートの合図が鳴り響き、約700名の仲間達が斑尾高原からスタートした。
ちなみにスタート時のウェアは、ファイントラック、ノースリーブT、アームカバー、
ヘッドバンド、サングラス、ショートタイツ、ショートパンツ、R×L五本指ソックス、
シューズはHOKA ONEONEのチャレンジャーATR、インソールはsuperfeet、
ザックはUltraSpireのタイタン、ハイドレーションには水を1.5L入れたけど、
1Lで十分だった。ゼッケンは2XUのレースベルトとザックに。
ジェルはすべてハニースティンガー。(Fruit Smoothie、Acai-Pomegranate、Strawberry-Kiwiの3種類の味。これ以外はクソ不味い。)
ここでスマホのボタン操作を無効にしておかなかったのが失敗だった。
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スタートからゲレンデの緩い登りを少し行くと、いきなり最高の景色が選手達を送り出してくれる。
多くの選手達はその美しい景色に出逢うと足を止めてしばしその光景を楽しむ。
走りながら近くにいる同じようなペースの選手と喋ったりすることもある。
トレイルランニング(特にロングレース)の魅力のひとつに、この気楽さがある。

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ロングレースでは誰もが気をつけることだけど、このレースも例にもれず、3Aもしくは4Aぐらいまではウォーミングアップのつもりで抑えて行く。
あまりにもコースが気持ち良いので、ついつい飛ばしたくなるがそこは我慢。
 
このレースの素晴らしいのは、スタッフのサポートもさることながら、そのコースレイアウト。
信越エリアの自然、そしてランナー達への石川さんの愛が感じられる、ほとんど渋滞の発生しないコース設定に、トレイルランニングの楽しさが詰まっている。
焦ることはない。ゆっくり行こう。
 
※ちなみにスマホの不調で早くもバッテリーがなくなったため、ここから写真なしです。
 
1A〜2A斑尾山の登りも焦らずゆっくり登る。レースというか登山という感じ。
当たり前だけど、まだまだ余裕。斑尾山は登りも下りも絶対飛ばしてはいけない。
前日からスタート前までたっぷりと水分補給をしたためか、トイレを見つけるたびに
駆け込む。
 
2A〜3Aの林道で数名の選手が蜂に刺されていた。スズメバチでなければよいが…。
なんと素晴らしいことに、スタッフが来る前に他の選手達が刺された選手を
ポイズンンリムーバー(毒抜き)で手当していた。
これにはレース終了後にプロデューサーの石川さんも感動していた。
レースといえども山では何が起こるか分からない。自己責任の世界だ。
もちろん僕もポイズンリムーバーは携行していた。
この大会では装備品チェックはないけど、防寒着や補給食も含めて
最低限自分の身は自分で守らなければならない。
ちなみに2Aからもう暑くてアームカバーは外していた。
 
飛ばさずゆっくりゆっくり行ってたつもりだったけど、3A(38.5km)の時点で
早くも足が攣る。両腿の大腿四頭筋と右ハムストリングス
しかもここからの関川沿い、緩やかに登っていてぎりぎり走らされる傾斜。
日陰はほとんどなし。ここは誰もがきついセクションだったが、そういう時こそ
頑張り甲斐があるというもの。でもまだ序盤。焦らず。ゆっくり。走る。
ちなみにこの辺りから約3時間おきにVESPAと胃薬or芍薬甘草湯(漢方)を摂取する。
 
足が攣ってはいるものの、ロングレースでこんなことは当たり前。
痛い、暑い、寒い、気持ち悪い、苦しい、そんなのは当たり前だ。
場合によっては内臓まで疲労して食べ物を受け付けない、水すら吐く、
そんなこともざらにある。
でも長い道のりの中で、それらがずっと(6時間以上とか)続くことはあまりない。
いつかは復活するときがくる。そのときを信じて、今は耐え忍ぶ。
 
