理由なんてなんでもいい

Hey guys!!

 

最近とうとうAudibleに手を出しまして、「三体」という中国の長編SF小説を聴いてるんですが、全三巻でしかもⅡとⅢは上下巻に分かれてるんですね。とにかく長いしスケールははちゃめちゃに壮大だし長いし登場人物の名前は覚えられないし長いしAudibleじゃなく読書だったら絶対挫折してただろうなってぐらい長どーも僕です。

長いけどすっごい面白いよ!

 

 

さて今日は宮城県の女川(おながわ)町というところに行ってきましたというだけの短いお話。

 

女川といえば皆さんご存知のマスコットキャラ、シーパルちゃんと、中村雅俊の出身地としても有名なわけですが、今回の目的は前回のブログでも書いた、【BOOK CAFE ONAGAWA】誕生 – シーパルピア女川  に行くという一点のみ。

あとは野となれ山となれってね。

まぁひたすら女川のうまいもん食べて本読んで寝てうまいもん食べての繰り返しで野にも山にもならなかったんですけどね。

てかむしろ吹雪だったんですけどね。

 

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シーパルピア女川

 

なんでわざわざ車で7時間半かけてまでBOOK CAFEに行きたかったかということを言語化しようと思えば色々あるんです。

例えば現地に行かないと聴けない音声コンテンツがあったりとか、BOOK CAFE開設にあたって有識者の方々が選書した本を手に取ることができたりとか。

あとは僕も近い将来BOOK CAFEを山梨で実現したいと思っているのでそのための勉強とかね。

 

一旦話は逸れます。

僕は2011年の秋に一度、気仙沼や南三陸、あとは陸前高田の辺りに行きました。

あの時見た光景を一生忘れることはないでしょうし、自分の無力さに胸が締め付けられる思いでした。写真なんて1枚も撮る気になりませんでした。

 

東日本大震災についてここで多くは語りませんが、当時学んだことは、ただただ観光で東北に行って、現地の美味しいものを食べて、東北の魅力を知ってそれを他の人にも伝える。

何も特別なことができなくてもそれぐらいはできるし、それだけでも復興支援になる。現地の人も喜んでくれる。

だから、東北に行く理由なんてなんだっていいんだよ。

「行くぜ、東北。」(by JR東日本

「行こうぜ、女川。」(by 林)

 

ちなみにSNSでは庶民の皆さんに視覚だけでも楽しんでもらおうと飯テロ画像を連投してましたが、ちゃんとBOOK CAFEの素敵空間に没してきたのでその写真もふわっと載せときますね。薄目で見てください。

 

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BOOK CAFEへの行き方やコンセプトなどは"やぐちゃん"ことやぐちようだいさんのnoteに丁寧に記されているので、BOOK CAFEに行かれる方やより詳しく現地の情報を知りたい方はこちらをご覧ください。

note.com

 

女川でも美味しいお店にたくさん行きましたが、車で移動する人にはぜひお勧めしたい穴場食堂がこちらの「斎太郎食堂」

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石巻魚市場の近くにある綺麗な建物の中にあるので観光客の人はまず気づかない。

中の雰囲気も小綺麗な社員食堂みたいな感じ。

朝から昼2時までやってて、すごい種類のメニュー。ボリュームもあって安い。なんなら毎日ここでもいい。

Googleマップでは「7時〜」になってたけど写真見る限り8時からなのかな?)

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あと、当時は撮れなかったけど、今は遺構として残されているものも少し。

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石巻南浜津波復興祈念公園

震災以前、ここは住宅地だった。全てが流され、跡地にこの復興祈念公園が整備された。右手に見える円形の建物は「みやぎ東日本大震災津波伝承館」

 

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復興祈念公園の内陸側にある門脇小学校

津波とそれに伴う火災で被災したが、当時在校していた生徒たちは全員無事だった

 

 

今回2泊3日の滞在で、宿は石巻のゲストハウスに泊まったのですが、チェックインの際に「もし地震が起きた場合、津波から逃げる経路と避難場所」を丁寧に説明されました。

世界トップクラスに治安の良い我が国は、世界トップクラスに自然災害の多い国です。

世界で起きている地震のなんと1割は日本で起きているらしいです。ガッデム。

 

今、あなたの住んでいる地域で震度7地震が起きたらどうしますか?

地震がおさまってから何分で家を出れますか?

逃げる場所はわかってますか?

探し物はなんですか?

見つけにくい物ですか?

夢の中へ行ってる場合でも踊ってる場合でもないよ!

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

お互い元気に必ずお会いしましょう。

その時は海鮮丼奢ってあげます。多分。

 

 

それではまた!

See you soon!!

 

目標ズ

Hey guys!!

 

 

今年は観たい映画が非常にたくさんアリエッティでして、先日観た「フレンチ・ディスパッチ」という映画もちょっと異常なぐらい面白すパッチだったんですが、一方で読みたい本も物理的に大いに盛り上がってぃおりまして、最近荒木博行さんの「自分の頭で考える読書」を読んだらさらに積読が盛り上がどーも僕です。

 

 

前回の更新が4億年ぶりだったかと思いきや今回は6日ぶりというこの安定感の無さにはもうNASAもびっくりですよね。あ、ちょっとお嬢さん、踏んでますよ、韻。

 

前回のブログでは近況報告として西湖に来てからこれまでのことや、確定しているこれからのことを書き殴りましたが、今回は「実現したら面白いだろうなー」っていうことを、だがしかし割と現実的に書き殴っていきたいと思います(殴るな)

 

 

点と点を繋ぐ

 

最近、「こんなこと実現したらいいなー」と頭の中でぼんやり考えていたことと、自分の身の回りの環境が、ニューロンのようにニョキニョキ手を伸ばしてコネクトするという感覚がアリエッティでして(うるさい)

 

その中心になるのが、「book cafe」です。

book cafeと言ってもいわゆるお洒落なカフェに本が置いてある、というものではなくて、コーヒー1杯飲んでいくように気軽に本を読みに行けるというコンセプトの空間です。

この発想には元ネタがありまして、荒木博行さんという方がVoicyでこんなチャンネルをやっているんですが、

voicy.jp

宮城県の女川町に、このラジオのリアル店舗版「BOOK CAFE ONAGAWA」がオープンしたんですね。

onagawa-mirai.jp

このブログを書いている時点では僕はまだ行ってないんですが、毎日荒木さんのラジオを聴いている者として、これにはものすごくワクワクしたわけです。

ちなみに今月(2022年2月)中に女川に行く予定。

 

僕は以前から、カフェ&バーを併設した宿泊施設を自分でやりたいと思っていて、観光で訪れる人たちと、地域の人たち、年代や職業、国籍など関係なく人々が交流できる「場」を作れれば、そこからいろんな化学反応が生まれて面白いアイデアや繋がりがたくさん生まれるんじゃないかという企みがありまして。

そこに「本」という補助線を引くことで、さらに時代や社会的立場も飛び越えて、無限の可能性が開けるんじゃないかという考えが、走りながら頭の中にムクムクと沸き起こってきて、ニヤニヤしながら山を疾走していたわけです。はたから見たら完全にヤバいやつですね。

 

僕の次の職場が割と規模の大きい道の駅的な商業施設なんですが、敷地の中には市場や飲食店、お土産屋さん、宿泊施設、ワイナリーなど、観光客が行きたい要素がふんだんに詰まってまして、その中に地元の人も通いたくなるbook cafeがあったら、地元民と観光客の交流が生まれていいなぁと。

なんなら近くに託児所作って、子供がたくさん絵本に触れる環境を作っても楽しそうだしね。

 

あとは僕が友達と始めた音声コンテンツ「勝手に山梨親善大使」や、個人で年内に始めようとしている英語チャンネル「Travel,books and trailrunning(仮称)」とも相互作用が生まれそう。

anchor.fm

ちなみに↑Anchor以外にも、SpotifyApple PodcastGoogle Podcastで聴けます。

「勝手に山梨親善大使」で検索してみてね。

 

他にもいろんな人や企業とコラボしたりイベント開催したり出来そうだけど、その辺りはあえてまだモヤッとしたイメージだけを抱えて、そのうち何かのタイミングで輪郭が浮き彫りになるのを待つとします。

つーわけで今回は短めですが、僕にしては珍しく向こう数年を見据えた目標たちができたので、自分への宣言として形にしてみました。

必ず実現してみせる!じっちゃんの名にかけて!