5A(66.6km地点)。スタートからすでに9時間が過ぎている。
ここにはドロップバッグといって、スタート前に自分が用意して
スタッフに預けた荷物が置いてある。
ここでの休み過ぎは禁物だ。動かないでいると筋肉が固くなってくる。
ファイントラック(ノースリーブ)とpatagoniaノースリーブシャツから、
同じくファイントラック(ノースリーブ)とMOUNTAIN HARDWEARのTシャツに
着替え、VESPA、MAGMA、アミノバイタルパーフェクトエネルギー、調整豆乳などを
補給する。
「山よりだんご」とかも入れておいたけど、固形物はあまり食べたくなかった。
たんぱく質補給用と思って軽い気持ちで入れた調製豆乳が意外と美味しかった。
紀文さん、軽い気持ちで入れちゃってすみません。
ドロップバッグを再度預けるとき、調製豆乳を手に持っていたら
なぜかスタッフの人に笑われた。豆乳ナメんなよ?
ドロップバッグからヘッデン、ウィンドシェル、手袋を取り出しザックに入れる。
後半用のジェルとVESPAもここで補充。
サポートがいる選手が羨ましかったけど、一人で全部やってる自分も誇らしかった。
 
前半はとにかくゆっくり走って、(関川の炎天下地獄以外は)楽しんだ旅だった。
ここから、怒濤の(そして写真なしの)後半戦に突入していく・・・。
今回の旅では色々な発見があったのだけれど、そのほとんどは後半での出来事。
 
 
後半へ続く。

Between fun and challenge.

今年6月に初めて南アルプスへ行って以来、完全に南アルプスが今年の夏の遊び場になりました。

仕事が終わってから夜中に車で3時間かけて行く道のりも、朝山を登り始めると完全に忘れ、帰りの道中では次どの山に登ろうか、どのルートで行こうかを考えています。
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人からはよく「何がそんなに楽しいの?」とか言われますが、本人から言わせてみれば、そんなもん知るか、です。
ただ楽しいから楽しい。
ただ気持ち良いから山に行く。
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そんな説明不可能な感情を持ちながらも、一つはっきりと言えることがあります。
この歳になったからこそ分かることですが、
 
「好奇心と直感で巡りあったものが、後に途方もなく貴重なものになる」
 
僕は好奇心旺盛な方だと思うし、普段から心の声をよく聞く訓練をしているので直感がよく働く方です。
そしてそれらは、未来を心配したり、大人ぶって何事も冷静に考えたりしていては分からないことです。
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心の声に耳を傾け、情熱を持って行動する。
他人の雑音で自分の声が聞こえなくなってはいけない。
そのためには若いうちから、一人で色々なことをやることが大切だと思います。
一人暮らし、一人旅、一人で悩むこと、一人で壁を乗り越えること。

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幼児ぐらいの子供は自分が何をしたいのか、何がほしいのか、何が好きで何が気に入らないのか、全力でアピールできますが、大人になるにつれそれが格好悪いことのようになり、自分がやりたいこと、言いたいことを抑えて周りに合わせることが上手になってきます。それを世の中では「大人」と呼んでいるようです。
 

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僕は子供に憧れます。
やりたいことをやり、全力で遊び、新たなことに挑戦していく。
それこそが僕の人生を豊かにしてくれるものだと、今は思っています。
 
若い人はもちろんだけど、今を全力で楽しんでいるおじさん、おばさんたちってかっこいいよねー。

トレイルランニングのこと。

トレイルランニングというスポーツを始めてまだ1年も経っていない僕ですが、

それなりに感じていることもあり、綴ってみたいと思います。

 

「Life is a journey.(人生は旅である。)」

多くの人が語ってきた言葉。

多くの困難や苦しみを乗り越え、時々歓びや楽しみを手に入れ、まだ見ぬ場所を探して歩き続けること。

 

トレイルランニングもまた、旅に似ている。

自分の弱さに気づき、自分のいた世界の狭さを知り、多くの人の助けに支えられながら、ゴールに向かって進み続ける。

誰かと順位を競う為じゃなく、ただひたすら本能に従って、今という時間を楽しむ。

 

あなたには自分が心から楽しいと思えること、好きだと言えることがあるだろうか?