 

まずは英語の勉強頑張ります。

 

 

それではまた!

See you soon!!

 

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新たな「スタート」

Hey guys!!

 

いやー明けましたよ明けました。あれが、2022年が。
明けたと思ったらもう2月ですよ、えぇ。
光陰矢の如しっつってね。
動かざること山の如しっつってね。

いや書きたいことはたくさんあったんですけどね、ほら、僕基本的に怠惰な人間だもんで、「書かないとお前の娘がどうなるかわかってるんだろうな?」とか黒いコートの拳銃持った2人組とかに脅されでもしないとなかなか重い腰が上がらないっつーか、まぁ娘いないんですけどね。それ以前に結婚すらしてなどーも僕です。

レディース&ジェントルメン、ことよろ。

 

さて。

 

僕の仕事の話


まずは昨年3月から勤めている今の会社を、今月(2022年2月)いっぱいで退職することになりました。

昨年4月1日にスタートした「古民家宿rootfield」

root-field.com

 

築150年の古民家を改装した一棟貸しの宿で、囲炉裏を使った食事プランや、釜戸での炊飯体験、夏の間は西湖でのSUPツアーや、樹海の中のトレッキングツアーなんかも楽しめちゃうということで、テレビ番組の「アッコにおまかせ!」で紹介されるほど素敵な職場、兼、我が家でした。冬は水道凍るけど。

昨年12月からは「離れ」としてテントハウスもできたので、1人とか2人でも気軽に泊まりに来てね。

 

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天気良ければ星だらけの夜空が見れます。

 

そんな職場を離れ、来月からは遥か遠く離れた河口湖に移り住みます。車で20分です。

仕事内容はなんか道の駅的な施設のマネージャー的なアレです。的ばっかですけど。

今夏オープン予定で、道の駅(的な)民間商業施設に加え、グランピング施設やワイナリーなんかも順次オープンしていくらしいです。敷地面積4000坪だってさ。

東京ドーム何個分か気になったので調べてみました。

 

 

0.3個分でした。

 

 

正直今の会社に入って1年で転職することへの後ろめたさや、僕のいるrootfieldに来ることを楽しみにしてくれていた人たちへの申し訳なさは、それはそれは白髪がさらに増えるほどに感じていました。

ただやっぱり一度きりの自分の人生を、悔いのないように生きること、そして誰にでも回ってくるわけじゃない大きなチャンスをもらったことを考えれば、今回の選択が「正しかった」と思えるようこれから死ぬほど頑張っていくしかないと腹をくくることができました。

あともう一つ、それまで誰からもそんなことを言われなかったので自分でも忘れていましたが、先日ある友人に言われて救われたのが、「35歳転職限界説」という化石みたいな古い考えがまだまだ残る中で、38歳にして大きなキャリアアップの転職ができるというのは、もっと自信をもっていいのではないかということ。

当然僕もただ気分で転々としてきたわけでなく、色々悩んだり壁にぶち当たりながらもそれらを乗り越えてきた中で多くの経験値を積んできたわけで。

もう決まったことに対してどう思われても、自分は自分の人生を全力で楽しむことにコミットすると決めました。

仕事の話、以上!

 

 

続きまして、音声コンテンツの話。

 

 

Voicyでの音声配信と貴重な出会い

 

rootfieldのオープンと同時に始まった、音声メディア「Voicy」でのラジオ配信。

古民家宿主はやし「山と湖と私」/ Voicy - 音声プラットフォーム

元々Voicyのヘビーリスナーだった自分が、まさかパーソナリティとして不特定多数の人に向けて喋ることになるとは…。

元来僕が極度のコミュ障&陰キャだったことは日本書紀にも記載されていることですが、自分はうまく喋れるのか、僕の話を聴きたいと思ってくれる人などいるのか(リアルでもいないのに)など、多くの不安を抱えたままスタートしました。

Voicy社長の緒方さんが過去に語ってきたことを片っ端から調べ(何かにハマるとトコトンやっちゃうタイプです)人気のパーソナリティさんの放送をひたすら聴きまくり、全く無名、かつ、何の実績も影響力もない、かつ、最近だいぶ白髪が増えてきている僕が、どうやったら少しでも多くの人に西湖やrootfield、あるいは山梨の魅力を伝えられるか考えました。

結局何が正解かはわかりませんでしたが、僕なりに出した答えは「毎日配信すること」

いくら西湖やrootfieldが素晴らしいと言っても、毎日喋っていれば正直ネタに尽きるわけですが、その中でも僕自身の考えや学んだことを共有していく中で、本当に少しずつ、フォロワーやコメントをくれる人が増えていきました。

 

Voicyに対する思いを語り出すと5万文字あっても足りなそうなのでここでは割愛しますが、僕が10か月の間、平日毎日欠かさずラジオ配信を続けてきて学んだことは、

「必ず」と「ほとんど」の間には大きな大きな差があるということ。

そして、

僕みたいな社会的弱者(お金も実績も特殊技能もない)でも毎日何かを続けることで、応援してくれる人ができるということ。

毎日何を喋るか頭を抱え、時には何も思い浮かばずに朝方まで寝れないような日もありましたが、リスナーさんからの温かいコメントや、毎月確実に伸びていく再生数を見て、なんとか最後までやりきることができました。

そしてその中で、放送終了を残念がってくれる方、放送を聴いてrootfieldに遊びに来てくれた方もいて、本当に本当に頑張ってきてよかったと思います。

 

ちなみにVoicy上でお友達になったパーソナリティの田中慶子さんという方がいるのですが、英語コーチで同時通訳者の慶子さんは吐くほど面白くて意味わかんないぐらいすごい人なので全員聴くように。

voicy.jp

 

 あとこれも読むように。

 

 

 

あれだけ明日なにを話そうかと悩んでいたのに、放送終了が決まってから、音声で発信したい事、声で伝わる可能性がまだまだあると思い、別の音声プラットフォームで新たにチャンネルを立ち上げることにしました。

今度は僕一人ではなく、Voicyでも週に1回一緒に生放送収録をしていたお友達と、

「勝手に山梨親善大使」として、非公式に山梨の魅力を語っていこうというもの。

ゆくゆくは山梨県から公式にお声がかかることを目標に、毎週木曜日の朝5時に配信していこうと思います。

これについては近日中にInstagram及びTwitterでお知らせします。

 