 

未来を心配している暇があったら、誰かの愚痴を言っている暇があったら、

楽しいことに時間とエネルギーを使った方が、よっぽど良い人生だよ。

 

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楽しむことに理由なんていらない。

 

言い訳をしてる暇はない。

 

 

人生を楽しもう。

 

 

僕にとって 、

トレイルランニングは人生のようなもの」

 

 

 

 

ランカウイ旅行後記

久しぶりのブログ更新になります。

やっとネットが繋がりました。

さてさて、前回で一応3日間のランカウイ旅行は終了したわけですが、

成田空港からの帰路の途中でカナダ人を車に乗せてあげたことと、

今回の旅行中、役に立った物達を参考までにご紹介したいと思います。

まずは帰路での話。

 

成田空港に朝7時頃到着し、その日は昼から仕事だったので足早に帰ることに。

途中駅で周りをキョロキョロ、iPhoneをチラチラ見てる外国人兄ちゃんがいたので、

「What's wrong?」声をかけてみる。

ついさっき海外から帰ったばかりなので、外人慣れしているのと、

自分も海外で困ってるとき話しかけられると目玉が飛び出すほど嬉しいのを思い出し、

いつもよりも自然に声がかけられる。

どうやら兄ちゃんはこれから予約した伊豆高原の民宿に行きたいらしい。

以前にも外人の姉ちゃん2人に行き方を教えてあげた知ってる民宿だったので、

「途中から車だから送ってあげるよ!」と言って一緒に民宿に向かうことに。

聞けば兄ちゃんはカナダ人で、大学2年までバンクーバーでコンピューターサイエンスを学び、3年からはシンガポールの姉妹校(?)で勉強していたらしい。

んで今はシンガポールでの勉強も終わり、カナダに帰る前に昔からずっと行きたかった

日本を旅する為に来たとのこと。言われてみれば持ってるバッグがNERV(ネルフ)だ。

ネルフ・・・アニメ・エヴァンゲリオンに出てくる組織。

東京や仙台、大阪、京都を旅する中で、ちょっと疲れたので伊豆で休養、ということらしい。

外人が疲れて休養しに来る伊豆ってどんなやねん。

子供の頃からテレビでポケモンとか見てて日本には一度来てみたかったと。

ジャパニーズアニメってほんとすごいのね。

小一時間の国際交流の後、最後はシェイクハンドでグッバイしました。

 

続いて役に立った物の話。

今回の旅に限らずこれは海外旅行に行くとき必ず持って行く物です。

 

その① 使い捨ての箸・スプーン・フォーク

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コンビニとかでお弁当買うと付いてくるアレです。

海外(特に発展途上国)に行くと、屋台的な店で食べ物を買うことがあるのですが、

割と平気で箸やフォークが付いてなかったりします。

今回の旅でも焼きそば的な物を買ったときに、紙のレンゲが付いてきて、

これでどうやって食うねん状態でした。

そんなときに活躍するのがこいつらです。

「こいつら」なんて雑な呼び方しちゃってますが、大いに役立ってくれます。

 

その② マルチ電源プラグ

 

カシムラ マルチ電源プラグサスケ(ブルー)  TI-13

 

まぁこれは当たり前っちゃ当たり前なのですが、ないと困ります。

ちなみに最近のスマホやデジカメの充電器は250Vまで可能な物が多いので、

変圧器はなくても大丈夫なことがほとんどです。

僕が持っている上の画像の物、名前が「マルチ電源プラグサスケ」です。

全世界対応のプラグの名前が「サスケ」て。せめて「サムライ」とかにしてほしかったです。もしくは形状的に「ヤマト」とか。

 

その③ ミツハシライス

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ではなくウエットティッシュです。

これは発展途上国を旅したことない人はピンとこないかもしれませんが、

途上国でウエットティッシュはまず手に入りません。

そして日本にいる間はほとんど使わないこれらも、海外では意外と使う機会が多いです。

特に女性や綺麗好きの人は必須です。

 

その④ ジップロック イージージッパー

ジップロック イージージッパー 中10枚入

 

これ一番役に立つかも。ちなみに僕は日本でも普段から愛用してます。

大好き過ぎてこれの歴史を調べたところ、このジッパーシステムを発案したのは

日本人みたいですね。すげーな日本人。

これはいわゆる防水バッグや小物袋的な役割を果たしてくれます。

たとえば様々な充電器をまとめて入れたり、財布代わりにお金を入れたり、

常備薬を入れたり、せっけんを入れたり、救急道具を入れたり…。

もう万能です。よっぽどお風呂や海に沈めない限り、水からも守ってくれます。

特に今回の旅はずっと走っていたので、急な雨にあっても困らないように

財布やパスポート、iPhoneなどすべてこれに入れてからザックに入れてました。

普段は山に行くときに、これのデカいやつに着替えを入れたり、

雨が降りそうなときに財布やキーケースを入れたりしてます。

値段も手頃で耐久性もあるので、皆さんもぜひ活用してみてください。

ちなみにイージージッパーじゃない普通のジップロックは完全防水ですが、

完全防水じゃないと困るってことはほとんどなく、開け閉めも簡単なこちらを僕は愛用してます。

 

その⑤ クレジットカード

これも当たり前と言えば当たり前ですが、ないと非常に困ります。

実際、同じ時期に別の国に行っていた会社の同僚がカードを持って行ってなくて

帰りの空港で非常に困ったらしいです。

僕も今回色々とハプニングがあったため、途中で現金が足りなくなり、

あわててATMでクレジットキャッシングしました。

クレジットキャッシングは初めてだとパニクるので海外に行く前には

やり方を調べておいた方がいいと思います。僕は知ってたので大丈夫でした。

英語ができる人は大丈夫だけどね。

 

とまぁこんな感じで旅のお役立ち道具を紹介してきましたが、

場所によっては寝袋(ベッドがあっても寒いとき用)や、

サバイバルシート(本来の使い方以外に南京虫対策など)、懐中電灯(ヤバいとき用)、

簡単な調味料などがあるとより快適な旅になると思います。

快適すぎるのも面白みにかけますがね。

 

今後も旅や、トレイルランニング関連のことを綴っていきたいと思います。

それでは今回はこのへんで。

ランカウイ旅行記③

ランカウイ最終日。

荷物をすべてパッキングして約束の10時に外で待つもAJ来ず。

11時まで待って諦め、仕方なく徒歩で10km先の街まで炎天下のなか歩くことに。

最終日はランニングスタイルではなく、綿の短パンにTシャツにビーサン

ZERO POINT35ℓザックという出で立ち。まぁいわゆるバックパッカースタイル。

途中何度もヒッチハイクの誘惑に駆られるが、なぜか「車に乗ったら負け」という

謎のルールを自分の中で作り上げ、結局歩き通すことに。

歩きながら色んな家や学校を見たけど、ランカウイの建物はカラフルだったり

壁に絵が書いてあったりしてかわいい。

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これは保育園的なところかな?

子供が帰り際にちゃんと合掌して先生にペコッて頭下げてたのも可愛かった。

 

途中空腹の限界と、海沿いの木陰でゆっくり休めそうな屋台が出ていたので、

ランチをとることに。

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なんとびっくりこれが恐ろしく美味い。美味過ぎてハエがたかるほど。

日本に帰ってきてこの味を真似しようと思って作ってみたけど、

まったく別の食べ物が出来上がって愕然としました。

この旅で最高のご飯でした。

その後も歩くこと約30分。

ようやく街へ。

着いた、のはいいんだけど、でもなんか、

やることねぇ・・・。

DUTY FREEのお土産ショップとかスタバとかマックとか全っ然入る気しなくて、

なんか都会って特徴なくてつまんないですね。

ちなみに屋台ならがっつりご飯食べてジュース飲んでも5〜8RMぐらいなんだけど

スタバでラテ1杯12RMとかするんですよ。誰が行くかっつーの。

そんなわけでビーチへ。

海きれいだったからほんとは泳ぎたかったけど、

荷物背負ってるし着替える場所もないしってことで木陰で1時間以上寝てました。

砂浜も真っ白できれいだったー。

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途中近くで寝てたバックパッカーであろう姉ちゃん(外人、そして多分年下)が話しかけてくる。