そして、まだ詳細は決まってませんが、今年中にもう一つ音声チャンネルをスタートさせます。

僕はいつも趣味を聞かれると、「旅と読書とトレイルランニング」と答えます。

様々な国や地域を旅したことがあり、いろんなジャンルの本からインスパイアを受け、マイナースポーツのトレイルランニングをこよなく愛し、日本が好き(ここ大事!)な日本人が日本人目線で日本の魅力を英語で(しかも音声で)世界に向けて発信していく。

僕が知る限りそんなことをしている人はまだ一人もいないと思うので、それをやってやろうかと。やって、やろうかと(2回目)

 

リクルートで教育者の藤原和博先生曰く、100万人に一人の逸材にはなれなくても、100人に一人になれる領域で頑張って、それを3つ作れば100×100×100=100万になるので100万人に一人の人材になれると。

まぁ100万人に一人の人材になりたいわけではないですが、確かに異なる領域のことを勉強することや、いろんな分野で人間関係を築くことは自分の人生に必ずプラスになると思うし、何よりそんな奴絶対面白いので、ちょっとここを頑張ってみようと思います。

 

 

トレイルランニングのこと

 

最後にトレイルランニングのことを少し。

ここ数年、僕が最も情熱を注いでいるトレイルランニング

もちろんまだまだ現役のランナーとして、UTMB、そしてTJARという大きな目標に向かって頑張っていくことに変わりはないのですが、山梨という場所で様々な人と繋がる中で、大会運営にもちょこちょこ関りを持つようになってきています。

2年前からは「スリーピークス八ヶ岳トレイル」(https://trail38.com/)の実行委員として、そしてまだ詳細は言えませんが、ここ西湖でも新たなレースが誕生しようとしていて、それにもスタッフとして関わることになりそう。

トレイルランニングというスポーツは自然の中で行う特性上、基本的に地方で開催されることがほとんどのため、地域の人々との関係性がとても大切になってきます。

それゆえの難しさもありますが、日本の地方の魅力を、他の地域の日本人、そして外国人に伝えたい僕の目的にも合致するので、このあたりも引き続き頑張ろうと思います。

 

 

つーわけでだいぶ長くなりましたが、ぶっちゃけまだまだ書きたいこと山の如しなので、おそらく近日中にもう一発かますと思います。

そこんとこよろしく。

ここんとこご無沙汰。

 

 

それではまた!

See you soon!!

 

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COTEN RADIOから学んだこと

Hey guys!!

 

いつもこのブログではどうでもいい前置きから始まって本題に入りますが今回は早く本題のことを書きたくてうずうずしてるので前置きもそこそこにコテンラジオあるある早く言いたどーも僕でっす。でっすてなんやねん。

 

最近いろんなところで布教活動をしてますが、「コテンラジオ」がべらぼうに面白く、べちゃくそに勉強になります。

コテンラジオとは?→ググってください。嘘です。これです。

cotenradio.fm

簡単にいうと歴史を面白く学べるラジオです。

YouTubeでも見れますし、PodcastSpotify、Voicy、などなど、ありとあらゆるメディアで聴くことができるので、つべこべ言わずにまずは上のリンクをクリックしやがってください。

ぶっちゃけ歴史をわかりやすく学ぶYouTubeチャンネルとかPodcastは今までもいっぱいありました。がしかーし、コテンラジオは超別格。超ベッカム

なにせコテンラジオでメインで喋っている深井さんという方は、「歴史をデータベース化する会社」を立ち上げた歴史マニア、歴史フリーク、歴史バカです。ちゃんと褒めてます。

 

最近の僕が音声コンテンツにどハマりしていることはすでにご存知のことと思いますが、その理由は「可処分時間を奪わない」から。要は新たに時間を割く必要がなく、今までやっていた、家事やランニングや移動の時間に「ながら」で聴くことができるのが音声コンテンツの魅力。コテンラジオはそことの相性もバッチリです。

ちなみに深井さんはnoteでも自分の考えをまとめてくれていて、これもどちゃくそに面白いです。

note.com

 

ところで皆さんは歴史が好きですか?

僕はどちらかというと嫌いでした。

終わったことに興味なんてなかったし、過去の自慢話する人とか今でも嫌いです。

が、コテンラジオで歴史を学んだことで初めて気づいたことがたくさんあります。

ブログ1本では書ききれませんが、今回はその中でも特に深い学びとなったことを抽出して書きます。

 

①歴史を学ぶことで、ある時代やある国の最初から最後までの流れが分かる

僕らが生きている今この世界がどうなっていくかは誰にもわかりません。

日々いろんな専門家やら学者さんやらが色々な予測をしてますが、実際それが100%的中することはありません。それは過去の歴史を見てもそうでした。

ですが歴史というのは当然過去の出来事。

資料が残っている限りですが、それを読み解くことで過去にどういうことが起こって人はどういう行動を起こして、それが成功したのか失敗したのか、またその原因はなんだったのか、それらが全てわかります。

そしてそういった歴史の流れを知ることで、現代社会はどういう背景から今の形になっていて、だから人々はこういう行動をとって、これからこういう課題を抱えることになる、というところまでわかります。というかそれを深井さんがコテンラジオの中で解説してくれています。

 

②僕たちが1000年前の人間より優れているわけではない

なんとなく僕たちは、時間の経過とともに生物として進化して文明が発達して技術革新を経て、過去の人たちよりもアップデートしているように思っている節がありますが、じゃあタイムマシンで過去に行って当時の状況の中で当時の人より”適切な”判断ができるかといえば、決してそんなことはないと思います。

深井さんもラジオの中で何度も言っていますが、その時代その時代でとんでもなく頭の良い人たち(孔子とかビスマルクとかエリザベス1世とか)が、ものすごく頭を使って行動して生まれた結果が、そのあと500年とか1000年とか経ってあれがよかったかどうかなんて誰にも判断できないわけです。

例えば文字や活版印刷がまだなかった遥か昔の時代に、生涯半径数百km程度の行動範囲で数百人にしか会っていないような人が口で伝えたことが、いまだに僕たちの教訓になっていたりするわけですが、じゃあスティーブ・ジョブズ孫正義の言ったことが500年先も語り継がれているかというと多分そんなことはないと思います。

そう考えると僕たちが過去の人より賢いなんて思うことは傲りでしかなくて、ちゃんと歴史から学んで今の時代に転用しながら次の世代に繋げていくことぐらいしかできないわけです。

 

③社会がどうなるかは誰にもわからないし、人の一生ごときで結果が出るものではない

②と似たような話になりますが、現代ではいわゆる優秀な人たちが社会を変えようと高いビジョンを掲げたり、あるいはSNSなどで誰もが世の中に文句をぶつけたりしているわけですが、今のこの社会が良いのか悪いのか、それは本質的には僕たちが生きている間に判断できるものではないと思います。

そして僕たちの行動によってもし社会が大きく変わることがあったとして、それが良かったのか悪かったのかすぐにはわかりません。というかいつまでもそんな答えは出ないのかもしれません。

実際イエス・キリスト孔子も、生きている間に何か大きな偉業を成し遂げたかというとそうでもない(こんなこと書くと怒る人がたくさんいそうですが)、でも彼らが及ぼした影響がどれぐらい大きいかというのは説明するまでもありません。