姉ちゃん「これから空港?何時の飛行機?」

僕「9時半だよ。そっちは?」

姉ちゃん「遅いね。私は7時半。」

僕「そう。じゃあ良い旅を。」

姉ちゃん「You too!」

もっと英語話せたらなぁ。。と、一時的に悔やむ。

ちなみにこんなこと言うとアレですが姉ちゃんの見た目は「別に。」な感じでした。

この日はこの街でナイトマーケットがあったので、少し早めに夕食をとりに行くことに。

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この日食べたのはなんかきしめんみたいなので作ったやきそば的なもの。美味い。

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あとはいとこが大阪にいるという兄ちゃんからドーナツを購入。

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DORAYAKI・・・、ではないよな。

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親のお手伝いというレベルではなく、子供がしっかり働いてた。

もちろんお金の受け渡しもちゃんと自分でやってた。

ランカウイでは小学生高学年ぐらいの子供がバイクに乗って普通に公道走ってた。

セルフウォシュレットだったり車線無視の自由過ぎる運転だったり様々な文化の違いに触れたのだけれど、一番印象に残っているのは子供がしっかり自立していること。

海水浴場に「これ以上行ったら危険です」の網が張られてるような

過保護な日本よりよっぽど大人な国だなと思った。

多分日本で同じことをやったら「危ない」とか「事故があったときの親の責任」とか

「子供にお金を扱わせるなんて早い」とか言われるんだろうねきっと。

「お金の価値がわかるようになってから自分で使わせる」とか言うのは

「自転車に乗れるようになってから初めて自転車に乗らせる」っていうのと

同じこと。そんなことできる人はよっぽどの天才だけ。

「失敗」=「経験」と考えるか、「失敗」=「悪いこと」と考えるかの違いですね。

 

話はそれましたが、ナイトマーケットは昨日のクアと大体同じような店だったので、

少し早めに空港に向かうことに。

このとき時刻は6時30分。

「これ、あの姉ちゃんが言ってた7時半の飛行機に間に合うんじゃね?」

と思い、行きの飛行機が遅れたのもあって空港のカウンターで

1本前の飛行機にずらせるか聞いてみる。するとあっさりOK。

しかしそれでもやはり出発時間は遅れ、7時50分に。

ずらしといてよかったー。というのも日本に着いたらソッコー帰らないと

昼からの仕事に間に合わないので、飛行機が遅れるとやばいのです。

案の定空港でさっきビーチで会った姉ちゃん発見。

姉ちゃん「あれ?9時半の飛行機じゃなかったの?」

僕「やることなくなっちゃったから1本ずらしたんだ笑」

クアラルンプールの空港で余ったマレーシアリンギット(お金ね)を使い、

無事に帰路に着きました。

 

続く。

 

ランカウイ旅行記②

2日目の朝。

近くの売店でレッドブルとタイガービールを買ってきてゲストハウスの外で

朝っぱらから飲んでいると、運良くオーナーのAJが登場。

お互い片言の英語でやり取りしていると、どうやらクアタウンまで乗っけてってくれる

らしい。もちろん有料で。

クアまではさすがに走れる距離ではないので(これも人によって40kmって言われたり

60kmって言われたり、まぁとにかくめちゃくちゃ遠いということでしょう)、

AJにお礼を言い早速準備をして乗せてもらう。

移動中は特に会話もなく30〜40分ほどでクアに到着。(60kmではなかったようだ)