つまり、別にニートだろうがホームレスだろうが、会社の社長だろうが政治家だろうが、誰もそれを良し悪しで判断することなんてできなくて、社会に対して誰がどんな影響を及ぼすかどうかは、僕たちが生きている間にはわからないんだと思います。

だとしたら、政治や社会に対して意見や文句を言うことに時間を割くよりも、ひたすら今自分がやりたいことをやったり、夢中になれる何かを探したり、自分の周りの人と楽しい時間を共有したりすることに時間を割く方が、圧倒的に人生楽になるし幸せだろうなぁと言うのが今の僕の考えです。

 

今までの価値観が変わるほどの衝撃

だいぶ色々と書きましたが、最後にまとめとして。

これは僕だけかもしれませんが、今までは「社会がよくなることで自分の幸福度も増し、自分の幸福度が高くなるような社会が全体としても良い社会」という漠然とした考えがありました。

しかし歴史や歴史上の人物について学んでいくうちに、それは間違いかもしれないということに気づきます。

つまり、「一人ひとりが幸せ」=「良い社会」とは限らないということです。

例えば、20世紀初頭のアメリカでは「女性が参政権を持つこと」は、政治という”乱暴な雑事”に女性を巻き込んでしまうから女性を守るために参政権を持たせてはいけないというのが”正しい考え”だったし、女性側も、”女性たるもの男性を称えるのが自分たちの使命”という考えから、多くの女性が自分たちが参政権を持つことに反対していたという事実があります。びっくりでしょ?でもこれが歴史です。

女性が参政権を持たない社会を今の尺度で見てしまうと”悪い社会”だということになってしまいますが、どっこい当時のアメリカ人女性は、女性が参政権を持たないことが女としての幸せだと思っていたということです。

すでに書いたように社会が良いか悪いかの判断はその時にはできません。

それならば、あるのかどうかもわからない”周りの目”を気にしたり、理想の自分と現実とのギャップに落ち込んだりするよりも、ただただ自分がやりたいことをやる方が、もっとみんな生きやすいのになぁと思う今日この頃です。

 

 

ちなみに僕は最近コテンラジオの月額サポーターになりました。

こんなに価値あるコンテンツを無料で提供してくれているコテンラジオを応援したいし、これからも面白いラジオを作って欲しいので。

よかったら皆さんも聴いてみて、面白いと思ったら月額サポーターになってね!

 

それではまた!

See you soon!!

 

トレイルパラダイス西湖!!

Hey guys!!

 

先日、西湖の周りを走っていたら「株式会社サイコ」という大きな看板を見つけて、どういう精神状態の人が働いている会社なんだろうと新入社員の気持ちをお察しどーも僕です。

どうせなら株式会社サイコーにすればよかったのにね。

 

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さぁというわけで今回は早々に更新です。

前回の記事がうんこちびるぐらい反応なかったので、真面目な話はよっぽど暇でキーボードをひたすら叩きたい時以外は書かないことにしマッスルボンバー。

#ゴミみたいなギャグ

 

サイコといえば、あ、自動変換め。

西湖といえば、自◯で有名な富士の樹海の真っ只中にあることで有名ですが、そんな稲川なイメージとは裏腹に、最高オブ最高なトレイルオブトレイルの宝庫であることが判明しました。

 

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だそうです。

 

ちなみに僕の住む古民家から徒歩3分で裏山(鬼ケ岳・王岳)に入れるのですが、ここはガツンとパンチの効いた「The 急登」で、トレーニングに最適です。

レーニング合宿お待ちしてます。

#古民家宿rootfield

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最初の3kmぐらいで700mアップイェア。

 

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この日は残念ながら富士山見えず。

 

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そしてやはりうちから走って約5分で樹海へイン。

ここはさっきの裏山とはうって変わって、石川弘樹さんが「気持ちよ〜く走れる楽し〜いトレイルですね〜」と言いそうな、フカフカ&フラットなトレイルが縦横に走っております。

おまけにルートを上手く繋げば富岳風穴鳴沢氷穴、竜宮洞穴、紅葉台と、観光名所も効率よく回れちゃうご褒美つき。

#要お金

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写真のルートでだいたい10km、トレイル率85%の”ちょうどいい”コースとなっております。

ゆっくり走っても2時間もあれば余裕なので、夏場なんかはサクッと樹海走ってそのあと西湖でSUPやってそのままドボンとか最&高&Max&Coなんじゃないでしょうか。

#Jゅんペーさんお待ちしてます

 

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というわけで今回はだいぶ短めに、西湖トレイルの楽しみ方について現場からお届けしました。

 

桜の時期になると河口湖方面が賑わってきますが、ついでに西湖まで足を伸ばしてさらについでに1泊しちゃってみてはどうでしょうか!

 

それではまた!

See you soon!!

 

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今さらながらイデオロギー

Hey guys!!

 

一説によれば、その昔甲斐の国の西湖という場所にたどり着いた最初の日本人が、その景観のあまりの美しさに感極まって、「うぉー!西湖ー!西湖ー!」と叫んでしまったところから「最高」という言葉が生まれどーも僕です。

#冒頭から100%嘘です。

 

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はいというわけでまずは近況報告から。

前回のブログでもお話しました通り、私この度転職&引っ越しをしまして、今は西湖の側の築150年の古民家に居を移しております。

具体的には古民家宿とグランピングの宿主をするわけですが、去年からここ山梨県でぐんぐん増えている同系統の宿泊施設さんと違うのが、「行政と連携した地域創生」を行っていくという点です。

その辺りについて書き出すと1本の記事になってしまうのですが、今回は別のテーマについて書きたいと思うので、これについてはまた後日記事を書くぞコノヤロー。

#急にどうした

 

今回の記事のタイトルでもありますが、今さらながら僕のイデオロギー(考え方)について書こうと思います。

なぜこのタイミングで書こうと思ったかと言うとですね、前々から僕の中にあった「こだわり」だったり、時には「違和感」といったものが、最近ちゃんと言語化できるようになったということと、僕以外にも同じような考えを持った人が増えてきた(少なくとも僕の目や耳に入るようになってきた)なぁと感じているからです。

 

 

▼長めの前置き

 

やや遠回りになってしまいますが、皆さんがイメージしやすいように最初に聞いてみたいと思います。

 

Q1. 普段スーパーやコンビニで食料品を買う時、何を基準に商品を選んでますか?

Q2. あなたが今着ているその服は、製造過程でどれだけ環境に負荷をかけて、その会社は社会に対してどんな行動をとっているか知っていますか?

Q3. あなたが無料で使っているそのアプリの会社の社長の顔を知っていますか?またその会社がどんなビジョンを持っているか知っていますか?

 

これらの質問に完璧に答えられる人はほぼほぼいないと思いますし、別に全員が答えられなくてもいいと思います。

ただ、あなたがもし(自分が社長でないにしても)何か商品を売ったりサービスを提供することによって、飯を食ったり誰かを守らなければならない人ならば、この3つの質問にある程度答えられないとこれからの時代結構厳しいだろうなぁというのが僕の考えです。

 

どういうことかと言うと、今まではとにかく「安い」とか「美味しい」、「便利」みたいなものが「価値」を持っていましたが、インターネットの普及によりこれだけ膨大な情報がオープンになった今、次のような現象が起こっています。

 

「安い」ユニクロやイオン、マクドナルドのような大資本には勝てない。

「美味しい」→口コミサイトの登場によりお店の味が「バレる」ようになり、どこのお店も頑張るようになってだいたいどこのお店も美味しいから差別化できない。

「便利」→便利で役に立つものは基本一つしかいらないので(2番目に切れるハサミとかいらないでしょ?)ここでもやはり製造コストを抑えて卸先を大量に持ってる大資本に勝てない。

 

何やらごちゃごちゃ書きましたがまとめると、

・全ての品質が均一化(コモディティ化)してきた

GAFAに代表されるような巨大資本が真似できちゃう領域では勝てない

ってことです。

よく地方でものを売っているお店やサービスを提供している会社が、イケてるWebサイトやSEO対策にお金をかけている話を聞きますが、それって打ち手としては最悪で、つまりインターネットという商品棚に並べた時点で、相手は地元の同業他社から、Amazon楽天NetflixYoutubeなどに変わるので、勝てるはずがありません。

 

ここで「え?じゃあ地方のお店や資本がない会社が生き残るのって無理ゲーじゃね?」という疑問が湧くと思いますが、ここからようやく本題です。

 

 

▼今さらながらイデオロギー

 

僕が普段から何か商品やサービスにお金を払う時、あるいは無料だとしても時間というコストを費やす時、基準にしているものがあります。要は行動の動機ですね。

 

例えば僕は、スーパーで野菜やお肉を買う時、できるだけ安い外国産のものではなく国産のものを選ぶ。

普段着る服を買う時、製造工程でなるべく環境負荷が低いもの、できればリサイクル素材を使っているもの、そして少々高くても耐久性があり長く着られるものを選ぶ。

アプリを使う時、その会社の社長はどんな人で、どんな社会にしたいと思っていて、なんの為にそのアプリを開発したのかがわかるアプリを選ぶ。

 

つまり、僕が「選ぶ」基準にしているものは、「企業理念」と「意味」です。

 

僕だけでなく、「自分は『なぜ』それにお金や時間を払うのか」

その「なぜ」の部分が、人の行動を決めるもっとも重要な部分なんですね。

これは心理学ではなく、生物学的に人間の脳の作りが証明しているらしいです。

 

www.ted.com

 

で、商品を売っている人、サービスを提供している人、あるいは他人になんらかの行動を促したい人は、ここを押さえないといけないわけです。

つまり人は「何を」買うかよりも、「なぜ」その選択をするのかの方が、行動の動機としては強く働くということです。

山口周さんもニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式という本の中で、「『役に立つ』から『意味がある』の時代へ」とおっしゃってますが、これなんかもまさにそういう話だと思います。

 

ちなみにこのことを踏まえて一部の人には少し耳の痛い話をすると、よく選挙の時期になると、SNSで「選挙に行こう!」と発信する人が少なからずいますが、正直あれって全くと言っていいほど意味がないと思ってます。

つまり、「なぜ」選挙に行かなきゃいけないのかを何も説明しないでただ「行こう!」って言われても行くわけがないんですね。

まぁ元々選挙にいくつもりだった人が「行こうツイート」を見て思い出して行くってことはあるかもしれませんが、「行こう」でみんなが選挙に行くんだったらもうとっくにみんな行ってるわけです。

ちなみに僕はオンライン選挙になるまで行かない派です。

それにはちゃんとした理由があるのですが、それはまた長〜い話になるのでまた別の機会に。

 

話が逸れましたが、ここで前半に書いた文を再度登場させます。

 「あなたがもし何か商品を売ったりサービスを提供することによって、飯を食ったり誰かを守らなければならない人ならば」

分かりますか?

これって年金受給者とか一部の働かなくてもいいお金持ちを除けばほぼ全ての人なんです。

あなたのお店によくきてくれる人や、あなたの会社の商品やサービスに何度もお金を払ってくれる人は、商品やサービスの「機能」だけにお金を払っているわけでなく、そのお店で買う意味、その会社にお金を払う意味があるから買ってるわけです。

それはあなたという人のファンだからかもしれないし、会社の理念に共感しているのかもしれないし、あなたやあなたの会社の歴史やストーリーに価値を感じているのかもしれない。

いずれにしても、(特に今の時代)人は同じような機能を持った商品やサービスを選ぶ際、その人にとって意味が多い方にお金や時間を費やすということはしっかり押さえておいた方が良さそうです。

そしてそれを頭で理解するだけでなく芯から納得するためには、普段から自分がそういった基準で選ぶ消費者であることが大切だよねというお話でした。

 

最近は何だかこういうくそ真面目な面白くないことばかり考えているのですが、こういう人としての根幹に関わるところもやはり「僕の人生を豊かにしてくれること」なので、しばらくこんな内容のことを書いていくかもしれません。

まぁ読みたい人だけ呼んでくれればいいスタイルなので、ちょっと読んでつまんないと思ったらスルーしてくださーい\(^o^)/

 

ちなみに今書きたいテーマがいくつか溜まっておりまして、チョロ出しすると、

・やめることが苦手な人は新しいことを始めにくいよね

・情報の価値がなくなって体験の価値が上がったよね

・応援してもらいたかったらやらなきゃいけないことは〇〇だよね

・みんなが発信者になったけど、みんな同じこと言ってるよね

・本を読むことは素晴らしいけど、本から「最新」を学べる時代は終わったよね

・もうPDCA回してたら遅い時代になったよね

みたいなところはちゃんと言語化できそうなので、時間を見つけて書いていきたいと思います。

でもその前に古民家宿の奮闘記が最優先!

次回はどこまで進んだか、楽しみしててくださーい。

 

それではまた!

See you soon!!

 

新年のご挨拶とお知らせ。

Hey guys!!

 

明けましておめでとうございまどーも僕です。

今年もよろしくお願い致します。

ところで、前回のブログ更新がどうやら175日前らしいです。

175といえば175R175Rと言えば今井絵里子。今井といえばスピード。

そう、今年はスピード感を大切に様々なことに挑戦していきます。

 

 

〈近況報告〉

 

と、言うわけで。

いきなりそこそこ大きめのお知らせをぶちかましますが、私、今年の4月から、富士の麓、西湖というところで、グランピング施設の管理人になります。

#雇われ管理人です

 

厳密に言うと、古民家を母屋として近くのテントで寝泊まりしてもらう「古民ピング」と言うスタイルなのですが、実はまだ施設の名前やサービス内容、料金体系など、詳しいことが決まっておらず、皆様にお知らせできる段階にありません。

とりあえず僕の近況報告として、その古民家に住み込みで働きますよー、だから引っ越しますよー、ということだけをお伝えしたかった次第であります。

 

やっと住み慣れた甲府を去るのはやはり寂しいものですが、今回ご縁あって巡ってきたチャンスを断るほど安定した人生を望んでいるわけではないので、今回の依頼に二つ返事で快諾しました。

詳細は決まり次第SNS等でお知らせしますので、今は質問とかされてもほぼお答えできないことをご了承ください。そこんとこしくよろ。

 

 

さて、以上が近況報告になりますが、新年ということもあるので、昨年からのコロナ事情も絡めて、いま僕が考えていることを少し真面目に綴りたいと思います。

 

 

〈2020年に僕らが学んだこと〉

 