この日は特にやることも考えてなかったので、とりあえずクアの街をぶらぶら。

この日もランニングスタイルで来ていたので(昨日の夜シャワーでウェア洗った)、

ぶらぶらしつつもたまにちょっと街を出て海沿いや住宅街を走ってみる。

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なんかよく分からないが神聖っぽい建物があったり

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なんかよく分からないがものすげーカラーリングの建物があったり(しかもこれ公共の建物っぽい)、

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馬鹿でかいコンドルいたり(幅20mはあったと思う)、

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国旗ペイントのホテルがあったりしました。

 

そういえばランカウイでは数時間おきに島内放送的なでっかいボリュームで

街のスピーカーからお経のような歌のようなものが流れてたけどあれは未だに謎です。

昼間はともかく真夜中も普通に流れてた。

 

この日ちょうどクアはナイトマーケットの日だったので行ってみることに。

ちなみにランカウイでは毎日、曜日ごとにどこかの街でナイトマーケットがあります。

例えば月曜は新宿、火曜は池袋、水曜は上野、みたいな感じで。

ちょっとまだ早かったので、人はまばら。

そりゃそうだ、ナイトマーケットって言ってるのにまだ明るいしね。

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こんな感じで通り沿いにずらーっと出店が並びます。

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ここでもやはりアナ雪。くっそ暑いけど。

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まぁベタに果物だったり

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縁日的な肉達だったり(サテーという焼き鳥みたいなのが人気)

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魚やイカが生で売っていたり(これは地元の人に大人気)

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灼熱の路上でスイーツというどう対処したらいいのか分からない現象が起こっていたり

(しかもスイーツと一緒になぜかピザが売ってる)

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ものすごい色のジュースが売っていました。

1.5RMって書いてありますね。1杯50円くらいです。安い。

僕は何が書いてあるのかもわからず、緑色の見るからに身体に悪そうなのを

買ってみました。味はというと…

普通にメロン味で美味しかったです。

ちなみに一番左の、おばちゃんで半分隠れてる飲み物は「ミロ」なんですが、

はい、あの「ミロ」です。日本でも売ってるあの麦芽飲料ミロ。

なぜかランカウイ(マレーシア全体で?)ではミロが大人気。

こういう出店とか小さい売店とかでも、水とコーラとミロとネスカフェは必ず売ってます。

缶でも紙パックでも日本みたいに粉でも、ミロがいっぱい。

あとなぜかカフェオレ的な飲み物が「ネスカフェ」という名で売られています。

僕はランカウイにいる間、ミロもネスカフェも1回も飲みませんでした。

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結局買ったのは無難に美味そうなこの2つ。肉じゃないし。

上は実際もっと赤いので、上が辛そうで下がただの焼きそばに見えるんですが、

実際は上がまさかのケチャップ味ビーフンで、下が激辛やきそばでした。

不意打ちの辛さに、すすった瞬間「ぶほっ!!」ってなりました。

食べたあとすぐに緑のジュースを買いに走りました。

早めの夕食を済ませたら、昨日のトラウマがあるので早々とタクシーを拾い、

泊まっているゲストハウスまで。

するとたまたまそこにオーナーのAJの姿が。

AJを見てタクシーの運ちゃんが助手席の僕に「あれ、インド人だな。」

ここに来てまさかのAJ is NOT 地元人。見た目おんなじだからわかんねーから。

しかしこのとき気づいていれば良かった。インド人は嘘つきが多いことを…。

タクシーを降りてAJとしばし明日の予定について雑談。

明日はチェックアウト日なので、AJが約10km離れた空港まで送ってくれるという。

ちなみにここのゲストハウス宿泊者は3日間を通じて僕一人のようでした。

「10時にここで。」と言い残しAJ去る。僕、信じる。

 

シャワーを浴びたあと(ちなみにシャワー室とトイレは同じ空間)、

近くの売店(滞在中10回ぐらい行った)で買った2RM(約70円)のタイガービールを

2本飲んで、家を出るとき本をリュックに入れ忘れたのを悔やみながら寝ました。

この日の走行距離、20km。

明日はいよいよ最終日。

 

続く。