誰もが知っている通り、2020年は新型コロナウイルスによって世界が大変なことになりました。それは今も続いていますし、もうしばらく続きそうです。

そしてそのことにより、世の中は良くも悪くも、突然大きく変化することを強制されました。

昔から、「変化することを恐れてはいけない」的な格言はありましたし、ダーウィンの進化論でも、「強いものが生き残るのではない。環境に適応して自らを変化させることができたものが生き残るのだ」的なことが書かれています。的なね。多分ね。

ただ、2020年に関していえば、テクノロジーの進歩も相まって、過去に前例を見ないほどのスピードで、様々なことが目まぐるしく変化しました。

#ここでスピード再登場

 

時期によっては1週間前の情報がすでに古く、3日前に専門家が発表した予測が大きく外れていたりすることもありました。

それぐらい早いスピードで物事が変わっていったんですね。

 

少し話は逸れますが、僕は大人になってからも、というより大人になってからの方が、今まで知らなかったことに興味を持ったり、学んだり、挑戦することが割と好きな方だと思っているのですが、昨年学んだ多くのことの一つに、「挑戦を続けることのみが、リスクを最小化する唯一の方法」ということがあります。

 

どういうことかと言いますとですね、多分一般的なイメージとして、「挑戦する」ことは大きなリスクを伴い、「現状維持」が安定した生活を守る方法だと思っている方が少なくないと思います。

しかし、今回のコロナ渦において、現状維持=死に直結することを、我々は突き付けられました。経営者の方や商売をされている方ならよくわかると思いますが、今回のような状況においては、何も手を打たないと死ぬんです。

そして、何か大きな壁にぶち当たったとき、選択肢をたくさん持っている人、つまり、これまで新しいことに挑戦し続けてきた人は、あの手この手で困難を切り抜けているのを目の当たりにしました。

 

今どれだけ安定した職業についていようが、どれだけ安定した収入を得ていようが、それが崩れる時がいつか必ず来る。

感染症の流行はこれで最後ではありません。数十年後、あるいはもしかしたら数年後には必ずまたきます。

そして日本においては、毎年のように過去に類をみない大規模自然災害が起こります。

そうなった時に自分が生き残る方法、守りたい人を守る方法は、できるだけ手札を多く持っておくことです。

政府が何かしてくれる、誰かがなんとかしてくれる、そう思い込んで現実から目を逸らしても、誰も救えない。

そして手札を多く持つことは、何も壁にぶつかった時だけでなく、普段の仕事や生活の中でも、気持ちにゆとりを与えてくれたり、アイデアを与えてくれたり、必ず役に立つ時がきます。

 

2020年学んだことを、僕らは無駄にしてはいけない。

もっと勉強して、もっと挑戦して、面白い人生を送りたい。

子どもには勉強しなさいという大人が、自分が勉強しないのはかっこ悪いと思いませんか?

僕はダサい大人にはなりたくないので、これからも多くのことを学び、どんな苦境に立たされても、「超やべーじゃん!」と半笑いで楽しんじゃおうと思います。

そしてそんな時こそ、人間として成長できたり、誰かを助けたりできるんだと思います。

ちょっと真面目に語っちゃったけど、たまにはこんな時もあるよねってことで。

あ、なんか重苦しい雰囲気の内容だと感じちゃった人もいるかもしれませんが、僕は超元気ですのでご心配なく。

 

 

それではまた。

See you again!!

 

台湾Trip!!〜FORMOSA TRAIL参戦記・観光編〜

 Hey guys!!

 

 

ディズニーリゾートも営業再開した(2020年7月現在オリコン調べ)ということで、くそ高いポップコーンを食べにわざわざ舞浜までトレイントレインしちゃう人も多いのではないでしょうか。ところでポップコーンがポンポン跳ねてるのを見てると自分も跳ねたくなってきますよね? ね?

今Yesと答えた人はすぐにでも病院に行くことをお勧めします。

ちなみにこれを書いている今は深夜2時です。死ねる。

 

さてさて台湾Trip記事の後編は肝硬変、ではなく観光編です。予測変換仕事しろ。

レースの前後で少し観光しただけなので、大した情報は提供できませんが、大したことない情報を提供させていただきます。

 

まず前回も書いた通り、僕が台湾に行ったのは11月末〜12月頭でしたが、晴れれば半袖で過ごせるぐらい温暖な気候でした。沖縄の与那国島から肉眼で見えるぐらいの距離なので、台湾はほぼ沖縄と思ってもらっていいと思います。(だめだわ)

 

台湾滞在中にメトロやバスを使う予定のある方には、最初に空港直結の駅でぜひ買って欲しいのが、悠遊卡(ヨウヨウカー)と呼ばれるカード。簡単に言うと日本のSuicaICOCAみたいな交通系電子マネーなのですが、電子マネーとして使えるだけでなく、街でメトロやバスを利用するときに割引になったり、僕が行った台中市では10km以下の市内バス運賃が無料になったりしました。

しかも台湾のバスには両替機がついておらずお釣りも出ないので、公共交通機関を利用して観光するのであれば必ずGETすべし。

カード残金が余ったら最後に空港内のセブンイレブンとかで使い切っちゃいましょう。

 

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デザインは買う場所や時期で違うっぽい。

 

ちなみに台湾のお金は「台湾元」表記と「台湾ドル」表記のお店がありましたが、どちらも同じ価値っぽいです。今後どちらかに統一されるのかな?


親日国としても有名な台湾では、街を歩いているだけで日本語のお店(むしろ日本のお店や外食チェーンもたくさんある)や看板、商品が目に飛び込んできまくりで若干引きました。スーパー入ったらいきなり「深夜食堂」とコラボしたインスタントラーメンのコーナーとかあったし。ちなみに台湾にもそこら中にあるコンビニのファミリーマートは「全家」と書いてあります。

そのため、日本人観光客向けの飲食店などももちろん多いのですが、「海外では現地人で混み合っている少々汚くてローカルな店が美味い」という僕が勝手に決めたルールがここでも発動。

メニューも読めないし店員さんも日本語話せないようなローカル飯店で食べた謎の麺類がいきなり美味かったです。

まぁ南米ではそれでお腹壊したりもしましたが。何事にもリスクはつきものです。

 

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観光客が絶対に入らないような裏路地のローカル食堂。

 

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読めない。

 

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なんか麺。

 

初日に台北から新幹線で台中(タイチュン)へ移動し、軽く台中観光したのですが、宮原眼科というスイーツ屋さんが有名らしく、スイーツ王子の僕としては行かないわけにはいかないので珍しく並んでまでアイス食べてきました。ちなみに宮原眼科というスイーツ屋さんにしては変わった名前の理由については各自ググってください。とりあえずくそオシャレなお店だったので、女性はテンション上がると思います。

 

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そういえばクリスマスが近い時期でした。

 

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様々なクッキーとかチョコがいちいちオシャレな感じで並んでて草。

 

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アイス買うと2種類までトッピング無料。

 

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ちなみに台中は綺麗でオシャレな建物と廃墟感抜群のボロい建物のコントラストがエグかったです。

 

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台中からバスでレース会場のある埔里(プーリー)へ移動した後も食べまくり。

裏路地にあるような地元の人しかいない食堂はバイキング形式のお店多めの印象。

システムがよく分からなかったのですが、お店の人が雰囲気で教えてくれました。

 

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ここはワンプレートに盛っていくスタイル。

 

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ここは注文スタイル。ここのお店の豆花(トウファ)がめちゃうまだった。

 

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豆花。ここのは団子の中にごまあんが入ってる。

 

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牛肉麺というやつ。シンプルだけどこれもめちゃうま。

 

レースのアフターパーティーが終わった後、そのままバスで台北へ。

最後に台北に1泊して翌朝の飛行機で日本に帰る日程だったので、この日の夜は食えるだけ食ってやろうという、通称ヤシマ作戦を遂行。

まずはBooking.comで予約した1泊1,500円のホステルに向かう途中、胡椒餅という台北名物の一つを買い食い。ちなみに海外って外歩きながらの飲食禁止の場所とかあるから注意が必要ですね。特にお酒は外で飲んじゃいけない国とか街とかあるからね。

あ、胡椒餅がなんなのかというとですね、簡単に言うと肉まんを焼いたようなやつなんですけど、控えめに言って激うまでした。ただ溢れ出る肉汁が滴ってくるのでお皿の上で食べることを推奨します。

 

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看板見てわかる通り、台湾は日本語表記が多い。

 

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今だったらマスクして作ってるのかな?

 

椎○そ○によく似たお姉さんが受付をしていたホステルにチェックインし、間髪入れずに早速バスを乗り継いで、夜市へGO!

ここからしばらく写真多めでお楽しみください。ではどーぞ。

 

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大人も子供もゲームに興じる。

 

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孤独のグルメ」に登場したお店はこちらでも大人気。

 

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人生初タピオカミルクティー。散々食べた後で吐きそうになったけど死にそうになりながら飲んだ。

 

台北には夜市が何箇所もあって、それぞれの場所で特徴があるらしいので、時間がある方は数日かけていろんな夜市を回ってみるのも楽しいかも。

最後は宿の近くの繁華街(渋谷センター街並みに栄えてた)でお土産買ったりしながらぶらぶら。

 

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この「幸福堂」って言う新しいタイプのタピオカミルクティー屋さんがくっそ並んでた。飲んではいない。

 

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この店気になった。白いゴーヤみたいのが並んでるジュース屋さん、檸檬屋。

 

翌朝はメトロに乗って松山空港へ。無事に帰国しちゃいました。

2017年に南米から帰って、もうしばらくは海外には行かないものと思ってましたが、この近さと交通費の安さと魅力的なレースに出会ったせいで割とすぐ飛んじゃいましたね。

そしてまた割とすぐ海外にいく日が来るでしょう。奴が落ち着いたらね。

 

と言うわけで、久しぶりのブログ更新でしたが、また次の更新まで少し間が空くかも!空かないかも!どっち!?どっちなの!!?

 

前回の「レース編」と合わせて、質問等はどしどし受け付けておりますのでお気軽に!

どしどしってなんでしょうね。

 

それでは!

See you again!!

 

台湾Trip!!〜FORMOSA TRAIL参戦記・レース編〜

Hey guys!!

 

 

ブログ更新するする詐欺で前回の更新から随分経ってしまいましたが、理由ははてなブログの不具合やらコロナやらコロナやらはてなブログの不具合やらと色々な言い訳をしつつ、はいすみませんサボってまどーも僕です。話は変わりますが、よく「〇〇があればご飯何杯でもいける」っていう人いますけど実際には3杯でアイナTheENDですよね。

 

今回は昨年11月30日〜12月1日に台湾で開催されたFORMOSA TRAILというトレイルランニングレースの話。ええ、もう半年以上前の話ですけど、何か?

 

 

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海外レースに興味がある人のみならず、後編では普通に台湾旅行に興味がある人にも役立つ情報を盛りだくさんなので、これは万人向けの内容になるんじゃないかなっ!なっ!なっくす!

 

久しぶりのブログ投稿ということで文章力が小学2年生の2学期レベルまで落ちていますが、まずはFORMOSA TRAILの概要から。

「FORMOSA TRAIL」とは台湾の台中からほど近い「埔里(プーリー)」という田舎町が舞台となるトレイルランニングレースで、2019年大会のカテゴリーは104km(累積標高5650m)、75km(4100m)、40km(2400m)、16km(710m)、8km(400m)の5つでした。今回僕が出場したのは最も長いカテゴリーの104km。

 

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このレースの面白いポイントとして、レースが始まってからでも途中の関門で自分がエントリーした距離よりも短いカテゴリーに変更可能というのがあります。

つまり104kmにエントリーしてスタートしても、途中でトラブルが起きたり疲れたりうんこ踏んでテンション下がっても、75kmや40kmのカテゴリーに変更できちゃうという寸法。一般的なレースではこんなことありえないので、なぜこの大会がそのようなシステムを取れているのかは謎ですが、ランナーにとっては少し気が楽になるポイントかもしれませんね。

 

そして日本から距離的に近かったり、国民性が親日だったり、エイドの食べ物がいちいち美味しくてムカつくあたりもこのレースの魅力と言えるでしょう。

なのにエイドの写真1枚も撮ってなくて草。

そのため日本人ランナーも多く、僕の感覚的には1/3ぐらいの選手は日本人だったような気がします。気がするだけかもしれませんけど。

あ、少し話は逸れますが、台湾には3000m峰が253座もあるって知ってました?

ちなみに日本にある3000m峰は富士山含め21座です。

スタジオに戻します。

 

次に今回の僕の全体的なスケジュールがこんな感じです。

 

11月28日(木) いつも通り仕事を終えて帰宅後、羽田空港へ。23時頃羽田空港に到着。翌朝5時発の飛行機搭乗まで空港内ベンチで時間潰し。

11月29日(金) 午前中に台北到着後、地下鉄、新幹線、バスを乗り継ぎ台中へ。

少しだけ台中観光した後バスで埔里へ移動。レース会場は埔里の街から少し離れた所にあるので、タクシーで会場へ向かい出走手続き完了。再びタクシーで街に戻り、スーパーで買い物&予約しておいたホステルにチェックイン。

11月30日(土) 早朝、事前に大会Webサイトで予約しておいたレース会場までの無料送迎バスに乗り込み、スタート地点で準備完了。

12月1日(日) (確か)深夜1時か2時頃ゴールし、会場内にあるシャワーを浴びて朝のアフターパーティーまで会場内の椅子で仮眠。

パーティー終了後、大会専用送迎バス(その場で申し込み可)で台北へ。

ホステルにチェックイン後、台北観光&夜市で食べまくり。

12月2日(月) 朝の飛行機で帰国し、そのまま山梨へ。夕方帰宅。

 

僕は初の台湾ということで少し観光もしたかったので4連休とりましたが、出場するカテゴリーと予定次第では3連休でも十分行ける感じです。

 

そして次に肝心のレースの話。

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コースマップ下部の高低図を見ても分かる通り、スタートから一気に1000mの登りでレースは幕を開けます。日が昇る前の朝方というのと標高がどんどん上がっていくので、動いているのに体感温度は少しずつ下がっていくというあまり経験したことのない感覚を味わいながらも、序盤は当然まだまだ元気。エイドステーションでも、台湾料理やドラゴンフルーツなど食べ過ぎ必須の美味しい補給食に満、満、満足〜、満満満足〜でした。

しかしその後、40km過ぎてからの長いアスファルトの下りでだいぶ足を削られ、下りきった所にあるエイドステーションでは、優勝候補のO川SOU太さんが胃をやられたのかグロッキーな様子で休んでいました。

そこから再び長い急登。今度は1500mアップです。

かなりきつくはありましたが、まだ日が出ていて明るかったのと、雰囲気的に割と上位の方にいることがわかったので、この辺りもテンション高めで乗り越えられました。

問題はここから。

コース中最高地点の大尖山(2017m)を超えた後の下りが長いこと長いこと。

この後にもまぁまぁパンチのある山が残ってるのが分かっていただけに、この辺りの肉体的精神的疲労はなかなかのものでした。確か時間帯的にもこの辺りから夜のパートに突入したような気がします。気がするだけかもしれないけど。

正直この下りが終わればラスト20kmの山は気合いでどうにかなると思っていましたが、中盤の長いアスファルトの下りで脚に溜まったダメージと、激しい眠気でここからはほぼ走れずに歩いていました。

ただ、あまりの眠さに少しだけ山の中で休むとどんどん体温が下がってくるのが分かったので、寝るに寝られずほぼゾンビ状態でした。

天気が良かったのでまだそこまでひどい状況ではなかったですが、あれで雨とかだったらガチでゾンビになった可能性もなきにしもあらず。いやないな。

 

それでもなんとかゴールにたどり着き、翌朝のアフターパーティーでは目の前で焼かれた豚の丸焼きを食べながら無料で飲み放題のビールを飲み、この土地の伝統的な踊りをみんなで踊るという楽しい時間を過ごせました。

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コースの内容としては、激しい登りや長い下りがあったものの、走れる所も多く、明るいうちにいかに先に進んでおくかが完走へのポイントになると思います。

明るいうちに景色も楽しんでおきたいですしね。

あとは雰囲気として、大規模な茶畑やバナナ農園の中を走ったり、竹林があったり、民家が並ぶ集落の中を通ったりと、変化に富んだコース設定で飽きずに走り(歩き)きることができました。

 

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またエイドでは日本語が多少話せる台湾人のスタッフさんもいて、初めて海外レースに出る人でも割と安心して出れるんじゃないかと思います。

エイドの写真1枚も撮ってなくて草(2回目)

 

ただし各エイドにあるトイレは絶望的に汚いので、そこだけは覚悟しておいてください。

それ以外は大満足の大会で、もし今後100mileが新設されたら必ずまた出場したいと思います。

それか今度は友達と40kぐらいのカテゴリーに出て、のんびり観光してくるのもいいかな。

そんな楽しみ方も選べるので、まとめとしてはFORMOSA TRAILかなりおすすめです!!

 

さぁでは次回「観光編」では、レース以外の部分(主に食べ物)をお伝えしたいと思います。

今度こそ必ずすぐに更新しますよ!

 

というわけで、See you soon!!

 

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検索結果

ウェブ検索結果埔里

分水嶺トレイル2019を終えて〜装備と僕のスタイル編〜

Hey guys!!

 

 

もうすぐバレンタインデーですね。バレンタインといえばバレンタイン元監督。元千葉ロッテマリーンズの監督?元バレンタイン監督?ロッテ元マリーンズ?あれ?元はどこにつけるのが正解どーも僕です。バレンタインくそくらえです。

 

前回に続き、分水嶺トレイル2019の話。

今回は装備のことと、僕の山旅に対するスタイルについて。

 

分水嶺トレイル」ではトレイルランニングの大会と違い、必携装備がかなり細かく、かつ大量に定められています。

そうなると必然的にザックの使い勝手というものが完走への大きな鍵になる訳で。

今回僕はSAYAMA WORKSの佐山さんに、世界で一つだけのザックをわざわざ作っていただきました。

それがこちら。

 

見た目もやばかっけーっす。

 

TJARでの使用を想定して作られたグレートウルトラスーパーなザックで、痒いところに手が届きすぎるディテールや、長時間背負っていても疲れにくい設計になっています。

特にショルダーパッドのクッション性が素晴らしい。

写真の通り開口部がトップだけでなく、正面から直で中のものを取り出せるようになっており、これがレース中は非常に使いやすかったです。

長いレースや過酷な行程の山旅だと、こういうちょっとした手間がかなりストレスになるのですが、そういったところまで佐山さんは自分でフィールドテストして改良されているので、実際に使用してみるとしっくりこないというようなザックあるあるも今回はなかったです。

エスト部のポケットは雨抜けと軽量化を意識してメッシュ生地にしてもらいました。

ドリンクはショルダーとウエスト部に2本ずつ、計4本携行可能で、バンジーコードで固定できるようになっているので、走ってもまったく揺れが気にならない!

使ってみて改めて良さがわかる、素晴らしいザックでした。

ちなみに大会終了後に佐山さんから連絡があり、このザックにオリジナルの名前をつけていいとのこと。

僕はこのザックを「Journey」と名付けました。

 

また前回も書いた通り、僕は今回無補給スタイルでの参加だった為、特に必携装備には入っていないガスコンロ(SOTOウィンドマスター)やカップ、インスタント麺なども持っていきました。行動食はブラックサンダー果汁グミでした。

 

前回の記事に加えここまで読んでくれた忍耐力半端ない皆さんならお分かりだと思いますが、この大会では最低でも20ℓ、装備次第では30ℓ以上のザックでないと全てのギアが入りきりません。

にも関わらず、大会中は「お前ぜってー必携品全部持ってねーだろ」と思わざるをえない選手もちらほら見かけました。

ひどい人だとPaaGo WorksのRUSH12で参加している選手も。

「え?でもちゃんと装備チェックあるんじゃないの?」と思った方も多いでしょう。

確かにスタート前に装備チェックはあるんですが、装備チェックを済ませたかどうかのチェックが実はありません。しかもスタート時は真夜中。

受付だけ済ませ、装備チェックをしないでもぬるっとスタートできてしまうんです。

この部分に関しては今後改善した方が良い気がします。

 

また、この大会では地図読み区間があることもあり、事前に試走する選手が多いようです。

確かに一度走っておくことで、気持ち的にも楽になるし、地図読み区間では圧倒的に早いスピードでクリアできるので、順位やタイムを狙いたい選手にとっては有効な手段と言えます。

でも僕は試走を絶対にしません。

なぜなら僕が山を走るようになったそもそもの理由が、僕の好きな旅と、山を走ったり歩いたりして長く移動することがとてもよく似ていたからです。

そして旅を好きな理由が、行ったことの無い場所に行き、見たことの無いものを見てみたいという思いからです。

つまり、山でも僕は行ったことの無い山へ行き、見たことの無い景色を見る方が、冒険的なワクワクを味わえるので、僕はレースやイベントでも絶対に試走はしません。

 

僕と同じ考えというとおこがましいですが、TJARのカメラマンとしてもおなじみの駒井さんや、「フリーソロ」でおなじみのAlex Honoldも、同じようなことを言っています。

もちろん大きな目標を達成する為には、最大限の準備が必要になりますし、万全の準備をすることが一流のスポーツマンであることは否定しません。

ただやっぱり、自分の可能性を引き上げる、あるいは限界を突破するような冒険をしたい時には、未知の部分が無いと面白く無いと思っています。

 

というわけで写真もなく内容もかなり真面目な回になってしまいましたが、次回は楽しく読んでもらえそうな台湾レースのお話!

なんならそれが書きたいが為にブログを再開したようなもんですからね。

レースのことはもちろん、旅行として行く台湾の魅力も綴っていきたいと思います。

 

それではまた!

See you soon!!